ハイキング

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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ハイキング(Hiking)は誰でも楽しめる、健康的なスポーツです。これからみなさんにその魅力をたっぷりとお伝えしていこうと思います。

素晴らしい魅力の数々[編集]

常にせわしなく動き回る社会に疲れてしまったらへ行き、ハイキングをしましょう。グループではなく、一人で行くのがおすすめです。なぜかって?それは次に挙げる魅力がよりいっそう際立つからです。

考え事をめぐらせましょう[編集]

山の中では一人で行動しましょう。忙しい社会の中では決して訪れることのない、たった一人の時間が満喫できます。携帯も置いていきましょう。せっかく一人なのに仕事のメールがなどが来たら雰囲気台無しですからね。外部に連絡できるものなどは全て家に置いていき、山の中で孤独に過ごしましょう。遭難?そんなこと起こりませんよ。

見ず知らずの山の中では、登山道に頼るのはやめましょう。山の中に分け入って、本当に一人きりになりましょう。そして、普段はできない考え事をしましょう。学校にいる可愛い女の子とか、会社の同僚の美人な女性。彼女たちがらみの妄想に浸りましょう。あなたが女性なら、普段から鬱陶しいと思っていた友達の女や臭くてキモい男どものことを考えましょう。そして誰もいない環境下で同じことをぐるぐる考え続け、発狂しましょう。山の中によく生えている奇妙な色をしたキノコを食べるのも効果があります。そういったものは積極的に食べてみましょう。視界が明るくなったり暗くなったり、気分がわけもなくハイになったり落ち込んだり。楽しいですね。運が良ければ大声を挙げて全裸で走りだしたり、巨大なピンクの象が追いかけてくる妄想が見れるかもしれません。

大丈夫、あなたが発狂しても誰も見ていませんよ。ここは山の中なのですから。「普段はできないこと」が思う存分満喫できるハイキングはとても楽しいアウトドアスポーツです。

動物と対話しましょう[編集]

山の中には様々な動物たちがいます。彼らと対話しましょう。昨今よく言われている通り、人間と動物は友達なのです。

サルは人間の友達であることが科学的にも明らかにされています。特に小さな赤ちゃんなどはとても可愛いですね。積極的にこちらから近づきましょう。そしてしっかりと目を合わせて、サルとコミュニケーションを取りましょう。ひっかきは彼らのスキンシップの手段の一つです。逃げてはいけません。ちょっとぐらい出血したところでサルと仲良くなれるならお安い御用ですね。仲良くなったら自分が持っている食料を分けてあげましょう。袋を開ける必要はありません、彼らが勝手に持っていきます。

イノシシはおすすめの動物です。特に子どもがいる母親イノシシは人間が大好きです。山の中で出会ったらイノシシは猪突猛進という言葉どおりに、私たちの胸におもいっきり飛び込んできます。しっかりと受け止めてあげましょう。さらに鋭い爪を使ったハイタッチや、強靭な咀嚼力を用いるスキンシップも彼らが得意としています。彼らに自分の脚を差し出せば、どんな堅い靴を履いていてもあっという間に血まみれにしてくれるでしょう。焦ることはありません、これは人間とイノシシの友好の印なのです。

クマと仲良くなれたら、あなたは立派な山男(もしくは山ガール)と言えるでしょう。もしあなたが山でクマを見つけたら、気づかれないようにそっと近づいて大声で挨拶しましょう。心優しいクマさんが大歓迎してくれます。クマが先にあなたのことに気がついているなら、その場で全速力で走ってみましょう。クマは追いかけっこもしてくれます。といってもクマは人間より速いですから、あっという間に追いつかれるでしょうが。もし追いつかれたら、お腹を出して横たわりましょう。大喜びのクマさんがあなたと遊んでくれます。

自殺志願者を見つけましょう[編集]

ハイキング人口の増加に伴って、山は様々な人が訪れるようになりました。自殺志願者もそのうちの一つです。

彼らは自らの人生観について、一般社会では受け入れられない独特の哲学を持っています。彼らを見かけたらそっと話しかけ、教えを請いましょう。自分と社会の関係性を模索する中で生まれた、終わりのない葛藤やそれを乗り越えた際に得られた卓越した人生観はまさに哲学者そのもの。決して彼らを引き止めてはいけません。彼らには自死という偉大な目的があります。自殺志願者は高度な思想と目的意識を併せ持った崇高なるニヒリズムの体現者なのです。教えを請い、自分の将来について不安を抱きましょう。彼らの価値観に共感し、自分のものとしましょう。そして運命を自殺志願者と共にしましょう。山は高度な知的交流の場でもあるのです。

見つけた自殺志願者が既に死んでいたというあなた。残念ですね。生きているうちにお話を伺うべきでした。警察には通報せず、偉大なる哲学者の死を静かに悼みましょう。そしてあなたも首をつって追悼しましょう。これは死んだ自殺志願者への礼儀とも言えるものです。ぜひ実行しましょう。

殺人鬼と交流しましょう[編集]

ハイキング人口は増加していますが、それを望まないのが彼らです。彼らは社会から逸脱したマイノリティです。貴重であり、同時に尊重されるべき存在だと言えるでしょう。

もしあなたが人目のつかない山奥で大きな穴を掘っている人やグループを見かけたら、積極的に声掛けをしましょう。何を埋めているのか聞いてみるのもいいアイデアです。訊かれても彼らはおそらくゴミだとか、畑にいたイノシシの死体だとか言うでしょう。多分嘘なので、ここは思い切って「警察に電話するぞ」と言ってみましょう。その勇気がないのなら「本当に埋める許可を取っているのか役所に電話する」「私はここの地権者だ。何を埋めているのか、中身を見せてみろ」でも良いでしょう。あとは彼らの反応を見てみるだけです。その人が懐からキラリと光るものを取り出したらあなたの勝利です。おめでとうございます!後は彼らに身を任せ、なすがままになりましょう。

それ以外にもあなたが女性だったり、男でも貧弱そうに見えるなら気をつけましょう。血に飢えた殺人犯や意欲的な性犯罪者、ノンケでも喰っちまう方があなたが狙っているかもしれません。もっとも、一部の方々からすれば肛門の脱童貞は歓迎すべきことでしょうが…。

魅力的な仲間たちがたくさんいます[編集]

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山にいる魅力的な仲間たちについて、少しでも分かって頂けたでしょうか。ここに記しているのはほんの一部です。他にも野良犬やブツの取引をしているビジネスマンの方、虎視眈々と銃を構える地元の猟友会の皆さんなどが山に溢れています。

魅力的な仲間たちと一緒に山を散策しましょう。様々な経験を通じて、ここが文明の及ばぬ地であることを実感しましょう。突然現れる動物たちと言葉を交わし、同じことを考え続けて発狂し、暗闇の向こうから自分を狙う何かに怯え、数日間彷徨ったのちに自殺志願者と運命を共にすることが、このレジャースポーツの楽しみなのです。ハイキングは誰でもが楽しめる健康的なスポーツです。

さあ、あなたもハイキングに出かけてみませんか?

関連事項[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「ハイキング」の項目を執筆しています。