五島勉

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五島 勉(ごとう べん、1929年11月17日 - )は、日本史上最大のペテン師であり、なおかつ小説家である。彼の書いた代表的フィクション小説として、「ノストラダムスの大予言」がある。

[編集] 彼の才能

五島勉が「史上最大のペテン師」と呼ばれる理由は、調査をろくにせず創作だらけの内容―すなわちフィクション小説のはずの「ノストラダムスの大予言」を、なぜか「事実ないし予言が記されている書物」と数百万もの日本人に信じ込ませ、日本に「ノストラダムス」旋風を巻き起こさせる事に成功したからである。

これは日本における終末思想を強めることに繋がり、挙句にはオウム真理教の騒動にまで拡大した。

さて、なぜそのようなことが可能になったかといえば、当時の日本人はノストラダムスの出生地であるフランスに関する知識を多く有しておらず、更に日本人が過去のことを忘れやすい体質であるため、そのため支離滅裂かつ捏造した事を書いたとしても読者からそれが疑われにくい状況であったこと、そして当時の日本は公害問題が深刻化しつつあり、高度経済成長期も終わった事から先行きが不安視される社会的風潮ができつつあり、小松左京の「日本沈没」がヒットを収めるなど「終末思想」を受け入れる地盤ができていたためであるが、それ以上に五島勉の文才によるところも大きい。それは以下のようなものである。

自分で作った話にボケ、ツッコミをする手法
自分で書いた話に対し、読者が疑問に持ちそうなことを先に自ら突っ込んだりすることで、読者からの疑問提起が起こらないように仕掛けた。
話題を読者の知らないうちに別の方向へ変える
読者の興味の引きそうな言葉を出した後、それに関して語るのかと思ったら、その語り法で話題を別のほうに変えてしまい、数十から百数十ページ後にその話題をようやく取り上げる手法を用いて、書籍へ読者を引き込ませるようにした。
参考書籍を書き並べて、信憑性を上げる
巻末その他に参考書籍を多く載せ、真実味のある文章に仕立てた。実際には彼はフランス語さえもよく理解できておらず、創作によって様々な内容を水増しせざる得なかった(その結果、「ノストラダムスの予言集」の別称である「百詩篇集」を「諸世紀」と誤訳したりもした)が、その部分をこの手法によりうまく誤魔化した。
僅かな資料を、数十ページにも渡って研究する
アルベルト・アインシュタインの「第三次世界大戦は何の兵器で行われるかわからないが、第四次世界大戦は石と棍棒の戦いになる」という核兵器保有に対する数行の警告文を「予言」と捉え、20ページ余り上記の手法で解説したりした。
どのような書物でも、予言書とする
ある書籍では「聖徳太子の予言書」なるものがあると伝えられたが、実際には肝心のその書物の内容が紹介されず、「太平記」その他の文章を予言書に仕立て上げ、本の形にした。上記のアインシュタインの他には、アドルフ・ヒトラーの「我が闘争」や「古事記」、「イソップ物語」を予言書に仕立てた。彼の文才であれば、どのような文章からも「予言」が汲み取れるのである。
密かにノストラダムス関係の話題を減らして行き、別の予言へ移行する
ノストラダムスの予言を日本でブームにした人物にもかかわらず、期限である1999年7月が近づくにつれて、上記のような別の予言書を多く出すようにし、「下手な鉄砲数撃てばあたる」の原理で1999年に浴びるであろう非難を巧みに避けた。オウム真理教の騒動の原因になったと指摘された際にも、同じくこの手で紛らわした。

[編集] 関連項目


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