パイルバンカー症候群

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パイルバンカー症候群(ぱいるばんかーしょうこうぐん、Pile Bunker Syndrome)とは、現代最強の武器として知られる「パイルバンカー」の所持・使用によって惹き起こされる、精神疾患の一種である。

文献によっては「パイルバンカー依存症」「パイルバンカー中毒」などと呼ばれることもあるが、これらは全て同じ疾患のことを指しているため、本記事では便宜上「パイルバンカー症候群」で統一することとする。

パイルバンカーとは[編集]

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パイルバンカー。画像は実物大の模造品であるが、このような巨大かつ威力ある武器を使用する立場になってしまうと、精神の安寧を保つことは難しいだろう。

パイルバンカーとは、巨大なを高速で射出することにより、文字通り敵の(pile)を打ち砕く(bunk)ための武器である。その威力は大変強く、チタン製だろうがオリハルコン製だろうが、いかなる鎧も必ず打ち砕くことができるという。

——と書くと、パイルバンカーが命中した敵は必ず死んでしまうものと誤解される向きもあるだろうが、しかし、そうではない。パイルバンカーはあくまでも鎧を打ち砕いて丸裸にするだけであり、鎧の中の人生命を奪う効果は無いのだ。尤も、鎧が失われてしまえば敵の戦闘意欲はほぼゼロになるため、あとは自分の思いのままである。
追い払うだけに留めるも良し、捕虜や奴隷にするも良し、別の武器を使って殺すも良し。非致死性の武器であるが故に、命中後の敵の取り扱いによっては“非人道的”な状態が現出する場合もあるが、しかし地雷レーザー兵器のように“武器そのものによって非人道的な状態が齎されるわけではない”ことから、現在のところ、赤十字を始めとした軍縮関係の論客は誰も気にしていないという。

症状の進行[編集]

ところが、近年、パイルバンカーを使用する側の人間にも、精神に変調を来たす例が報告されるようになってきた。これが「パイルバンカー症候群」である。

パイルバンカーは、非致死性の武器であるから、“人を殺す”ということ躊躇いを感じる者であっても比較的容易に使用することができる。それでも勿論、始めのうちは敵を丸裸にすることに抵抗を感じる者も少なくない。しかし、鎧を失った敵を自らの思いのままにすることを繰り返しているうちに、段々とその人間の嗜虐性は高められることになる。自分がどんなに弱くても、パイルバンカーを敵に命中させられる技能さえあれば、生き延びられるだけでなく、敵を戦闘能力的にも人間的にも蹂躙できるのだ。

このように、パイルバンカーの取り扱いに慣れた者は、いつしか、パイルバンカーに精神的に依存してしまい、パイルバンカーを失うことを恐れるようになる。パイルバンカーを失ってしまうと、いつか自分がパイルバンカーの餌食になり、敵にいいように弄ばれてしまうのではないか——そういった恐怖から、パイルバンカーを奪われないように細心の注意を払うがために、過度に攻撃的になる。

本来ならば追い払ったり捕虜にするだけで良いような敵であっても、必ずパイルバンカーで戦闘能力を奪った上で、殺す。たとえ敵が降伏の意を示す白旗を掲げていたとしても、殺す。果ては、自軍内での人事異動・配置転換などにより、自分がパイルバンカー担当から外されそうになると、それを阻止するために味方でも殺す——

こうなると、患者にとって、真に味方と言える者はいなくなる。「自分以外の全ての人間は、ただの敵ではなく、“自分のパイルバンカーを奪おうとしている敵”である」という、ありもしない妄想に取り付かれた患者は、パイルバンカーを乱用・濫用する。敵軍に対して乱用しているうちは何も言わなかった自軍の仲間たちも、パイルバンカーを非戦闘員に対して使用したり、あるいは自分たちに対してもその矛先を向けたりするようになると、患者のことを信用しなくなる。

バイルバンカーを取り上げられて発狂した患者の様子(イメージ)。
そうして、最初は妄想でしかなかった「自分以外の全員が自分のパイルバンカーを奪おうとしている」という状態は、いつしか現実のものとなる。患者と同じ軍に所属している仲間たちは、一致協力して、患者からパイルバンカーを奪い、そのまま患者を精神病院に放り込む。

治療のために病院に放り込まれたにも関わらず、この段階で、患者の病状は頂点に達する。自分に味方してくれる者が本当に誰もいないことが、自分を含めた誰の目にも明らかとなった上に、心の拠り所であったパイルバンカーも奪われてしまったのだ。大抵の患者は発狂してしまい、二度と正気を取り戻すことはないという。

予防のために[編集]

では、あなたが徴兵され、パイルバンカーの担当となった場合に、パイルバンカー症候群に罹って上記のような末路を辿らないためには、どうしたら良いだろうか。

まず重要なのは、パイルバンカーをなるべく使わないことである。自分の生命が危機に晒された場合などは止むを得ないとしても、そうでない場合は、上官の指示があった場合にのみ使うことである。これを心がけることで、自分が上官の指揮下にあることや、パイルバンカーの力は決して“自分の力”ではないことなどを、忘れないでいることができる。上述の症状は、パイルバンカーの力を自分の力であると錯覚してしまうことで起こるものであるから、これによりある程度は発症を防ぐことができると言えるだろう。

また、時には、仲間から「今の奴はパイルバンカーじゃなくても良かったんじゃね?」と指摘されることもあるだろう。パイルバンカーで用いる槍は基本的に何回でも回収して使用可能なため、銃弾や砲弾のような消耗品にあたるものは存在しない。そのため、他の武器を持っていてもついパイルバンカーを使い過ぎてしまう場合がある。味方からそのような指摘をされた際には、ひとつ自分のパイルバンカーの使用が適切であったかどうかを、もう一度じっくり考えてみてほしい。

あなたの周りにいる味方は、あなたがパイルバンカーを非戦闘員や味方に向けて乱用したりしない限りは、ずっと、味方なのだから。

関連項目[編集]

Bouncypotato.gif
これだけでは満足できない人のために、アンサイクロペディアの暇人たちは「Uncyclopedia:PileBunkerについて」という文書も執筆しています。