ツンデレ


ツンデレ(冷甘、突照)は、突くとデレっとするもの。現実世界において異性に相手にされないヲタク向けに造られた、現実世界において存在し難いキャラクター設定。いわゆる一つの「萌え」要素。性格設定として作りやすいだけでなく、主人公とヒロインの両方をこの性格設定にすると恋愛成就を長引かせることで作品の延命ができ、続編(延長戦)・完結編(ロスタイム消化)も期待できるという戦略上の美味しさから、現在では供給過剰傾向にある。
ツンデレも知らないの!?
あんたなんかに教えてあげるわけないでしょ!
あたしだって忙しいんだからねっ!
……………………………………き、聞かないの…?
なお、最近は更に細かいカテゴライズが有る模様。刮目して次回を待て!
目次
べっ、別にアンタのために概要教えたいわけじゃないんだからねっ![編集]
仲良くしたいのに、相手に弱みを見せたくない、人の視線が恥ずかしい、立場の問題といった何等かの障害がある為、素直に出来ずに「ツンツン」。しかし、2人っきりになる、周りの視線を気にしなくなる等の障害がなくなれば「デレデレ」という行動指針が基本形。この系統は「ツンツン」の部分で「勘違いしないでよね」等と特徴的なことを言ったり、素っ気ない、または見下した態度を取ったり、意地悪をしたりすることが多く、「デレデレ」の部分で、素直になったり、しおらしくなったりする。但し、中にはツンデレとヤンデレ(例:普段は「ツンツン」だが、好きな人の前では「ヤンデレ」等)を併せ持つ、所謂ツンヤンなキャラクターも少なくない。
また、とある人間を認知した始め頃は親しくなく「ツンツン」、親しくなってきたら「デレデレ」というようなタイプや、相手が他の異性を親しくしていると、激しく責め立てる反面、相手に指摘されると、「別に焼餅なんか妬いてないわよ」と否定するタイプも存在する。「それって普通の人じゃね?」等と侮ってはならない。全ての人間に当てはまるとは限らないのだから。
だが、現実世界ではツンデレの意味や魅力を知らない人が多く、仮に知っていても「交際・結婚したら、かなり苦労しそう」「実際にいたら、鬱陶しい」「意地悪は良くない」「(デレても)腹に一物抱えていそう」等の理由で、一般ウケは悪い。また、実際に意中の人にアプローチをする際は、「ツン」と「デレ」のバランスに気を付けなければならないのはもちろん、相手が鈍感、警戒心が強い、疑い深い、ドS、ツンデレを嫌う場合は、逆効果となりがち。その為、実際にツンデレが意中の人を落とすことは、相手がドMかツンデレの内面を理解してくれる人でない限り、非常に困難であると言える。その他、ツンデレは恋愛・結婚以外の対人関係でも支障をきたすこともある。だが、このタイプは(愛情や人格を疑われる事はあるが)間違っても、本気で人を虐めたり罵ったり弄んだり利用したりといった不誠実な扱いは絶対にしない。というか、そんなことをする奴は、ツンデレじゃない!
