抵当権

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抵当権(ていとうけん)とは、非常に恐ろしい地縛霊の一種である。生霊であるという点が大きな特徴で、近代になってからあちこちで報告されている。

呪術と生霊[編集]

生霊は存命の人間の霊であるが、古くからその力は死霊にも劣らぬものとして恐れられてきた。それ故、しばしば人為的に生霊を作り出すということも行われた。平安時代には既に、公家社会において、他人に恨みを持つ者が自らの意思で執念を鬼と化して、対象者を呪うという儀式が存在したようである。そのなかでも「丑の刻参り」などは有名で、現代まで伝わっている。しかしこれは術者へのリスクが大きく、危険であるため、ほとんど用いられなかった。

抵当権のおこり[編集]

一方、民間においては、生霊を用いた呪術は宮廷社会とは別の方向に発展していった。特に室町時代以降、貨幣経済の発達とともに高利貸しがさかんになり、なかには非常に強欲な者も現れた。彼らは四六時中金のことばかり考えていたため、終いには強欲のあまり、無意識のうちに欲望が肉体を離れて鬼となり、金を返さない借主の家にとり憑いて悪事をなしたという。借主はこれを非常に恐れたから、後の高利貸しのなかには自らの意思で生霊となり借主の土地や家屋にとり憑いてやろうと考える者が多く現れて、時代が下るとともに儀式が確立して商人の間で密かに伝えられた。江戸幕府はこの力を大変恐れて、権力を持たぬように商人を士農工商の最下層に置いたといわれる。この儀式によって生じる生霊たる怨霊抵当権と言う。現在では、友達に金を借りるくらいなら憑かれることはまずないが、金融業者の多くにこの儀式が伝わっており、しかも近代以降もさらに強力な怨霊を生み出すための研究が秘密裏に続けられていたことが明らかとなった(後述)。恐ろしいことである。

もしもとり憑かれたら[編集]

生霊である抵当権は、土地、建物、自動車、船舶、立木など、さまざまな物体に憑依することができる。画像は立木にとり憑いた生霊の一例。

もしあなたの家に抵当権が憑いていたら、霊を退散させる最も手っ取り早い方法は、貸主に金を返すことである。金の恨みは海より深いのだ。これに懲りて、二度と借金をしようなどと考えないようにしよう。もしいつまでも金を返さなかったら、あなたの家は呪い潰されてしまうだろう。どうしようもない時は、うまく言いくるめて誰かに家を売り渡してしまうのも手である。そうすればあなたはもう、怨霊に怯える必要はない。幸いにも抵当権は家から離れては存在できないのである。しかし、間違ってもやけになって家を破壊したりしてはいけない。そんなことをすれば、行き場を失った霊が直接あなたに襲い掛かってくるだろう。

あるいは、もしあなたが騙されて、抵当権の憑いている家をもらったら、怨霊に「どうか出て行ってください」とひざまずいて丁寧にお願いし、十分なお供え物を差し出すしかない。もし運がよければ、怨霊は満足してすっかり消えてくれる。しかしお供え物の量が少ないと、逆鱗に触れて家を失うかもしれないという、諸刃の剣である。なお、この方法を用いる際に他の怨霊が憑いている場合は、彼らすべてに対しお願いをしないといけない。さもなくば、怨霊の怒りを買うだろう。

さらに恐ろしい霊[編集]

近年、金を返しても消滅せず延々と家にとり憑くという、従来のそれよりはるかに執念深い抵当権が確認されている。どうやら金融業者が長年裏で行っていた実験が戦後に実を結んだのではないかと専らのうわさである。これは、激しい恨みの塊と考えられているので抵当権と呼ばれている。

関連項目[編集]