安全第一ホールディングス

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安全第一ホールディングス株式会社
Anzen-Daiichi HD
種類 株式会社
本社所在地 106-6190
東京都港区六本木
設立 1994年4月1日
業種 総合建設、建築業
事業内容 ビル、住宅、ダム等公共建築物、道路など各種工事施工、企画
代表者 安藤全四郎
資本金 6,300,000,000(JPY
売上高 5,700,000,000,000(JPY
従業員数 230,000人(2007)
主要子会社 安全第一建設、安全第一ホーム
関係する人物 山口滋

安全第一ホールディングス(あんぜんだいいち-)とは、総合ゼネコン最大手・第一建設と住宅建築最大手・安全工務店が経営統合して1994年に発足したわが国最大の総合建設・建築業者である。

同グループの工事現場には「安全第一」の看板と企業マークである緑十字が表示される。作業員のヘルメットにももれなくこの表示がなされる。テラメント株式会社(日本を代表するコングロマリット)の、グループ会社のひとつ。

沿革[編集]

第一建設の歴史[編集]

1875年(明治8年)に、官公庁のレンガ建築化を推進するため、国内の有力工事請負業者9社を合併して発足。第一国立銀行などの呼称にならって社名を第一建設とする。その後、明治期に第二建設(大阪)、第三建設(京都)、第四建設(名古屋)などが設立されたが、1923年(大正12年)の関東大震災後の復興のため、第一建設に統合された。なお、小規模工事を扱った「第九建設」は第二〜第八が消滅したため、従業員たちは同じ語感の「大工」を名乗った。

1948年(昭和23年)に第一建設株式会社に社名変更。その後、戦後の高度成長期に主な高層ビル、高速道路新幹線の建設を手がける。

安全工務店の歴史[編集]

1804年(文化元年)に、三重県で寺社建築を手がける初代・安藤全吉が創業。1859年(安政6年)に江戸に進出し、安全組を名乗る。

1882年(明治15年)、個人住宅建築ブームに乗り、関東一円に営業網を広げる。1887年(明治20年)に同業各社を統合して近代的な住宅建築業者、安全工務店を発足させる。

1946年(昭和21年)、会社を再建させ「建売住宅」方式を導入して急速に成長。全国トップの住宅メーカーとなり、フランチャイズで各地の工務店を傘下に持つ。

経営統合[編集]

1993年に発生したゼネコン汚職による建設不況で第一建設の経営が悪化。業態を超え、安全工務店との経営統合で再建を図った。個人住宅から高層ビルまで手がける巨大建設メーカーが誕生し、資金増強により海外での大規模建設プロジェクトにも参画できる磐石の基盤を作った。

初代社長は第一建設社長だった清水間(しみず・はざま)。その後、安全第一ホーム(旧・安全工務店)社長の安藤全四郎に二代目社長を引き継いだ。2001年には、北海道の「熊鹿十羅内道路」(くましかとおらないどうろ)建設にからみ、石原衆院議員から糾弾を受け経営難に陥った道路建設株式会社を救済統合した。

特色[編集]

安全第一ホールディングス単体で工事を手がけることもあるものの、工事の多くは他者との提携となっている。これは古来、第一建設と安全工務店が双方とも、直接の現場仕事よりもむしろ資材や職人の手配や行政手続き、周辺対策などを手早く確実に進め、実際に働く職人達が安心して工事ができる現場を作り出す「裏方」的仕事を最も得意としてきたことに関係している。

建設技術が急速に発達し、しばしば最新技術を用いた高度で複雑な工法が多用されるようになった現在、職域を広げすぎた安全第一ホールディングスはそれらを追いかけることが困難となり、結果として最先端の技術から取り残されることとなった。同時に建設業界では、企業ごとに得意分野を持ち寄って協力しあうことが珍しくなくなったことや、市民意識の向上や行政手続きの複雑化から「裏方」仕事そのものが非常に難しくなり、それを処理できる同社が大いに頼られるようになったのである。

もちろん、安全第一ホールディングス自身が現場を手がけることも多く、建設技術を持たないわけではない。だがそれらが小規模の、在来的な工法を用いたものが中心になっていることは事実である。

一企業である安全第一ホールディングだが、同社のCIを標したヘルメットやステッカーがなぜか販売されている。それほど、同グループの建設業界に対する影響が大きいと思われる。

こうして多くの現場に関わるようになった同社は、現在の建設業界にとってなくてはならない存在となっている。

関連項目[編集]

Wikipedia
ウィキペディア専門家気取りたちも「安全第一ホールディングス」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。