また、周囲からは本心が見えにくい状態にある為、先述の通り意中の人に嫌われるだけではなく、本当に嫌いな人(特に、相手が自意識過剰またはナルシストの場合)からは「この子が俺に冷たいのはツンデレだから」と勘違いされ、付きまとわれる事もあるので要注意。
あっ、アンタが起源を教えてくれって言うから仕方なく…、そう、仕方なくよっ![編集]
ツンデレは、5世紀頃にアジアの北部で、白人系遊牧民が圧倒的な戦力を持つモンゴル系騎馬民族と戦うために創始した兵法「ツウデレ」を創始とする。日本では意訳により「突照法」と表記されることも多い。
その極意は、硬軟取り混ぜた戦略を臨機応変に行うことにあった。ある時は死に物狂いで戦ったかと思うと、次の日にはにこやかな顔で和睦を勧めてくるなど、現在で言う高等心理戦術であった。
彼らの見事な戦いに感服したモンゴル人はその後、モンゴル帝国を築いた時に、都会のすました感じのくせに仲が良くなると態度が軟化し、人前で平気で腕を組んでくる女性のことを「都腕麗(つうでれい)」 と呼ぶようになった。
なお、彼らの住まう季節によって寒い氷原や温かい平原に変わる地が、ツンドラと呼ばれるのはもちろんこの名残である。
日本では奈良時代、日本海を渡り入冦してきた粛慎(後の女真、満州族)により、彼らの戦法として伝わった。戦国時代、上杉謙信は幼少時にこの突照法を知り、古臭いと馬鹿にされていた突照法を軍事、外交両面に最大限に応用し、戦国最強とも称される騎馬軍団を統率し「軍神」と讃えられ、また「義将」として後々まで崇拝されるようになった。その極め付けが風車状に部隊を配置し陣を回転させることで先陣部隊を絶えず休息充分の控え部隊と交代させていく「車懸の陣」であり、彼の存在があってこそ今日の日本人のツンデレ萌えの素地は育れたと言っても過言ではない。
- 民明書房刊「偉大なるかな真の亜細亜」第2章及び第5章より抜粋
ただヒマだったから研究について教えてあげるんだから、勘違いしないでよねっ![編集]
ツンデレを初めて学術的に研究したのはフロイトであると言われている。彼の防衛機制論の中に反動形成と呼ばれる行動があるが、それがツンデレと非常によく似た行動である。反動形成とは平たく言えば、「好きな人にフラれてとても傷ついているけど、それを認めてしまうのは精神的に耐えられない。だから、人前では『あ、あんな奴、全然好きじゃないんだからっ!』と心にもないことを言ってしまう」という具合に、思っていることと反対の行動をとって精神的安定を図ろうとする行動のことである。ね、まさにツンデレでしょ。
その後、20世紀後半になってツンデレ研究の中心は日本に移り、後述のようなツンデレのタイプ分類も行われるようになった。現在でもオタクなどを中心に盛んに盛んに研究が行われており、心理学の一分野を形成している。
へっ、変なこと聞くなっ!何もお前と古典作品が、一緒になるわけじゃないんだぞっ![編集]
- 古代
- イソップ寓話(紀元前6世紀ごろ誕生)には、葡萄を食べる事が出来ずに「べ、別に、あんなすっぱい葡萄なんて食べたくないんだからっ!」と強がるキツネ(もちろんメス)が登場する。これが文学における世界最古のツンデレである。
- 日本においては、元祖引きこもりでもある天照大神の他、竹取物語に登場するかぐや姫が知られている。どちらもツンデレとするにはいささか度を超した要求をしているのが特徴的。
- 作者が分かっているものでは源氏物語が元祖エロゲーの名にふさわしくツンデレの宝庫である。
- 近代
- 19世紀ドイツの文豪ゲーテが著した「ファウスト」第一部の「街頭」という章において、主人公であるファウストとかいうオッサンが少女マルガリーテをナンパするが、「素っ気なく撥ねつけ」られてしまう。しかし、ファウストはマルガリーテのツンツンぶりを『素っ気なく己を撥ねつけたが、それがまた堪らないほどによかった。』といい、マルガリーテはファウストのことを『ほんとうに男らしい方だったわ』という。ここで、本当は好意を持っているくせにツンツンしてしまう(つまりツンデレの)マルガリーテと、それを「堪らないほどによかった」と感じるファウストという、ツンデレ少女とその少女に惚れるオッサンという構図が見て取れる。
- ね?19世紀のドイツの文豪もツンデレが好きだったってことがわかるでしょ?
