多重派遣

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多重派遣(たじゅうはけん)とは、どれだけの組織(主に会社)をまたいだ人材派遣が行えるかを競うエクストリームスポーツ日本では非常に盛んであるが、国際的な多重派遣のニーズ増加に応えてエクストリームスポーツ化された。オリンピック公式競技に採用されるのも時間の問題と言われている。

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概要[編集]

1990年代から始められ、現在は派遣元会社部門派遣先プロジェクト部門に分かれて開催される。なお2005年までは「最終派遣先会社部門」も開催されていたが、経団連から「多重派遣を事務的に受け入れる事しかやっていない経団連加盟会社が毎年表彰されるのは忍びない。派遣元会社部門と派遣先プロジェクト部門に開催資金を集中して欲しい」との強い要望とお察し下さいを受け、最終派遣先会社部門は現在は廃止されている。

いずれの部門とも、多重派遣を行ったor入ってきたメンバーの人数と、派遣の多重度によって基礎ポイントを出し、これに数々のボーナスポイントが加減乗除算されたトータルポイントで競われる。

他のメジャーなエクストリームスポーツと異なり、予選・決勝ラウンドは無く、毎年年度末に、全国津々浦々の団体が一発勝負で年間総合ポイントを競う形で勝敗が決定される。但し後述の基礎ポイントが以下の得点に満たない場合、競技に参加する事は出来ない。

  • 派遣元会社部門:1200ポイント
  • 派遣先プロジェクト部門:120ポイント

つまり「どうしても要員が見つからなかったので仕方なくちょっとだけ・・・」というレベルの会社・プロジェクトまで競技に参加してしまい、審判員の無駄な稼動が発生する事を抑える仕組みが考慮されている。

参加資格[編集]

以下の通り。

派遣元会社部門[編集]

  • 派遣メンバーが、自社で「自分専用」の作業机を持っていないこと。つまり自社で常時作業できない環境が整備されていれば良く、「本社はマンションの一室であるソフトウェア会社」はほぼこの参加資格を満たす。複数人で共有する「帰社メンバー共用机」はあっても可。

派遣先プロジェクト部門[編集]

  • プロジェクトメンバーの8割以上が、「自分専用」の作業机を持っており、かつ派遣先プロジェクトからさらに先の現場に派遣されないこと。
  • 該当プロジェクトの1つ先には、システム開発などの「プロジェクト」を発注する顧客しか居ない事。つまり人を仕入れて人を売るだけの中間搾取会社はこの部門に参加する事はできない。なお過去に行われていた「最終派遣先会社部門」の参加資格もほぼ同等の資格要件となっていた。

得点[編集]

各部門共通ルール[編集]

  • 基礎ポイントは多重派遣メンバー1人あたりの多重度および多重派遣月数の合計値となる。すなわち、「二重派遣が3人、三重派遣が5人居る状態で3ヶ月多重派遣した」ケースでは、[2×3+3×5]×3=63ポイントとなる。
  • さらに会社間の派遣契約自体が多重であった場合、派遣契約の多重度およびに応じて以下の通り契約ボーナスポイントが毎月加算される。
    • 二重:1人あたり1点 / 三重:1人あたり3点 / 四重以上:1人あたり「多重度の1.5倍(小数点以下切り上げ)」(例:五重の場合、1人あたり8点加算)
      • 通常、多重派遣の中の派遣契約数は0ないし1であるため、契約ボーナスポイントを稼ぐ猛者はあまり現れない。多重「派遣」なのに派遣契約は自体は多重でないことに違和感を感じる人は審判員になれないので注意しよう。

派遣元会社部門[編集]

上述の基礎ポイントと契約ボーナスポイントに加え、以下の条件でポイントの加減乗除算が行われる。

  • 派遣元会社の契約単価と、最終派遣先における契約単価の差異:月25万円/1人ごとに+5点
  • 派遣元会社の契約単価:50万~60万/月:+1点、40万~50万/月:+3点、30万~40万/月:+6点、30万未満/月:+10点、無償:+50点
    • これは「派遣元会社が、1つ先の派遣会社と契約している単価」のことなので、派遣要員が受け取る給与金額ではない事に注意されたい。ちなみにどんな会社でも売上の半分弱以上は会社経費として持っていかれるのが常。
  • 経歴詐称:1人あたり+10点×人数。ただし途中で経歴詐称がばれた場合-100点。
  • 多重度詐称:ごまかした多重度1ポイントあたり+3点×人数が加算。ただし途中で詐称がばれた場合、加算ポイント没収。
  • 勤怠データ作成枚数:12枚(1人×1年分)あたり+1点
  • 個人事業主の活用や再委託の禁止を謳っているプロジェクトに投入させる:ボーナスポイント30%増し。ただしバレたら増加分没収。
  • 月の途中で派遣切りに遭う:そのまま自社要員としても切った場合、1人あたり+50点が加算。残した場合は1人あたり+3点のみ加算。
  • 途中で派遣メンバーがエクストリーム・ニートに参戦:1人あたり-50点。
  • 途中で派遣メンバーが過労で倒れる:1人あたり+50点。過労死した場合さらに+200点が加算。
  • 給料の遅配が発生:人数×10点が毎月加算。
  • 派遣禁止業務に対して多重派遣を行う:獲得ポイント3倍
  • 社会保険料をごまかす:1人あたり+10点
  • 競技期間中にお役所から指摘を受ける:無視して多重派遣を強行した場合、それまでの獲得ポイントが2倍。逆に多重派遣是正に動いた場合、結果に応じて以下の通りポイントが乗除算される。
    • 最終派遣先との直接契約に切り替える:それまでの獲得ポイントが3分の1になる。
    • 派遣以外のサービスに手を出す:獲得ポイント全没収
    • 動いたけどあきらめた:獲得ポイントの2割没収
    • 動くフリをしただけ:獲得ポイント1.2倍(但し、「フリをしただけ」という証跡提出義務有)
    • フリを見破られ、さらに業務停止命令を受ける:獲得ポイント5倍

