ヒット作の次作は売れない法則 (漫画)

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ヒット作の次作は売れない法則(ひっとさくのじさくはうれないほうそく)とは、漫画においてヒット作を出した漫画家の次回作が、得てしてどうしようもない作品となってしまう法則のことである。他のメディアにおいてもしばしばこの現象が見られるが、漫画において特に顕著であり特徴もあることから、本頁では漫画についてこの法則を述べる。テレビ番組についてはヒット作の次作は売れない法則 (テレビ番組)を参照されたい。

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ウィキペディア専門家気取りたちも「ヒット作の次作は売れない法則」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。

概要[編集]

この法則は、漫画評論家達の間では古くから経験則として常識とされてきた。逆に言えば「前作がヒット作だった漫画家の新連載は非常に危ない」ということであるが、各出版社の編集部はいまだにこの事実をよく認識していないのが実情である。

彼ら編集部員も元を正せば漫画評論家であったはずだが、長年、社会人として社会にもまれて業界ズレしてしまったことや、漫画を「読む側」から「提供する側」への立場にまわったことにより漫画に対する嗅覚が鈍ってしまったことが原因と考えられる。こうして今日もまたヒット作の次作が始まっては、華々しく散っていくのである。

なぜこの法則が成立するのか[編集]

多くの出版社では、実績の無い漫画家が連載をスタートさせる際に、経験豊富な編集部員や担当者がその作品の構成に介入する。その漫画家に実績が無ければ無いほどその介入の度合いは大きい。この傾向は特に週刊少年マガジンにおいて強い。そうして作者と担当者が二人三脚で作品を作っていくことにより、ときにヒット作が誕生するのだ。

しかし、ヒット作を出してしまうと、その漫画家は売り上げと宣伝の面でその出版社に大きく貢献したことになるため、出版社内での発言力が大きく高まる。相対的に担当者の発言力は小さくなり、ヒット作を出した漫画家は次作で担当者の意見を無視して好き勝手できるようになるのである。

ここでの「好き勝手」とは、作者自身の「ひとりよがり」であることが多い。また、作者はヒット作を出したことにより「自分は天才である」と自惚れてしまっており、たいていは周りがよく見えなくなっている。その作者が提案する次回作のストーリーは担当者も首をかしげたくなる内容であるが、「あのヒット作を出した○○先生が言うのだから・・・」とまんまと騙されてしまう。こうして「○○先生の待望の巨弾新連載!」とぶち上げて連載をスタートさせて、その言葉どおり2ヵ月~1年後に巨弾花火が爆発するのである(作者の夢と一部信者の希望が詰まったこの漫画花火が、一瞬できらびやかに炸裂する様は美しく、これをこよなく愛する漫画鑑賞家達も存在する。)

他の要因[編集]

主な理由は前節で述べたとおりなのだが、もう少し詳しく他の要因も挙げておく。

  • 前作での既視感
作者が前作の二匹目のドジョウを狙い、前作とほぼ同じ内容の作品を描いたときに起こる。読者は激しい既視感に襲われ、目眩や吐き気を催す者もいる。この効果は他者によるパクリ漫画を読んだとき以上である。要するに車田
  • 前作時に発言力の不足により出せなかった「構想10年」の作品を満を持して発表する。
10年間の間に作者の脳内でどんどん構想が膨らみすぎて読者が付いていけないような内容になっていたり、10年間暖めすぎて腐っていたり、「構想10年」ではなくただの「妄想10年」だったりする。要するに車田。
  • アンケート至上主義により、大漫画家でも容赦なく打ち切る。
主に週刊少年ジャンプで顕著である。要するに車田。
  • 他の要因によるヒットを勘違いされる。
主にコロコロコミックなどタイアップ作品で多い理由。この場合、「ホビーや原作人気で売れただけで作者は操り人形に過ぎなかった」と嫌な解説と共に語り継がれてしまう。要するに車田。
  • 移籍に失敗する。
ヒット作を出したことで調子に乗って、もうてめえらの世話にはならねえと意気揚々とその出版社を出て行く。あるいは少年誌→青年誌(またはその逆)のように新しい自分に挑戦しようとしたりする。が、移籍先の環境が合わなかったり、読者の年齢層の変化に対応しきれずに失敗して恥をかく。車田は違うらしい。


なお、本法則は少年漫画のみに当てはまり青年漫画には当てはまらない(但しヤングジャンプには結構当てはまるのはさすがジャンプ系列というべきか)とする指摘もあるが、誰も気にしない

主な例[編集]

既視感型(二匹目のドジョウ型)[編集]

このタイプの場合、1匹目のどじょうが余りに大きい(国民的マンガ扱い)と、後で何回コケても最終的に1匹目のどじょうだけで食いつないでいけるような人が多い。

好き勝手型[編集]

構想10年型[編集]

Bad green Potato.png
臭い記事に注意!!
この記事は臭くてたまりません。筆者自身がそれを認めます。
(この間に『風魔の小次郎』をはさんでいるが、やむを得ない事情のため、無かった事にしてやって下さい)