インターネットで見るツンデレを、いっぱい教えてあげたんだから、感謝しなさいよねっ![編集]
- 匿名掲示板
- 某匿名性大型インターネット掲示板にはツンデレの亜種であるアンチと呼ばれる人種が生息していることが知られている。主に彼らはアニメや漫画といったヲタクカルチャーを語る板を根城にしているようだ。彼らはある特定の作品のことを異常に憎悪し、作品の誹謗中傷工作を行い、時には板を飛び越えてAmazonでアンチレビュー工作などを遂行する。しかしその一方で、その作品への思い入れが異常に強く、アニメならば当然最終回まで見続ける、漫画なら週刊誌で真っ先にチェックする、などの信者顔負けの行動を行っている。彼らの主張は以下である。
- 何よ、この糞アニメ!こ、こんな糞アニメぜんぜん面白くないんだからね!たまたまテレビつけたらやってただけなんだから、変な勘違いしないでよね!!!
…とまあ、流石にここまでくると病気以外の何物でもない。
べっ、別にツンデレのタイプを教えるわけじゃないんだからねっ! そう、仕方なくよっ![編集]
以下にツンデレのタイプを分類してみる。ここでは便宜的にツンデレの対象相手となる人物を主人公と称しておくが、これに限らない例は数多く存在する。また、ツンデレの定義が多様化・細分化し続ける昨今、その範疇はもはや女性キャラに限定されるものではないので、解析と研究の結果、十分にツンデレとして見なせるものは男性キャラも紹介する。
(女)王様型[編集]

またの名を『私は高貴な生まれなのよ型』。貴族等、自身の出生や身分に絶対の自信と誇りを持つタイプ。高慢かつ我侭で、主人公を「下僕」「奴隷」等と蔑んでこき使い、酷いと無理難題を課したり脅したり暴力を奮ったりするが、これは「この人なら自分の我侭を聞き入れ、叶えてくれる」という信頼の証や、「自分の我侭を聞き入れて欲しい」という本人なりの甘えの表れである。また、強かに見えて主人公への依存心が非常に強く、ヤンデレを兼ねる事もある。普段は高貴に振る舞うが、世間知らずで時折ドジな面を見せる事がある。一般人にも判りやすいタイプ故か、右のようにツンデレの代表例として挙げられる事が多い。
- 代表例
- 乾巧(仮面ライダー555)
- 江戸前留奈(瀬戸の花嫁)
- 柏崎星奈(僕は友達が少ない)-天才出生型、好意送信型と複合。
- 朽木白哉(BLEACH)
- 才虎芽斗吏(斉木楠雄のΨ難)
- 三千院ナギ(ハヤテのごとく!)- 好意送信型と複合
- 沢近愛理(スクールランブル)
- ジーク(仮面ライダー電王)
- シュニー(夢王国と眠れる100人の王子様)
- セイバー(Fate/Extra)- 赤い方のセイバー。天才出生型と複合。
- デボラ(ドラゴンクエストV 天空の花嫁)
- 緑間真太郎(黒子のバスケ)天才出生型と複合
- 水瀬伊織(アイドルマスター)
- 雪白冬子(パワプロクンポケット8)
- ルイズ(ゼロの使い魔)
天才出生型[編集]
またの名を『私は天才よ型』。(女)王様型と似ているが、こちらは才能・実力が抜群で、本人もそれに自覚的だが、プライドが極めて高く、主人公に対して素直になれない捻くれたタイプ。具体的には主人公を「凡人」「無能」等と罵り見下す傾向があるが、これは照れ隠しであり、扱いも基本的に(女)王様型と一緒。天才であるが故に、周囲から尊敬・羨望の対象となる事が多い反面、妬まれたり、恐れられたりして他人と馴染めない人も少なくない。また、他人の趣味を「無益」「無駄」等と手厳しく批評する一方で、本人の方が傍目には人に言えないような変な趣味に没頭する傾向もある。スポ魂モノとのマッチングの良さから、主人公と同性の場合はライバル型と複合パターンも少なくない。
- 代表例
- 明智心衣(探偵オペラミルキィホームズ)
- アリサ・イリーニチナ・アミエーラ(GOD EATER)- ゲーム中盤以降のデレっぷり。
- 猪狩守(実況パワフルプロ野球)- ハハハハハハハハハ!