派遣先プロジェクト部門[編集]

こちらも上述の基礎ポイントと契約ボーナスポイントに加え、以下の条件でポイントの加減乗除算が行われる。

  • 自社の名刺(ニセ名刺)を持たせる:1人あたり+3点。さらにプロジェクトの発注元(顧客)にニセ名刺を提示した場合、以下の通りポイントが加算される。
    • 担当者レベル(ヒラ社員~課長補佐クラス)に提示:1枚あたり2点*多重度
    • 課長レベル:1枚あたり5点×多重度
    • 部長レベル:1枚あたり10点×多重度
    • 役員クラス:1枚あたり30点×多重度
    • 社長・会長:1枚あたり100点×多重度
  • 自社の一次下請け会社(顧客から見た場合、二次請け)の責任者として扱う:+10点が毎月加算
  • 先進国以外からの外国人を迎え入れる:1人あたり+1点が毎月加算
  • 怪しい団体に所属している人を受け入れる:1人あたり3~50点が毎月加算。なお加算ポイントは審判員が総合的に判断して決定する。
  • 経歴詐称を見破る:1人あたり+30点
  • 多重度詐称を見破る:1人あたり+50点
  • 多重派遣メンバーが原因の情報漏えい事件を起こす:獲得ポイントは全没収されるが、代わりにエクストリーム・謝罪への挑戦権を取得できる。
  • 会社が家宅捜索を受ける:内容・経緯・結果に応じて審判団がボーナスポイントを査定し、加算(-100点~無制限)

基礎ポイントと上述の全てのボーナスポイントの加減乗除算結果に対して、多重派遣メンバー数のプロジェクト占有率(パーセンテージ)を掛け合わせた値が最終ポイントとなる。

イベント[編集]

競技の中でいくつかのイベントが用意されている。

多重派遣先における業務風景。支給された共用PCを7人で分けあって使っている。

帰社日[編集]

派遣元会社部門において、月1回程度の頻度で行われるイベント。多重派遣中のメンバーが本当の所属会社のオフィスに戻り、上司から有り難い洗脳説教を拝受する。派遣先プロジェクト側は該当日に無理やり「設計レビュー」などの重要イベントを割り込ませて、このイベントを妨害することが出来る。イベント結果に応じて審判団が採点する。

リクルート用写真撮影[編集]

派遣元会社部門において年1回行われるイベント。自社の採用活動用ホームページに載せるために「素晴らしい社員達と充実した仕事風景」を撮影する。もちろん撮影場所は派遣先会社のオフィスである。派遣先プロジェクト部門側は「機密情報保護契約違反」をちらつかせてこのイベントを妨害することが可能である。写真の出来栄えを審判団が採点する。

過去の名プレイヤー達[編集]

歴史が比較的浅いため、勝負事例もまださほど多くないが、過去の主な名プレイヤー達を以下に挙げる。

グッドウィル
多重度ポイントはさほど多くないが、データ装備費という名の上前撥ねる、派遣禁止業務への派遣、警察による家宅捜索、遂には業務停止命令の受領など、ボーナスポイントで荒稼ぎした長距離ヒッター。2008年度では最優秀派遣元会社部門賞を受賞した。
東京電力
2011年の原発事故の後始末のために8重派遣を受け入れていたことが判明。エクストリーム・謝罪の名プレイヤーは多重派遣受け入れプレイヤーとしても優秀であることを示すエピソード。一人あたり発注金額10万円のうち93%が893のフロント企業に吸収され、最終的には労働者に渡る賃金が7%になるという快挙を達成した。

関連項目[編集]


この項目はたくさんの人達の犠牲によって出来ました。どうか皆さんは、このような悲劇を二度と繰り返さないためにも加筆してください。どうかよろしくお願いします。 (Portal:スタブ)