タイアップ型[編集]

だがこしたはレッツ&ゴーの前に『炎の闘球児 ドッジ弾平』を成功させている(アニメ化、約6年連載)。

移籍失敗型[編集]

そこから復活の例[編集]

上述のようにヒット作の次作でコケても、そこから勉強し直したのか、売れなかった作品の次回作がヒットする場合がある。というよりここで復活しないとその漫画家には「一発屋」「打ち切り漫画家」の不名誉な称号が贈られることになるが、中には復活したと思ったら次でまた失敗すると言う忙しい例も存在する。

打ち切りが続いた漫画家の哀れな姿

なんか違う気もする例[編集]

本法則が当てはまらない例[編集]

本法則が当てはまらない、何作も連続ヒットした例もある(ぶっちゃけ言えば、本法則がジャンプに当てはまりすぎるだけ)。

実力派型[編集]

その名の通り。実力がある人にはこんなジンクス関係ないってことだな。けっこう多いので、代表的な作家と作品のみ載せる。

アルスラーン戦記』もアニメ化されており、そろそろ神の座を射程内に捉えてきた。
YAWARA!』『HAPPY!』『MASTERキートン』『MONSTER』『20世紀少年』と、本人がMONSTER。現在連載中の『BILLY BAT』も既に2巻めで紀元前から現代までストーリー範囲を広げており、今後の展開に目が離せない。あと一作でもヒットを飛ばせば、神に列せられるはず…でも『MASTERキートン』を再開したあたり、手持ちの駒は無くなりつつあるっぽい。

見えない力型[編集]

とにかく凄まじい既視感を覚えるが、巨匠のみが持ちうる見えない力が働いて全く打ち切られない人たち。

ドカベンは今もなお連載が続いている。もう満足するまで好きなだけ描いて下さい ´ー`)
野球とボクシングとその他(主によく分からないSFもの)を7:2:1の割合で描いている。ヒロイン皆同じ顔という批判が根強いが、一部の熱心なファンによると「それでも年を経るごとに微妙に変わっている」そうだ。(尚、『H2』の次に書いた『いつも美空』というSFコメディでは「作者が、野球は前回やったからパスだって」という台詞があり、自覚はあるようだ(でも代わりにソフトボールをやる))

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本法則が当てはまらなさ過ぎて、もはや神様な人たち。

新宝島鉄腕アトム火の鳥ジャングル大帝リボンの騎士どろろ三つ目がとおるブラックジャックブッダ陽だまりの樹アドルフに告ぐ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、上に挙げた代表作の裏で大量の打ち切り作品も輩出している。でなきゃ伊達に全400巻なんて全集にはならない。
なお時代背景もあって、同時代の漫画家にはこのタイプが多い(赤塚不二夫横山光輝石ノ森章太郎)。
(F)『ドラえもん』『オバケのQ太郎』『パーマン』『キテレツ大百科』『エスパー魔美』『T・Pぼん』『チンプイ
(A)『忍者ハットリくん』『プロゴルファー猿』『怪物くん』『笑ゥせぇるすまん』『魔太郎がくる!!』『まんが道
など数え上げればきりがない。ただ、打ち切り作品も数え上げればきりがないのも事実っちゃあ事実。まあ、100作以上発表してたんじゃそうなるのも仕方ない。
ただし何年間もず~~~~っとやっていた漫画はホテル経営漫画と『日本の歴史シリーズ』くらいだが。
伊賀の影丸』『仮面の忍者赤影』『闇の土鬼』『兵馬地獄旅』『魔法使いサリー
鉄人28号』『地球ナンバーV7』『バビル2世』『サンダー大王』『ダイモス』『マーズ』『その名は101
三国志』『項羽と劉邦』『史記』『殷周伝説
それぞれの作品1行づつ見る限りでは、凄まじい既視感がいっぱいで、上記の「見えない力型」に該当する気がしないでもないが、それが複数パターン存在すると… 何事も突き抜ければ、神の域に達する事ができるのである。
巨人の星』『あしたのジョー』『タイガーマスク』『侍ジャイアンツ』『空手バカ一代』『柔道一直線』など、一時代を築いた原作者。怖い人達と繋がりがあるという見えない力を感じさせないほどの実力者。
ヒット作も数多いが、複数連載を抱えておきながら必ず〆切を厳守した、編集者にとっても神。
男一匹ガキ大将』『俺の空』『硬派銀次郎(山崎銀次郎)』『サラリーマン金太郎』『男樹
「ヒット作の間に打ち切り作品をはさんでいるから、法則に見事に合致してるだろ!」というツッコミがあるかもしれないが、誤解してはいけない。本宮ひろ志の場合は打ち切られるのではない。本人が飽きて、連載を投げ出してしまうのある。本宮のヒット作と呼ばれるものは「珍しく本人が飽きなかった」ものに過ぎない。なおその後の週刊少年ジャンプ編集部は、人気作について強制的に連載続行させる方針に転換したが、対象となった漫画家が「冨樫病」という重度の疾患を発病した。