- 櫂トシキ(カードファイト!!ヴァンガード)
- 岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)
- 霧夜エリカ(つよきす)
- 設楽聖司(ときめきメモリアルGirl's side 3rd Story)
- 司馬懿(真・三國無双)- フハハハハハハハハハ!
- 天道総司(仮面ライダーカブト)
- 華園しゅうか(アイドルタイムプリパラ)
- 飛影(幽☆遊☆白書) - 不良生徒型と複合。
- ハルナ(これはゾンビですか?)
- 牧瀬紅莉栖(Steins;Gate)
•ルーテ (ファイアーエムブレム 聖魔の光石)
主人公嫌悪型[編集]
別名:『あんたなんか大嫌い』型。当初は、誤解を含め何らかの理由で主人公の事を嫌っていたが、ある出来事を機にないしは物語が進むにつれ、次第に惹かれていくタイプ。惹かれた後は素直な愛情表現を示す傾向の人と、それでも天邪鬼な態度を取ってしまう傾向の人に分かれる。ギャグ漫画等ではどつき漫才になることも多く、主人公とは喧嘩友達といった事例も存在する。これらの特徴から、(女)王様型に並ぶ分かりやすいツンデレの典型例とも言われている。
- 代表例
- 青山素子(ラブひな)
- 花鳥玲愛 (パルフェ)- 金髪ツインテールメイド服着用型ウェイトレス。ゴッデスオブツンデレ。別名:カトレア。
- 夏文麗 (蒼天の拳) - あんたの無様な死に様を見たいのさ
- 狩魔冥(逆転裁判)
- 神城凛(まぶらほ)
- 小泉明(イケてる2人)
- 近衛素奈緒(つよきす)
- 等々力志津香(魔人探偵脳噛ネウロ)- 石垣に対して。規則維持型と複合。
- 十波由真(ToHeart2)
- 乃木流架(学園アリス)
規則維持型[編集]
又の名を『規則は絶対よ!型』。規則を守ることを第一とするタイプ。生真面目で責任感が強く成績も優秀で、よく「委員長」「会長」「優等生」等と言われる。その為、眼鏡と言うこのタイプの典型的萌え要素を装備する者が少なくない。その真面目さから、自身の恋愛感情とルールや倫理の板挟みで苦悩して、ヤンデレに転化する事もある。主人公をダメなヤツと見なしている(ツン)が、見直したりついつい頼みごとを聞いてしまったり(デレ)するのが王道パターン。
- 代表例
- 朝比奈 あかね(かのこん)
- 厳島貴子(処女はお姉さまに恋してる)
- 鉄乙女(つよきす) - 別の意味で最強候補の一角。
- 古手川唯(To LOVEる -とらぶる-)
- シグナルマン(激走戦隊カーレンジャー)
- 不知火明乃(瀬戸の花嫁)
- たしぎ(ONE PIECE)
- 椿佐介(SKET DANCE)
- ティエリア・アーデ(機動戦士ガンダムOO)
- 二宮武士(西部警察)
- 広瀬海(勇者指令ダグオン)
- 南みれぃ(プリパラ)
- リザ・ホークアイ(鋼の錬金術師)
友人維持型[編集]
又の名を『こ、恋人じゃないよ型』。長い間、その人と付き添っていたので、友人感覚でしか付き合えなくなったタイプ。幼馴染や腐れ縁者など、主人公との付き合いが長い人に多く見られる。幼い頃からずっと想いを寄せているか、ひょんな事から急に気になり出す場合に分かれる。また、真面目なタイプが多い事から、規律維持型と複合したり、ヤンデレ化したりする事が多い。主人公との関係について尋ねられると、「あ、あいつはただの幼馴染よ!!」と切り返すのは、もはや黄金パターンである。
- 代表例
- 赤羽くれは(ナイトウィザード)
- ウィンリィ・ロックベル(鋼の錬金術師)
- 金武城真奈美(あそびにいくヨ!)
