両国

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両国(りょうごく)とは東京墨田区の地名。その昔隅田川を挟んで武蔵国下総国の二つの国の境にあったためその名で呼ばれる。しかし現在は下総の国であった過去は「なかったこと」にされ、江戸の一部であり、東京の一部とあることが当然のように認められている。誰もこの地域が「下総国」だから千葉県の支配下におかれるべきだと言う者はいない。いたとしても、「力士」と呼ばれる屈強なオスたちに闇夜で襲われ、「なかったこと」にされるであろう。まあ細かいことは詮索しない方が、無難である。くわばら、くわばら。

両国名物・力士[編集]

両国名物は力士である。

力士は普通のホモ・サピエンスに似るが、はるかに巨大で、身長・体重ともにホモ・サピエンスのオスを軽く凌駕する。あまりに巨大な体躯から、現生人類とは異なる系統樹から発展してきた、太古の巨大猿人「ギガントロピテクス」がその祖だという説もあるが、化石人類学の方からはこの説は支持されていない。おそらく「ホモ・サピエンス」とは近縁種ではあるが、同じカテゴリーには含められないので、「ホモ・スモウスルンス(Homo sumousuruns ラテン語で「相撲をする人」の意味)」と学名がつけられ、別種ということにされている。

さて力士は、筋肉隆々だったり巨漢だったりして見かけは怖いが、ふだんはおとなしく、「稽古(けいこ)」と呼ばれる身体を鍛える習慣があり、この時期には「うっす、うっす」という声を出して闘牛のようにじゃれあうことで知られている。

力士は「部屋」というコロニーの単位をもとに集団生活を行う。特に仲間のオスのボスである「親方」や、その相手の「おかみさん」には絶対服従を誓う。とくに「おかみさん」は、力士では珍しいメスであるが、(一説に力士や親方は、ホモ・サピエンスのメスを交雑相手とするとも言う)、自分の子供のように献身的に若いオスの面倒を見ることで知られている。

力士はその体格を維持するために、特別な食事しか食わない。さしずめパンダの竹、コアラユーカリのようなものであるが、彼らはちゃんこと呼ばれる、特別な料理しか口にしないのである。「部屋」や「おかみさん」から引き離して人工飼育しようとしてもここがネックで、多くの野生の力士はちゃんこ以外のものを決して口にしようとせず、やがて食事を拒否し、見る見る痩せ細るや、あっという間に死んでしまうのである。力士は昔からストレスに弱い生き物として知られ、あれだけの巨体でありながら、寿命は、普通のホモ・サピエンスよりも短い。若し飼うのであれば、温室で育てるような十分な配慮と、手厚い保護が必要である。そうすれば「ごっつぁんです」と囀(さえず)る可愛い力士に育つであろう。

野生の力士が観られるテーマパーク[編集]

力士がサファリパークのように天然ものとして見られるのが両国国技館である。

力士は出世魚のように、成長するにつれて別の名前で呼ばれる。幕下十両前頭小結関脇大関横綱という順番であり、その出世を決めるのが本場所である。ただし横綱の頂点を極めても相撲世界から脱走し、 負けに負けたマケボノという珍しい種類がいたことを付言しておく。

初場所、夏場所、秋場所と呼ばれる季節ごとの本場所取り組みの時期になると、野生の力士は部屋から出て、一斉に両国国技館に登ってくる。まるで鯉の滝登りのようである。

またこの時期になると力士は、身体は一回り大きくなり、脂も乗ってツヤツヤとした顔になる。そして十両以上の力士になると化粧まわしをつけるようになる。なぜ化粧まわしをつけるのかは不明な点が多いが、孔雀のオスがセックス・アピールをするのに通じるものがある。そして円陣を組んで土俵入りを果たすと、力士同士の豪快な戦いの始まりである。

このように本場所が始まると、両国駅は俄然忙しくなる。以前に比べれば見物客は減ったとは言え、それでもバード・ウォッチャーならぬ熱狂的なスモウ・ウォッチャーがいて、野生の力士のファイトを見ようと国技館に集まるからである。力士は人間を恐れない生き物なので、かなり近くに行っても逃げない。ウォッチングに最適の場所を「砂かぶり」と呼んでいて、ここで観察できることはラッキーだといわれる。

しかし一線を越えてのウォッチングは禁止されており、そのラインが「土俵」と呼ばれている。花道を上がるまでは人間がペタペタ肌に触っても平気だが、土俵にあがると闘士剥きだしで危険である。特に人間のメスを見ると力士がコーフンするので、土俵に人間のメスが上がることは禁止されている。コーフンすると塩を投げつけるとも言われているが、その事例は確認されていない。こうした徹底した自然保護の取り組みにより、力士は個体数を減らすことなく、現在まで種の絶滅から守られているといってよいだろう。

