ローレライ

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動: 案内検索
曖昧さ回避 この項目では、ドイツの地名およびその地に伝わる伝説について解説しています。その他のローレライについては、ローレライ (曖昧さ回避)をご覧下さい。

ローレライ(Loreley)は、ドイツライン川流域にある人魚の聖地である。かつて海から迷い込み、ここに住み着いた人魚が岩の上で恋の歌をうたったのが始まりとされている。周辺一帯は人魚の居住区としてドイツ国の秘密裏の保護を受けており、この契約は交わされた当時から現在に至るまで、幾度の戦争や国の代替わりを経ても未だ有効である。

現代に伝わる「身を投げた少女が魔女となり水夫を死に誘っている」というローレライ伝説は、人魚達の川への飛び込みを目撃した人間がそれを身投げと勘違いした事と、彼女等に婿入りした水夫達が人間社会からは失踪と見なされた事、およびドイツ国の人魚族との契約に基づく情報規制とが重なったために生まれたものである。詳しくは後述する。

人魚の求婚[編集]

古来より集団で海を回遊し、繁殖に際しては浅瀬に上がって若い人間の男性から精を受け取り子孫を残してきた人魚族であるが[1]、科学の発展に伴い外界での活動が徐々に制限され、下手に浅瀬に上がる事もできなくなってしまった。そのため、ドイツ保護下にあって公然と表で暮らす事のできるローレライは正に楽園であり、世界各地の人魚達が続々とローレライに集まった。また外界では不可能であった「繁殖相手との生活」がドイツ国の元で可能となったため、それまで人魚には無縁であった恋愛結婚ができるとあって[2]、「人魚の聖地」として認知されるようになったのである。特に人魚族の数自体が減った現在では、人魚族の婚姻のほぼ全てがローレライで行われている。

最初期はそれまで同様、人魚は結婚して子供を作るとまた海を回遊するのが常であったが、ローレライでの結婚が主流になるにつれ人魚達は皆してローレライで夫と共に暮らすようになり、回遊を行う人魚はほとんどいなくなってしまった。そのため伝統的な回遊文化の消滅の危機が叫ばれているが、ドイツ保護下にあって全土最大の厳戒態勢が常時取られているローレライは、時流の変化に伴い外界での活動が難しくなった人魚族にとって最も安全な地でもあり、回遊文化の消滅も止むを得ないという意見が大多数である。

聖地ローレライには婚姻に関する特殊なしきたりが存在し、目当ての男性がローレライ岩周りに差し掛かった時に岩上から魅了の歌をうたい、男性が心を奪われればゴールインであるが、無反応であれば潔く諦めなければならない[3]。唯一人魚族の恋愛結婚、およびその後の夫婦生活が可能なローレライだからこそ根付いたしきたりであり、これが相まって、現在では「ローレライの岩で結ばれた夫婦は幸せになる」という都市伝説までもが当たり前のように有名無実化している。

人魚に婿入りした男性はドイツ国との交渉を経て、社会的には鬼籍に入ったことになり[4]、ローレライ岩内部の集落で人魚の財宝(ニーベルングの黄金)を護る守人となる。地下道を掘り進めたりする肉体労働めいた仕事が多いため体力はあればあるほど有利であり、そのような事情もあってか、人魚は筋肉質の男性を非常に好む。

ドイツ国との契約[編集]

ローレライ岩は内部の空洞や立地などの条件が人魚族の隠れ場所に非常に適していたため、口コミを通して徐々に人魚族が流入するようになった。その数が増えるにつれ、川の流域に暮らす人々の噂に上がるようになり、ローレライが隠れ住むに不適な場所となるのも時間の問題という状況になってしまった。折角の住み心地良い土地を捨てるのは耐え難い、そう考えた人魚達は、一人の人魚と契りを結んでいた青年、クレメンス・ブレンターノに話を持ちかけ、彼の姉の夫であった裁判官、フリードリヒ・カール・フォン・サヴィニーを通し国を相手に交渉を行う事にした。ブレンターノも人魚族とドイツ国との交渉役として双方を渡り歩いたが、その際の交渉記録が何処からか外部に漏れ出し、ハインリッヒ・ハイネの手に渡ったことが広く知られるローレライ伝説の大本となった。

人魚族はローレライの地を自分達の楽園として秘密裏に保護することを要求、代わりに人魚の持つ異能の秘宝を譲る事を条件にドイツ国もそれを呑んだ。人魚の秘宝には非常に強力な能力が備わるものが幾つも存在し、ドイツの第二次世界大戦における躍進は、それら宝具の行使があった故が明らかになっている。

ハイネのローレライ[編集]

ドイツ有数の伝説的なストーリーであるローレライ伝説は、様々な詩人・作詞家などによって色鮮やかに語られてきた。その中でも最も有名なのが、ドイツ有数のエロゲーライター、ハインリッヒ・ハイネによって語られたエロゲー「ローレライ伝説」である。ハイネはジャーナリストでもあり、またドイツ国と人魚族との契約が締結される過渡期にあって、情報規制が始まる直前にローレライ伝説をテーマにしたエロゲーを発売した。このエロゲーは真実とは多少離れたストーリー展開をしてはいたが、この作品が大ヒットしたためにローレライの名が一躍有名になってしまい、彼の地を無名の田舎山として情報統制する予定であったドイツ国が計画の変更を余儀なくされ、その火消しに東奔西走した記録が残っている。この件でハイネはドイツ国および人魚族から特A級の危険人物としてマークされることになる。

エロゲーの内容については頭の固い方が真面目に解説している

脚注[編集]

  1. ^ 人魚は雌性体しか存在しない亜人であるため、子を成すためには人間の男性が必要であった。
  2. ^ 回遊種族であり、かつ人前に堂々と姿を表せないため、これと決めた一人の相手と暮らすことはできなかった。
  3. ^ 人魚の異能は専ら歌をうたうことによって発揮されるものであるが、魅了の歌は効かない相手には全く聞こえない。
  4. ^ とは言ってもローレライ岩から一生出られない訳ではなく、手続きさえ経れば岩から出られる他、ドイツ以外の国に旅行にでも行くことができる。ただ、妻である人魚族が同伴するには人化の方術が必要。岩山頂のローレライセンターが出入国管理の手続きを担っている。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「ローレライ伝説」の項目を執筆しています。