- 上条るい(ガールフレンド(仮)) - 好意送信型と複合。
- 木ノ下りんご(おとぎ銃士 赤ずきん)
- ケイ子(Aチャンネル) - 姉に対して。規則維持型、鬼嫁型、照れ隠し型と複合。
- 惣流・アスカ・ラングレー(碇シンジ育成計画) - 照れ隠し型と複合。なぜか萌えない。
- 高瀬瑞希(こみっくパーティー)
- 千代田こよみ(noesis嘘を吐いた記憶の物語)―千夜の章前編とこよみの章ではヤンデレと化す。
- 七瀬美雪(金田一少年の事件簿) - ちょっとしたヤンデレも伴う。
- 松井常代(あおざくら 防衛大学校物語)
- 三日月夜空(僕は友達が少ない)
- 毛利蘭(名探偵コナン)
- ローリ(トランスフォーマー ギャラクシーフォース)-性格変更型も伴っている。第三クール以降からのデレっぷりはファンの間では伝説。
対人恐怖/嫌悪型[編集]
またの名を『一人にして…型』。当初は他人と関わる事に恐怖・嫌悪していたが、主人公やヒロイン、仲間からの積極的な干渉で、次第に心を開いていくタイプ。具体的には、人見知りが激しい、孤高な一匹狼、いじめ等のトラウマが元で人間不信になる等様々。男女共に多く、天才出生型やライバル型との複合が多く見受けられる。
- 代表例
- 秋山蓮(仮面ライダー龍騎)- 嫌悪型。次第にライバル型の色合いが濃くなっていくケースの典型例。
- 宇佐美マサムネ(まよチキ!)- 嫌悪型。
- ガンマックス(勇者警察ジェイデッカー)
- スコール・レオンハート(ファイナルファンタジーⅧ)
- 志波勝己(ときめきメモリアル Girl'side 2nd Kiss)- 恐怖型。ただし野球部での過去のことに触れない限り、露骨に人に怯える様子はない。
- ソーマ・シックザール(GOD EATER)- 恐怖型。自分と関わった仲間を死なせたくない為にわざと他人との交流を拒絶する。
- ティファ・アディール(ガンダムX)- 恐怖型。ただし寡黙で冷静な為、露骨に人に怯える様子はない。
- ニッチ(テガミバチ)- 嫌悪型。
- 日向棗(学園アリス)- 嫌悪型。不良生徒型・ライバル型も複合。
- 保科智子(ToHeart) - 嫌悪型。その後規則維持型に転向。ギャルゲにおける「いいんちょ」萌えの原点とも言われる。巨乳でマゾ(違
- 八重花桜梨(ときめきメモリアル 2)- 嫌悪型。バレー部の部費を盗んでなんていない。
孤独嫌悪型[編集]
またの名を「一人にしないで…」型。対人嫌悪型とは逆に、孤独でいることに対して恐怖を感じているタイプ。普段は強気な態度を取っているが、根は非常に繊細で敏感なため、自他の言動を必要以上に気にかけて人知れず悩んでしまう。なお、根っからの甘えん坊は、「ツン」がない為、該当しない。他の型と重なる事が多い。
- 代表例
- アヌビス神(ジョジョの奇妙な冒険)
- エミリア・パーシバル(ファンタシースターポータブル2)
- 亀山美和子(相棒) - 男勝り・少々鬼嫁型と複合(自己中タイプではないが)。
- クラウド・ストライフ(ファイナルファンタジーVII)照れ隠し型と複合。
- 剛田武(ドラえもん)
- シエル・ファントムハイヴ(黒執事)-(女)王様型と複合。
- 周防達哉(ペルソナ2)
- 筒隠月子(変態王子と笑わない猫。)- 小悪魔型と複合。
- 柊かがみ(らき☆すた)
- 流木野サキ(革命機ヴァルヴレイヴ)- 照れ隠し型と複合。
