名もなき島

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「どうして、最新作は敵キャラ的品質になったのかなあ?」
名もなき島 について、レナ

名もなき島(なもなきしま)とは、名もなき爆走隊が制作したストーリーなき名作フリーゲーム戦史である。

名も無き島で[編集]

名もなき島は2005年、南淡町で内戦を煽っていたあべっちという淡路島爆走隊の勇者により創造された島だ。この「地図にも載っていない小さな」アジア大陸的面積の島は創造当初こそ平和だったが、どこからともなく名もなき魔王が現れたので、サリア村の名もなき村長が自分の座を明け渡すことを条件に、魔王を倒してくれる勇者を募った。すると、ホルスという無名の村の少年も呼び掛けに応じた。銀行も店も支援してくれない中での旅立ちだった。

ホルスは訓練のために早速竹刀を武器代わりにしてジスコ草原に繰り出した。そして、50m進んだところで、シェコという女剣士が現れ、あっさりと主役の座を奪い取られた。ホルスはその後も何とか存在感を示そうと、様々なスキルを習得したが、貢がないと呪う盲目修道女のクレア、偽カリスマ娘リース、盗賊剣士レイシア剣士?)が加わって女だけのパーティーが組めるようになると、あっさりと名もなき存在にされた。

その後も男の方が多く仲間に加わったが、よほどのことが無い限り、男はサリア村から出ようとせず、幽霊船長などとの辛くて苦しい戦闘を女たちに任せて経験値だけを全自動で受け取っていた。特に龍の谷ではアルテナというどこかで聞いた名前の竜騎士女を勧誘する時だけホルスが出撃し、「少しぐらい前に出てきなさい」という感情を引き出して仲間にした。男が前面に出てきたのは、雪山で氷の女王に凍りつかされる時だけだったという。そのような男たちに対して、時々現れる謎の女剣士は遠慮なく「うるさい」と斬りつけ、ひったくり謎の老人は9割の金をむせびとり、通り魔は遠慮なく刺し、商人は偽物を売りつけた。

男たちが彼らにやりたい放題され、行動を自粛している最中にも、男の2倍以上行動していた女たちは魔王をくるるんと打倒した。すっかり名もなき存在となっていたホルスは、魔王討伐を聞くや成果を独り占めしようと真っ先に村長の下に駆け寄り、「僕が一人で魔王を倒した。僕はだ」と言って村長の座を戴こうとした。しかし、村長はその嘘をあっさり見抜き、「実は儂が真の魔王なのじゃ」と言って真の姿をばらし、「ホルスの奴め、名もなき島で名のある存在になろうとするとはけしからん!」と怒鳴って、ホルス一行を街の人々と共に島から名もなき大陸へと追放した。レベル5000のホルスが彼らの攻撃を撃退したというのは、あくまで約束の地に伝わる伝説に過ぎない。

名もなき大陸のタクティクス[編集]

ホルス一行が大陸に辿り着いたちょうどその頃、名もなき島の属地でもあった名もなき大陸の名もなき国では、王位の後継者争いが激化していた。ホルス一行は跡継ぎ争いの一方に加担し、見事なシミュレーションRPGタクティクスで自分が擁立していた名もなき後継者をも殺し、1年もしない内に大ホルス帝国を建国した。ホルスは一緒に島より追放された仲間たちを正式名なき大臣に任命した。

しかし、村人集団に過ぎなかったホルス一行に国の政治などできるはずもなかったので、統治は大いに混乱し、新帝国には悪徳役人や山賊団が跋扈した。そこで、一介の領主に過ぎなかったラルスが妹のリーヴェに反乱部隊を組織するよう命じ、山賊の村へ一人放置した。リーヴェは途方に暮れたが、そこでリリアという名の自称お姫様ご一行に出会い、リリリ同盟を結成して逆襲に出た。

リリリ同盟はその宣伝力でたちまち力を強めたが、寛大にも真の主君がラルスであることを告げるのも忘れなかった。なので、リーヴェでなくラルスに謝罪して前線から退場する者まで現れた。王宮から出ようとしないホルスの王妃となったシェコは叛乱の動きを察知してヴェリアス城のリーヴェを急襲して追い詰めたが、あと一歩という所で、「ホルス様がまた浮気しています!」という報告が入ったので撤退し、事なきを得た。

