ホームネットワークエンジニア

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ホームネットワークエンジニアは、一般家庭における自家用電気通信設備やパーソナルコンピュータなどの端末機器をネットワークに接続するための日本国家資格である。略称はHNE総務省が所管している。

背景[編集]

近年の一般家庭へのインターネットの普及により、各家庭において端末機器をネットワークに接続したり、ネットワーク設定などを設定するための作業者が慢性的に不足している現状を背景に、2003年(平成15年)にこれら高度な技術を持つ者を確保するために設けられた。インターネット常時接続が普及するにつれて、セキュリティ上の観点から一般家庭でもルータが使用されるようになったが、ネットワーク関連のソフトウェアを使用する上で発生するNATの設定やポート解放などの極めて高度な技術を要する作業は、専門的な知識を持った者でなければネットワークに異常が発生するなどの重要な障害が発生するおそれがある。安全にネットワーク構築などを行うために、この資格を持った者でなければ設定工事ができないこととされている。

類似した資格に(電気通信)工事担任者があるが、工事担任者が端末設備の接続にかかわる業務を行うことができるのに対して、ホームネットワークエンジニアはよりパーソナルコンピュータなどの設定に関して専門的な知識・技術が必要であることから、資格としては独立したものとなっている。 またHISE(ホームインフォメーションセキュリティエンジニア)との違いは、ホームネットワークエンジニアはインターネット接続の初期設定、及びトラブル時の解決・接続が主な作業であることにたいして、HISEは設定後PCを使い始めた後のセキュリティケア(主に個人情報保護)が主な作業である点が異なる。

特徴[編集]

この資格の特徴としては、自宅警備員の実務経験が重要視されている点が挙げられる。ホームネットワークエンジニアが自宅警備員の経験を必要としている理由には、ネットワーク障害は24時間発生するおそれがあり、また各家庭に応じた様々な事情を知っているものでなければ柔軟な対応ができないためだとされている。このため、有資格者は総務大臣から指定された領域内(多くは自宅警備の雇用先)において業務を行うことになる。

自宅警備員として従事した実務経験が6ヶ月以上あると、試験の一部が免除される(後述)。

種別[編集]

ホームネットワークエンジニアは、その作業を行う規模や技術によって第4級から第1級までに区分される。 ホームネットワークに限定されている為、公共機関や企業内端末など、「ホーム」の範囲外(自宅の敷地外)にある設備は対象外となるので注意する事。

第4級
100メガビット毎秒までのメタル線を伝送路とする有線ネットワークインタフェースにかかわる接続・設定をすることができる。
業務例: 10/100BASE-TXインターフェースを持つスイッチングハブやルータとPC間の接続(市販LANケーブル・同軸LANケーブルを用いたものに限る)
第3級
1ギガビット毎秒までの有線(ケーブル材質を問わない)および無線ネットワークインタフェースにかかわる接続・設定をすることができる。
業務例1: 1000BASE-Tインターフェースを持つデバイス間の接続(材質を問わない為、光ケーブルを用いた1000BASE-SX/LX等やメディアコンバータ等も接続可能)。
業務例2: IEEE802.11 a/b/g/n に準拠した無線アクセスポイントの接続および設定(ただし、自宅敷地外に設置されるアクセスポイントは不可)。
第2級
家庭用ルータの設定変更をすることができる(家庭用以外の、例えばLAN/MAN内ローカルルータとしての運用が前提な業務用L3スイッチ等は対象外)。
業務例: 家庭用ブロードバンドルータの静的・動的IPマスカレード設定や、ポートフォワーディング機能等を設定し、ホームネットワーク内端末を外部からアクセス可能とする。
第1級
端末設備自身(=WindowsLinuxUNIXなどPC内のOS)のネットワークセキュリティに関する設定を含めた、すべてのホームネットワーク設備の接続および設定変更をすることができる。
業務例: Windows XP以降に搭載されているWindowsファイアウォールの設定を、使用する家族内ユーザーごとに適宜変更する。

試験科目[編集]

以下の5科目があり、第4級は正誤式解答、第3級以上は4択選択式解答となる。

  • ホームネットワーク技術の基礎
  • ホームネットワーク技術の実技
  • ホームネットワーク関連の法規および諸規則(第3級および4級は大綱)

受験資格[編集]

  • 15歳以上であること
  • 色覚に異常のないこと
  • 生殖機能に異常のないこと(生殖行為の実務経験は不問)

実務経験による科目免除[編集]

自宅警備業務に従事していた期間が次の期間以上ある場合、試験科目のうち「基礎」「法規および諸規則」が免除となる。

  • 第4級と第3級は通算して6ヶ月以上
  • 第2級は通算して1年以上
  • 第1級は通算して2年以上

試験の難易度[編集]

接続・設定可能な機器がホームネットワーク内での設備に限られることから、「基礎」「実技」については工事担任者試験に対し、やや易しいとされている。 しかしながら、「法規および諸規則」については範囲が広範かつ詳細な知識が求められることから、総合的な難易度は高い。

前述の通り自宅警備業務の実務経験で難易度の高い「法規および諸規則」は免除となるが、最長で2年間と言う自宅警備業務期間は他の職業に就いている者にとって社会的な理由から極めて困難な条件な為、事実上この免除制度を利用しているのは、学生卒業直後や第二新卒として自宅警備業に就いた者がほとんどである。


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関連項目[編集]