坊っちゃん列車

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坊っちゃん列車(ぼっちゃんれっしゃ)とは、松山市伊予鉄道松山市内線で運転されている列車である。軌道線としては珍しい特急列車である。

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明治時代の坊っちゃん列車[編集]

明治時代の坊っちゃん列車。むさ苦しい「男の列車」だった。

本来坊っちゃん列車と言われていた列車は、1887年に設立された伊予鉄道が田舎初の鉄道路線として松山魚死体置場間を開通させた際に運行されていた列車である。当時は男尊女卑の風潮が強く、列車は全車両男性専用車だったため坊っちゃん列車と呼ばれるようになった。「マッチ箱のような汽車」とも呼ばれたが、これは当時から松山での交通マナーが相当悪く(現在でも伊予の早曲がりと言う必殺技が伝承されている)馬車との衝突事故が多発しており、事故の際にこの列車の構造上の欠陥が原因でしばしば機関車の火が木製の客車に燃え移り炎上していたため、燃えやすいこの列車がマッチ箱に例えられていたことによる。このことは夏目漱石作の当時の大人気小説である『無鉄砲教師びんびん物語』で書かれ一躍全国的に有名になった。太平洋戦争後、危険なこの列車はディーゼル機関車に置き換えられ運行を終了している。つまりこの燃えやすく危険な列車は実に50年以上使われていたのである。

現在の坊っちゃん列車[編集]

現在は、伊予鉄道により松山市内線で復元運行されている。外見は明治時代の坊っちゃん列車そのままの蒸気機関車だが、実際はディーゼルハイブリット機関車である。いくら復元といえども、危険な列車をそのまま復元するわけにはいかなかったからである。集電方式は蒸気機関車らしく見せるため工夫が凝らされている。通常は機関車のパンタグラフは下げられた状態になっており、蒸気機関車に見える。集電は交差点の手前で走行中にパンタグラフを上げて行い、電力は機関車内の蓄電池に蓄えられる。交差点通過後パンタグラフを降ろし、次の交差点までは蓄電池内の電力で走行する。この集電方式のため、走行中は電力消費を抑える必要があるのでかなりの低速で走行する。
また、伊予鉄道の列車では唯一通過駅のある列車であり、特急列車として運行される。乗車には特急券が必要である。

使用車両[編集]

現在の編成[編集]

動力車 E1形、E2形 14
動力車はE1、E2形の二種が存在し、前者はレトロ列車としては珍しい前室二階建て構造である。E2形はデジタルATCを装備しており、将来的には四国新幹線に乗り入れて札幌まで運行される予定となっている。
付随車 ハ1形 1・2、ハ31形 31
前述の通り、マッチ箱のような短い15m級の客車で、窓も全開可能なレトロ感あふれるデザインだが、台車は350キロ運転に耐えうる構造となっている。往年のようにデッキの手すりにぶらさがり、車外にはみ出して乗車することも一応可能である。乗客は服装に要注意。飛びやすいものやとがったものを露出させて乗車することは禁じられている。

かつて使用されていた車両[編集]

  • 寝台客車:ハネ22形 1
    • あまりにも運行距離が短いので寝る余裕も無く意味が無いとされ廃車。現在車両はマンガ喫茶として使用されている。
  • 活魚車:ナ11形
    • 明治時代の列車を復元するためとはいえあまりにも生臭かったので廃車。

関連項目[編集]