リリリ同盟はたちまち力をつけ、自称「伝説の魔道師」デラなどホルスの臣下たちを続々と撃破、部下となっていたアルテナ、クレア、浮気で激昂するシェコも楽々と撃破し、ホルスの下に迫った。いよいよ自らを神と崇めさせるようになっていたホルスは1年ぶりの実戦に出るために、全ダメージを無効化してくれる聖剣サリアだけを頼りに出撃したが、リナというスレイヤーズ少女が勇者の剣から月光を発すると一撃で全ダメージを受けて降伏した。リーヴェ、リリア、リナのリリリリ同盟が勝利した栄光の瞬間だった。

これまで本拠地に籠って何の戦闘訓練もしていなかったラルスは、お兄ちゃん思いの優しいリーヴェから王位を譲ってもらい、王になった。ホルスはラルスに対して、「何だ、君も僕と同じくNormalな存在だったのか。Hardな人間じゃなかったんだね」と言い残してどこかへ消えた。

戦士たちの回想[編集]

「くっくっく」
名もなき島 について、シリウス
「俺、中途半端王だよ」
名もなき島 について、ヨシュア
「炎の皇帝などただの…飾り」
名もなき島 について、レイドゥル
「僕は光でバリアを貼れるのにスルーされた」
名もなき島 について、テイル
「うぐっ!鎧だけの男には頼らぬってか!」
名もなき島 について、ライオス
「名モナキ島ハ死ナナイ。イヤ、続編ハ死ンデイルノカ…」
名もなき島 について、ぼ~ん
「ちくしょう!次こそ必ず雇われてみせる!」
名もなき島 について、カイト
「すいません。男は黙って退きます」
名もなき島 について、ロルト
「もうっ!ジリディル寝てばかりで信用できない!」
名もなき島 について、シトフィア
「王座の果実だけ掬おうとはラルスもホルスも見事…だ…」
名もなき島 について、アイシス
「女に戦闘を任せる罪深き男たちに裁きを…」
名もなき島 について、クレア
「クレア様、なぜ私を強制動員した後本気を出さなかったのです…」
名もなき島 について、ブルース
「ごめんなさい、私もうリリリリ同盟の発想についていけない…」
名もなき島 について、リナ

豊富な名もなき二次創作[編集]

この名もなき島タクティクスの発表後、創作者のあべっちは名もなき存在となって電子上から失踪してしまった。それと同時に各種の二次創作品も名もなき存在となってしまった。

名もなき島シリーズはやがてフリーゲームの名作と看做されるようになったが、プレーヤーの数は年と共に減少していった。これを阻止するために、タクティクス付属のエディターを武器に、名無しさんが跋扈するどこかの空間で数々の二次創作が相当数制作された。これらの概要についてはこちら[1]をみてほしい。

その中でもとくに秀逸だったのは、「ホルスNormal」というものだった。これは王位を追われたホルスが、かつての仲間を伴ってラルスに復讐するという内容である。プレーヤーからしつこい要望を搭載させながら何十回も修正を重ねた代物だけに、「これを基礎にしてもう一度二次創作した~い」と思う者が多数現れた。

しかし、ホルス編の名もなき作者はそうした二次創作権を厳しく否定するばかりだった。そのため、二次創作の進行は大きく停滞している。この作者は「二次創作する者は、自己の作品が再度二次創作されることに寛容でなければならない」という原則に無自覚らしい。素直に受け入れていれば、まだホルス編を基にした新作を「大ラルス帝国」とかを建国した狂人とは別の人が出していたかもしれないのに。

帰ってきた作者[編集]

上の経緯を知ってか知らずか、原作者のあべっちは2012年、自分が破棄したタクティクスの二次創作品を再公開することなく、再度ホームページ[2]を立ち上げ、「名もなき島2」という新作を公開した。多くがその復活に大いに期待した。

しかし、その新作はたいへんな劣化コピーだった。クリックボタンを押し続けるだけで簡単に勝負がつく程度のものだったからだ。「伝説と呼ばれたゲームの新作が、なぜこうも中途半端な出来なのか」と光の剣を持つ多くのゲーマーは感じ、やはり「名もなき存在」であり続けた方が良かったという感想を送ったという。

関連項目[編集]