中二病でも恋がしたい!

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中二病でも恋がしたい!(ちゅうにびょうでもこいがしたい!)とは、「中二病」という特性ゆえに社会から偏見の対象となっている人々の生きざまを描いた小説、およびそれを原作とするアニメである。本作は、原作とアニメ版で大きく内容が異なっているが、本項目では特に断りがない限りアニメ版について記述する。厚生労働省後援・日本中二病学会推薦作品。

概要[編集]

本作は、中二病に対する理解の促進および偏見の払拭を目的として、日本中二病学会の全面協力のもとで作成された。本作には境遇の異なる4人の中二病患者が登場するが、これは中二病の容態は環境資産そして周囲の理解によって多種多様に変化することを理解してもらうという狙いがある。

自分の中二病はすでに治癒したと思い込んでいる高校生、富樫勇太が、中二病患者の小鳥遊六花、凸守早苗、丹生谷森夏と出会い、日本で初となる中二病患者の自助団体「極東魔術昼寝結社の夏」を立ち上げ、苦難と迫害を乗り越えながら社会の荒波に立ち向かっていくという筋書きである。第2期からは、団体の名声を聞きつけた七宮智音も新たな協力者として登場する。

学園モノであるにも関わらず、メイン・サブを問わず富樫以外の男子が全くといって良いほど登場せず、唯一サブキャラで登場していた一色誠も第2期では完全にモブキャラ化したため一見して誤解されやすいが、決してハーレム系の作品ではなく、富樫と六花、凸守と丹生谷といった中二病患者同士のそれぞれの恋愛に主眼が置かれた作品である。この点、タイトルに偽りはなく逆に主要人物の中で唯一中二病患者ではない五月七日くみんは(一色から一方的に求愛されている以外は)自ら他のキャラと恋仲になることはない。

登場人物[編集]

本作の登場人物は、実際の中二病患者が置かれている様々な状態、症例等を象徴するものとなっている。これらは日本中二病学会が有する膨大な症例データの中から、特に顕著なものを抽出し、題材として取り上げたものである。

富樫勇太[編集]

患者の状態:過去の記憶に囚われて病状を受け入れられない。

自分は中二病ではないと頑なに信じている少年。自分自身の過去のトラウマから中二病に対して否定的な感情を抱いていたが、六花との出会いを通して中二病を一つの個性として受け入れていく。初期には過去の記憶が蘇って悶え苦しむなどの描写があったものの、その後比較的早い段階で自身の中二病と向き合っており、そのためか同じく中二病を受け入れていない丹生谷と比較して精神的には安定しているように見える。

小鳥遊六花[編集]

患者の状態:家族の理解が乏しい。

本作のメインヒロインである中二病の少女。富樫勇太らと共に日本で初の中二病患者の自助組織「極東魔術昼寝結社の夏」を設立する。父を失ったことのショックから中二病を発症したが、今度はその中二病故に家族から孤立してしまい、二重の苦しみを背負うことになってしまった。中二病と家族をめぐる心の葛藤が第1期後半の大きなテーマとなっている。家族に受け入れられようと、一度は表向きだけでも中二病を隠し通す努力をしたものの、この時点で中二病を受け入れた富樫から無理をしないことを学び、再び元に戻った。当初はどこか暗い雰囲気が漂っていたが、こうした良き理解者との出会いもあり第2期ではかなり荒ぶった言動を見せるようになった。

丹生谷森夏[編集]

患者の状態:中二病を個性として活かすことに成功している。ただし病状は受け入れていない。

富樫同様、中二病を受け入れていない中二病の少女。表向きはリア充を装い、またリア充であることを生きがいにしている。リア充っぽいという理由でチア部に入部したものの、自分の中の中二病との折り合いが付かなくなり退部(表向きの理由は「上下関係に疲れた」)。その後、中二病ゆえの表現力を買われて演劇部に入部し、その結果さまざまな姿の森夏を、視聴者に提供することができるようになった。本人が認めていないにもかかわらず、ある意味中二病という特性を最も活かすことに成功しているキャラクターであり「中二病は個性である」という本作のテーマを体現している存在であると言える。またかつて自らをモリサマーと名乗り、少なくとも数百ページに渡るとみられる文量で愛の言葉を説き続けるなど、著述者としても優れており強烈な信奉者(凸守)を生み出した。その一方、富樫以上の激しいフラッシュバックに苛まれており、過去の黒歴史を思い出すたびに、どんな場所であろうと棒になって転がり続けるという独特の動きを見せる。