ちなみにフランス大統領シラクは日本のこうした力士の保護に強い関心を持っており、両国駅に降り立つたび、「トレビアン! 両国は私の第二の故郷です!」と親しく語っていた。しかし続く新しい大統領サルコジはこうした日本の取り組みに冷笑を浴びせていたことで悪名高い。「ちょんまげを結い、とてつもなく太った男たちの戦いのどこに魅力があるのか。 知的なスポーツとはとても言えない、ピザでも食ってろデブ!」と発言した。そのためフランス大使館では、サルコジ就任に伴い、「力士禁止」「デブお断り」の看板を立てるようになり、目下、日本政府とは険悪な関係に陥っている。

両国で見られる力士たち[編集]

野生の力士を観察するのには国技館が最もよい場所であるが、両国にはその他にも力士を観察するのにふさわしい場所がいくつもある。力士は「ちゃんこ」しか食べないので、ちゃんこ料理屋がいくつも揃っている。こうした店では力士を餌付けして、いつでも力士が見られるように手配してある。またちゃんこの具や材料や味つけによっても、寄りつく力士の種類が変わると言うから、ウォッチャーはこまめに調査しておくとよいだろう。

また力士は、土俵入りの時にはまわしをつけるが、もともとは全裸を嫌がる生き物なので、普段から大柄のサイズの服が取り揃えてある店に寄り付く習性がある。体重100キロから200キロといった力士が、試着をするシーンなどはこうした店でないとまず見かけるのは難しい。浴衣が力士の必須アイテムであったが、昨今はヒップ・ホップなカジュアルな服装を好む力士もいるそうである。

ディープなスモウ・ウォッチャーには、こうしたプライベート・ライフまで押しかけて観察する剛の者もいるというが、それ以上にねちっこく、デブ専ホモが舌なめずりして、両国界隈あちらこちらに待ち構えているという噂があるから要注意である。鬢つけ油にまわしがついたデブでないとダメな性癖のホモのことを「お相撲専(おすもうせん)」と呼ぶらしい。

両国とアキバの互換性[編集]

両国駅は、JR総武線都営地下鉄大江戸線でつながれているが、とりわけ注目したいのは総武線の存在である。両国駅を出て西に向かうと、一つ目の駅が浅草橋であり、二つ目の駅が何を隠そうアキバである。アキバは勿論言うまでもなく、日本各地のありとあらゆるオタクを引き寄せる魔都であるが、そのアキバが両国にこんなにも近いことに違和感を感じないだろうか。そう、アキバのデブオタと両国のアンコ型力士の互換性の問題である。

アキバのデブオタにはコスプレを好む者もいる。自分がどういう図体しているのか関係なくアキバのオタクは突き進む。彼らは膨張色であるにも関わらず、黄色のピカチュウのぬいぐるみなど身につけて表通りに出てくるから怖い。まさか、まさかとは思うが肉襦袢(にくじゅばん)つけて力士の格好をするオタクがいるであろうか? しかし人の意表をついたことをするのがオタクである。両国に紛れ込んだりしてはいないか・・・気をつけるに越したことはない。

また昨今、ネットなどのメディアが角界にまで及んでいることは想像に難くない。若い力士の中には2ちゃんねるなどにはまり、「萌え文化」に染まった者がおそらくは相当数存在するであろう。そんな彼らが両国から二つ目のアキバに遊びに行くことなど造作もないことである。たとえ日頃の稽古で筋肉をつけていたとしても、腹筋の割れ目でも見せない限り、アニメTシャツにデニムの生地のジーンズでリュックを背負って遊びに行ったりしたら、それはもう「オタクさん」にしか見えないであろう。

その意味でアキバと両国、この二つの地域を介して「デブの互換性」が進んでいるといわれている。勿論筋肉質か否か、まなざしが鋭いか鋭くないか、という問題はあるが、力士だと思っていた者がオタクだったり、オタクだと思ったりしたものが力士だったりするから、世の中面白い、というか怖い。一番よい見分け方は、それぞれ体臭を嗅いでみることである。椿油も入った鬢つけ油のよい匂いがしたら力士であり、何日か風呂に入っていない脳天突き刺すような饐(す)えた臭いがしたらオタクである。

両国では、においもかがずに、力士に向かって「ピザでも食ってろデブ!」など、間違っても因縁吹っかけたりしないように。

なお、堀江由衣が2007年12月24日に国技館でライブを行ったのは、上記の互換性が関係してるとかしてないとか言われている。

関連項目[編集]

宗教用語としての両国[編集]

以上は東京に存在する現実の町としての両国であるが、宗教上においては、善行を為した者が死後に行くのが天国、悪行を為した者が行くのが地獄、そして善行も悪行も両方を為した者が行く所が「両国」である。ちなみに善行も悪行も為していない者が行くのは中国である。