リモコン隠し

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動: 案内検索

リモコン隠し( -かくし)とは、テレビのあるあらゆる家庭で多発している、リモコンが行方不明になる事件である。

概略[編集]

リモコンが亡くなってしまうこの現象は、ポルターガイストなどの怪奇現象、或いは扱いの荒い主人に耐えかねたリモコンの家出など、様々な説がささやかれている。しかしながら、テレビのリモコンが一人で動く事は考え難く、現在では誘拐事件の線が濃厚になっている。

主に乱雑な部屋がターゲットとされ、既に十万件を超える被害報告が出されているものの、きちんとした片づけがされていない汚い部屋で証拠を探し出すことは困難で、未だ犯人の手がかり一つさえ掴めていない。(それが犯人の狙いであるとも考えられる)。神隠しではないかと囁く人さえいる。

この事件によりリモコンを紛失した被害者の一人が「妖怪リモコン隠しの仕業だ!」と叫んだ事から、未だ正体不明のこの事件の犯人、或いはこの事件そのものをリモコン隠しと呼ぶようになった。数多の犯罪の中でも最も検挙率が低く、99%の確率で迷宮入りとなる為、警察もこの事件にはお手上げ状態である。近年では誘拐の対象が財布クレジットカード携帯電話などにまで及び、被害は年々深刻化している。基本的には室内で発生する事件だが、屋外で遭遇する可能性も決して低くは無く、屋外で被害を被る方が危険性が高いため決して油断は出来ない。

事件の経過[編集]

突然のリモコン消失[編集]

何ら兆候も無く、リモコン隠しの魔の手は突然忍び寄る。殆どの人が、我が家のリモコンが拉致された事にさえ気がつかない。ふとテレビの電源を入れようとリモコンを求めた時、初めてリモコンが忽然と消失した事に気付く。

必死の捜索[編集]

リモコン消失を覚知した人間は手探りで必死に家の中を捜索する。本棚の中、机の下、ソファーの隙間、トイレ、ゴミ箱冷蔵庫洗濯機ベッドの下、犬小屋の中、チョメチョメ・・・さながら宝石発掘作業である。中にはリモコン捜索を宝探し気分で愉しむ変人もいる。

この過程でリモコンが無事発見される事も多い。だがそれでも見つからなかった場合、最早お手上げ状態である。警察に通報しても警察はまともに取り合ってくれない。この手のリモコン消失事件を解決するのがほぼ不可能であるのを悟っているからだ。部屋の隅々を探しても見つからないのなら、今頃リモコンはゴミ収集車にでも乗せられて廃棄場への道程を進んでいるか、下水道をドンブラコッコと流れているかのどちらかだ。もう諦めろ、諦めてサジを投げるんだ。そうすれば幾分か気も楽になる。

灯台下暗し[編集]

しかし思わぬ所からリモコンは発見される。どこにも見つからないと思ったら自分のケツの下に敷いていた、そんなことも結構ある。捜索に焦っている時は大事な場所を見落としがちである。

忘れた頃に見つかる[編集]

一度消えてしまったリモコンはもう二度と戻ってこないこともあるが、必ずしもそうとは言い切れない。リモコンが行方不明になってから一週間、一ヶ月が経過し、最早無くしたリモコンの事など忘れかけていたに突如見つかる事もある。しかしその間にリモコンを買い直してしまった場合はこの上なく悲惨である。

リモコン隠しの犯人像[編集]

リモコン隠しの犯人については全くの謎であり、その正体を特定する事は不可能に近い。普通、誘拐犯と言うものは身代金を請求してくるもので、その交渉は犯人と接触するチャンスともなるのだが、リモコン隠しの犯人は請求一つしないため、接触が不可能なのだ。俗には子供を攫う伝説上の天狗ナマハゲではないかとも言われているが、やはりその正体に迫る術は全く無い。またこの世のどこかには誘拐されたリモコン達が監禁される牢獄があるとも言われている。犯人像は、責任転嫁が得意な人格とも考えられている。何を望んでリモコンを隠すのか、妖怪リモコン隠しの真意は未だ謎に包まれている・・・。

関連項目[編集]