人類が滅亡するその日まで放送

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人類が滅亡するその日まで放送(じんるい-めつぼう-ひ-ほうそう)は、主にアニメなどの創作物において見られる現象、あるいは法則である。しかし、実際には起こりそうもないものである(後述)。

概要[編集]

創作物の中においては「世界滅亡」はもはやありふれた状況である[1]。その中でも世界に放送、あるいはそれに類似したメディアが存在する場合がある。

その場合、創作物の中においてはそれらメディアは滅亡による攻撃を受けず、そしてメディアの中の人は避難せずに放送を続け、結果創作物の終了までメディアが継続して放送される現象、あるいは法則をさす。

作品[編集]

創作物の中でも近未来や現実と少々異なる現代を舞台としたものによく見られる。これは放送などのメディアが存在することが多く、当然メディアの中の人も強化が可能であるからである。実例を挙げると、手塚治虫の『火の鳥』では、地底都市のうち二つ(日本っぽい都市とロシアっぽい都市)が互いにスパイを送り込んで水爆を仕掛け、それが互いの国で発見されたことを報道した瞬間に水爆が大爆発、同時になんかよくわからんが残りの三大地底都市も相次いで爆発し人類は滅亡した。とまあこんな感じである。

また、ほとんどの場合世界滅亡は主人公の行動により回避される[2]ため、真の意味でのこの結果にはならないため、半ば法則となっている。

なお、リアリティを追求する場合は作品半ばで電力停止及び放送設備等の壊滅などで放送は中断、あるいは終了させられ、この状況は発生しない。

発生条件[編集]

この現象の発生する条件として、以下のものがあげられる。

放送などのメディアが世界滅亡が始まるまでに存在すること
メディアがない場合、この現象は起こりようがない。無論、世界滅亡中に発生、と言うことも考えられるが、そのような奇抜な手段の理由付けは一流の作家でも難しく、これを可能にするのは超一流の作家、あるいはそうではない人であろう。
人類滅亡の根源が紳士的
特に人類滅亡の原因になるものが宇宙人あるいは魔王などの生物の場合、通常は目に付きやすい施設[3]から破壊するわけであるが、この状況を発生させる場合なぜか放送メディアを壊滅に追い込まない。これは誰も気にしないことであるが、実は彼らなりの考えがある(例:滅亡させた後で自分たちの政権のために使うなど)のか、書き手側の都合があるのかは作品の上っ面を読むだけではうかがい知ることは出来ない。

注意[編集]

実際にはこのような状況は存在しない。理由としては上の理由の逆であり、人類滅亡の際、目標を選ぶということは少なく[4]とりあえず目立つ建物を無差別に破壊するということを行う。そのため、放送は設備破壊、あるいは電力不足により凍結、あるいは終了する。怪獣映画で幾度と無く東京タワーがぶち壊されたことを考えればわかりやすいだろう。

また、放送を行う側の中の人も弱い人間であるため、避難を余儀なくされ、放送が凍結される。

その他での現象[編集]

この現象は放送等のみではなく、ほかのメディアでも発生することがある。その理由としては、放送が存在せず、それを代替するメディアがある[5]場合、それが放送の代わりとなり、同様の状況を発生させることが可能である。

また、放送が存在せず、印刷物中心の世界である場合、これは放送よりも容易に発生させることが出来る。印刷機を小型化させれば避難していても印刷は可能である。

まとめ[編集]

この現象は通常、作者の手抜きととられても仕方のない状況であり、むやみに使うものではない。しかし、この状況をうまく使うことにより、創作物は面白くなるため、使いたがる人間は多い。

しかし、放送途絶をきちんと記述するほうが難しいものの、はるかに面白い物が書けるはずである。まったく、嘆かわしいことである。

脚注[編集]

  1. ^ その作者として加筆者が挙げるのは菊池たけしである。
  2. ^ 筒井康隆いわく小松左京は本気で世界を滅亡させるが、この人は例外である。
  3. ^ 通常放送には電波を発信するための巨大なアンテナがあり、放送番組を製作する建物は大きな建物である[要出典]。さらに放送を支えるためには電力が必要であるが、発電所は一般的には巨大な建造物である。
  4. ^ 通常人類を滅ぼすほどの技術と体力を持つ生命体の場合、通常は人類の設備などは使う必要はないのである。ただし、知的に乗っ取る生命体の場合、その限りではないのだが。
  5. ^ たとえばインターネットに似たシステムが存在する、もしくは人類以外の生物を使ったテレパシー通信、電話網を使った遠距離通話システムなど。

関連項目[編集]