※鳥山明も、『ドラゴンボール』終了後にニートにジョブチェンジさえしなかったら、おそらく神の列に、それも最高位として加えられた事は間違い無い。ニートがたまにバイトするかのごときの短期連載が、それを物語っている。

超例外 [編集]

ナニワ金融道』(全19巻・ドラマ化)
青木雄二、最初で最後の連載作品(読み切りはいくつかある)。終了と同時に漫画家を引退したから。
こちら葛飾区亀有公園前派出所
40年間、毎週雑誌に載り続けていた化物。世界一長いと思われる漫画。しかも一度も休まずに読み切りや短期連載までこなす。しかし、衝撃の発表が為された。そう、40年間週刊少年ジャンプにて連載されていたが40年を区切りとして“こち亀”連載終了を秋本治自らが発表した。当然ずっと続けてくれるだろうと思っていた読者は驚愕し、名前を知っているだけの人ですら驚き、更にはNHKすらもニュースで取り上げた(尚、当時ニュースを読み上げたキャスターが盛大な勢いで“こちら葛飾区亀有公園前派出所”を噛んだ事は(ry。)何はともあれそれほど“こち亀”は偉大であった。秋本治先生、40年間お疲れ様でした。次作、首をキリンの如く長くしてお待ちしております。 
-追記-秋本治先生は次の作品を4作も考えているとの事で、「ヒット作の次作は売れない法則」をブチ破れるかどうかは見物である。とりあえず、不定期連載の『Mr.Clice』がどうなるか。
ジョジョの奇妙な冒険
荒木飛呂彦、最初で最後のヒット作品。もはや荒木はこれ以外の漫画を描く能力を喪失したため、引退するまで描き続ける(人気が続かなくなったら引退においやられる)事が確定しているため。
浮浪雲
かつての天才的ギャグ漫画家・ジョージ秋山の、迷走を経ての到達点。もはや秋山はこれ以外の漫画を描く能力を喪失したため(以下同文)
コータローまかりとおる!
習作であり、デビュー作であり、さらに"現在進行形"の代表作。これ以外描いていない。でも現在は・・・
ワンピース
これの連載中に偏桃周囲腫瘍を併発してしまい、これを描き切るので全力を使いきってしまうと予測されるため。とはいえギネスに載るほど売れたので、もうこれ一作で漫画史に名を残せるだろう。
「タンマ君」
な、なんとこれは、こち亀の40年を上回る50年連載という作品である。影は薄いものの、赤塚不二夫の顔が利いているので、きっと死ぬまで描き続けるだろう。
ゴルゴ13
六平太、釣りバカに次ぐビッグコミックの長期雑誌。こちらも50年連載されている。もう曽山先生や秋元先生がスゴくなくなってきたよ......

超々例外[編集]

クレヨンしんちゃん
作者本人が死去しても作品が打ち切られない…。

少女漫画[編集]

少女漫画においては「~~先生の新作!」という売り文句も多い点に加えて、読み切り作品の文化も強く、少年漫画に比べて作品の世界観やキャラクターよりも作者の作風そのものにファンが付く事が多い。

また、読み切りで力を蓄えるというスタイルが多いため、実力やファンが付く前に打ち切られる事態は起こりにくい。

そのため連載開始した作品の人気はある程度の安定感を持ち、掲載後に打ち切られる事は少年漫画と比べて生まれにくい傾向にあると言える。

ちなみにもちろん作品単位でのファンや、作者単位という文化を快く思わない人も多少なりとも居たりはする。

恋愛カタログ(全34巻)1994年~』→『好きって言わせる方法(連載中、既刊5巻)2010年~』 ※2011年9月現在
先生!(全20巻)』→『高校デビュー(全13巻)』→『青空エール(全19巻)』→『俺物語!!(原作担当、作画:アルコ、連載中、既刊11巻)』
ラブ★コン(全17巻)』→『ナナコロビン(全3巻)』→『ベリーダイナマイト(全3巻)』 (本項が当てはまる縮小例、ただし読み切り継続中)
僕は妹に恋をする(全10巻)』→『僕の初恋を君に捧ぐ(全12巻)』→『カノジョは嘘を愛しすぎてる(連載中、既刊13巻)』
ストロボエッジ(全10巻)』→『アオハライド(連載中、既刊9巻)』
近キョリ恋愛(全10巻)』→『今日のキラ君(連載中、既刊7巻)』

脚注[編集]

  1. ^ アニメが原作

関連項目[編集]


キャプテン翼の例のアレ.jpg ヒット作の次作は売れない法則 (漫画) は、漫画関連の書きかけ項目です 」

「 書きかけとかつまらないとかはどうでもいい、ヒット作の次作は売れない法則 (漫画)加筆するんだ! 」 (Portal:スタブ)