彼女の秘密を知る凸守は天敵であったが、その凸守の存在が彼女が中二病と向き合うきっかけになった。

凸守早苗[編集]

患者の状態:比較的、環境に恵まれている。

おでことツインテールが特徴的な中二病患者。他のメンバーと違い中二病に否定的でもなければトラウマを抱えているわけでもない。家は資産家であるが、それだけでなく家族の理解にも恵まれていると推測される。環境に恵まれた中二病患者である。

丹生谷森夏=モリサマーの信奉者である。表向きは丹生谷を認めておらず偽物扱いしているが、彼女の目の前で彼女がかつて記した愛の言葉を説き続けることで、彼女が中二病(モリサマー)を受け入れることを誰よりも願っている。作中の描写から、妄想力はメンバーの中で最も高いと思われる。

そうした愛の言葉が伝わったのか、丹生谷と凸守は、1期2期を通して登場人物の中で唯一キスを果たした仲となった。

五月七日くみん[編集]

主人公たちの先輩。団体が表向きの活動を偽装するために必要不可欠な人間であり、メンバーは全員彼女に頭が上がらない…はずである。メンバーの中で唯一中二病ではない。

実は世界でも戦えるレベルの能力を秘めていることが第2期で判明した。

一色誠[編集]

富樫の友人。初期以外ほとんどモブキャラだが、彼が中二病でないとは一言も明言されていない。その言動から、妄想力ではむしろメンバーを凌いでいる可能性すらある。第二期では誰からも期待されていないにも関わらず生徒会長に立候補して爆死するなどますます不憫な目に合っている。一般人の振りをして軽音楽部などに入ろうとせず、おとなしくメンバーに加わっていれば彼ももう少しマシな方向に持って行けたのではないだろうか。くみんもいるし。

九十九七瀬[編集]

主人公たちのクラスの担任にして団体の顧問。団体に居場所を与える代わりに、彼らをこき使って部屋やプールの掃除などをさせている。 なお、実は17歳である(おいおい)

七宮智音[編集]

第二期から登場した中二病患者。主人公たちとは別の学校に通っている。凸守同様、純粋無垢な中二病患者だが家庭の状況などは一切不明。魔法少女を気取っているが、その様子はどう見ても昭和のアニメのノリであり彼女が何に影響を受けてこうなったのかは色々と気になるところである。

用語[編集]

中二病[編集]

本作のキーワードとなる特性。本来、中学二年生くらいの児童にしばしば見られるというが、本作はあくまで「高校生になっても中二病が治癒しなかった、あるいは再発した」、ある意味「重篤な」人々について描いた作品なので、誤解してはいけない。その定義については様々なものがあり、冒頭において「英語の原書を読み始める」「コーヒーのブラックを飲みたがる」といった様態が示されるが、そういった「軽度の」中二病については作中では一切、触れられることはない。

妄想力[編集]

第二期8話で初めて明言された中二病患者の能力のひとつ。この妄想力が高いほど重度の中二病と判断される。たいていの場合、社会生活において不適合を起こす原因となるが、一方で創作や芸術の分野で活躍することが期待できる能力でもある。

極東魔術昼寝結社の夏[編集]

小鳥遊六花らによって結成された、日本で初めての中二病患者の自助団体。本作の主要な舞台である。

不可視境界線[編集]

この線の向こうに死後の世界がある、ということで、「超えてはいけない一線」を指している。中二病患者たちがこの線の向こう側に追いやられないようにすることも団体の目的の一つ。三途の川とも言う。

マビノギオン[編集]

丹生谷が過去に囁いた愛の言葉が数百ページにわたって収録された大典。ただし、作中で凸守が所持しているものは、あくまでモリサマーがネット上でつぶやいた言葉を収載したマビノギオンの写本であり原本ではない。作中の描写を見る限りでは、マビノギオンそのものは丹生谷の脳内にのみ存在していると見られ、丹生谷がいくら執拗にマビノギオンの奪還を試みようと、原本が彼女の脳内に存在する限りマビノギオンがこの世から消滅することはないのである。

反響[編集]

中二病に対する啓発アニメとして作成された本作であったが、4人の重度の中二病患者が一堂に会するなどの設定はあまりに荒唐無稽で非現実的であると批判された。そのためか、本作の舞台となった廃校舎の一室が中二病患者の便宜のために開放され、多くの中二病患者がここを訪問し、設置されたノートに自身の黒歴史を書き込むことで、それぞれの体験を記録・共有して傷を舐め合うことができるようになった。

関連項目[編集]


Upsidedownmainpage.jpg 執筆コンテスト
本項は第34回執筆コンテストに出品されました。