ロマンスの神様

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ロマンスの神様(ろまんすのかみさま)とは、1990年代前半の日本で若者を中心に広く信じられた、およびその神を信じる宗教団体である。

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概要[編集]

唯一神「ロマンスの神様」を信仰する一神教である。1987年頃、当時バブル景気を謳歌していた30代以下の若者グループの間で自然発生的に発足した宗教だと言われている。発足当時信者たちは教団名を特に決めておらず、便宜的に信仰する神の呼称をそのまま信者集団の名前として使用したため、現在でも団体名は「ロマンスの神様」である。教義は詩としてまとめられ、信者に伝えられている。特徴的なのは、この詩に曲をつけ、歌謡にして聞かせることで布教活動を行ったという点である。1993年に、この歌を女性歌手の広瀬香美が歌ったところ若者を中心に一大ブームが巻き起こった。1993年当時の教徒数は全国で約1000人程度とされていたが、1994年には約30000人へ急増し、教団の勢力は急激に高まった。このことから外部の人々の中には広瀬香美を教祖と考える人も居るが、教団は彼女はスポークスマンの一人である、との声明を出している。現在、教団は公式には教祖は存在しないとの立場を取っている。

教義[編集]

教義の概略を以下に説明する。

勇気、そして愛[編集]

教徒一人一人が勇気を持つことが、やがて世界を救うと説く。

夕日信仰[編集]

太陽神信仰は古典宗教の時代から多くの宗教に見られるが、夕日を特に信仰するというのは比較的珍しい。夕日の美しさで自らの心を清めよ、という意味と、夕日であればそれほどまぶしくなく祈りやすいという現実的な意味があると言われている。祈る際は、手を合わせたり組んだりするのではなく、右手の拳を握りしめ、胸のあたりに掲げるのが正しい作法とされている。

安息日は週二日とする[編集]

ユダヤ教やキリスト教の安息日と比較して一日多い。安息日を週のうちいつにするかは教徒自身の自己判断に任されており、多くの教徒は職場、学校の休みと重なる土曜日日曜日の二日を安息日とする。それほど厳密に何もしないことが求められるわけではなく、「労働をしない方が良い」程度のものである。したがって、男女で集まり談笑しながら酒を飲みかわす、程度のことは十分許容される。

自らの素晴らしさを外面に表せ[編集]

自己の内面に素晴らしい心を持っている人でも、それを表現できなければ他人に素晴らしい心を分け与えられない。この教義のため、集団の中で目立つことも推奨される。

奥ゆかしき心を持て[編集]

目立つことは大事であるが、歯止めが無ければ他の人をいたずらに傷つけることになる。だからこそ、恥じらいが必要である、と説く。若者の間に生まれた宗教であるが、このような日本の伝統的な精神も併せ持つのがこの宗教の特徴である。

自らの近くに居る人を知れ[編集]

誰かが近くに居ながら、その人が誰であるのか、その人の本質は何であるのかを知らない人が非常に多い。これは非常に不幸なことである。例えば今日初めて出会った人であっても、縁あって近くに居る人のことは知ろうと努力するべきである、と説く。ただし、この際相手が他宗教の人であった場合に不要な軋轢を生まないために、自然にさりげなく確認するのが教徒の守るべき戒律である。

自らが幸福であるためなら、友より愛しき人を取れ[編集]

一見この教義は自己中心的なように思える。しかし、この教義の本質はみだりに自己犠牲を追求することへの戒めである。自らを不幸にして他者の幸福を追求する行動は、しばしば独りよがりの善行を他人に押し付け、かえって自らと他者の両方を不幸にしてしまうものである。「自らを救い、そして、他者を救う」という自分を含めた全ての人間を幸福にする行動こそがこの宗教の目指すところであるとされる。

好意を無にしない[編集]

他者の好意を自らの遠慮やプライドで無にしてしまうことは戒律で禁じられている。たとえば、他宗教の人からであっても、帰り道を送らせて欲しいと言われれば承諾するべきである。

占いの利用[編集]

占いを禁じる宗教も多いが、この宗教では占いの利用は推奨される。占いには常に神の意思が反映されるものであるから、最大限に活用することが神の意志にかなうとされている。

神への感謝[編集]

当然忘れてはならないこととされる。神への感謝は、大きな声で言葉に出して何度も言うことが推奨されている。


全体として、理解しやすく、実行しやすく、戒律の厳しくない教義であり、これが大きな流行につながった一因とされている。

現状[編集]

1990年代の勢いは衰えたものの、2006年の時点でも信者は約10000人存在するとされている。

疑惑[編集]

1998年頃一部の週刊誌において、1993年に教団の勢力が急速に拡大したことには、あるスポーツ用品小売業者の関与があるという指摘がなされた。指摘の内容は、教団と企業が知名度向上のために結託し、金銭の授受があったとするものである。これに対して、教団と疑惑を指摘された企業は、共に2007年現在に至るまでコメントを出していない。

関連項目[編集]

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ロマンスの神様が放った発言は、後世の物好きのために、有志たちによって「Unquotable/神」へ収録されています。