ライバル型[編集]
またの名を『お前を倒すのは俺だ!型』。スポ魂やバトルものの少年漫画には不可欠な、主人公の好敵手となるタイプで、他のタイプと比べ男性比率が高いのが最大の特徴。「ツンデレ」という言葉が生まれる遥か以前からの長い歴史を持ち、その起源は源氏物語の頭中将にまで遡る。主人公と切磋琢磨し、時に反目しながらも、ピンチの時には颯爽と現れて助けてくれるナイスガイであるが、強敵に対する噛ませ犬の役を回されることも少なくない。このタイプを象徴する台詞こそが「勘違いするな。別にお前を助けに来た訳じゃない」である。
- 代表例
- 青峰大輝(黒子のバスケ) - 不良生徒型と複合。
- アッシュ (テイルズオブジアビス)- 綽名は「鮮血」。主人公へのデレは極めて見つけ難い。
- アプトム(強殖装甲ガイバー)
- 伊丹憲一(相棒)
- ヴィラル(天元突破グレンラガン)
- 影山飛雄(ハイキュー!! )
- 海馬瀬人(遊☆戯☆王)- ワハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!。天才出生型、(女)王様型と複合。
- 海原雄山(美味しんぼ)
- グレイ・フルバスター(FAIRY TAIL )
- 金色の闇 (ToLOVEる)
- 佐藤寿也(MAJOR)
- ザムシャー(ウルトラマンメビウス)
- 傷の男(鋼の錬金術師)
- 鈴原トウジ (新世紀エヴァンゲリオン)
- 玉藻(地獄先生ぬ~べ~)
- トラファルガー・ロー(ONE PIECE)
- 土方十四郎(銀魂)
- フォルテ(ロックマンシリーズ)-ロックマンを付け狙っていることからヤンデレ要素も持ち合わせているのではとも言われる。
- ベジータ(ドラゴンボール)
- 真中のん(プリパラ)
- 雷張ジョー(勇者特急マイトガイン)
- レイヴン(ゾイド)
好意送信型[編集]
またの名を『「私の想いに気付いて…」型』。主人公があまりにも鈍感過ぎて、自分の好意に全く気付いてくれず、悩むタイプ。素直に愛情表現する事を恥ずかしく思う人と主人公の前ではつい意地を張ってしまう人に分かれる。ただ、前者はツンデレの印象とは大きく異なるため、判断が難しい。サブヒロインがこのタイプである場合、正ヒロインより人気が出る事がある。
- 代表例
- 天草シノ(生徒会役員共)
- 桂ヒナギク(ハヤテのごとく!)
- 小路綾(きんいろモザイク)
- 志熊理科(僕は友達が少ない)
- 芹沢文乃(迷い猫オーバーラン)
- 遠野秋葉(月姫)
- 七森秋菜(円盤皇女ワるきゅーレ)
- 野々花みよ子(キテレツ大百科)
- 西澤桃華(ケロロ軍曹)
- 服部絢子(いちばんうしろの大魔王)
- 羽丘芽美(怪盗セイント・テール)
- 御坂美琴(とある魔術の禁書目録)
小悪魔型[編集]
またの名を『貴方をいぢめたくなっちゃう型』。主人公に気があるような素振りを見せたかと思いきや急に冷たくなる等、思わせぶりな態度・言動で主人公を翻弄するタイプ。現実世界でも、小学生男子の8割はこのタイプであり、少女漫画のヒロインに絡むショタキャラとして設定しやすいが、女性キャラも多い。主人公を弄ったり、おちょくったり、からかったり、悪戯をしたり、セクハラをしたりして楽しむ節があるが、これは本人なりの愛情表現やコミュニケーションであり、主人公への想いは意外と真剣で、少なくとも悪気は無い。また、素直になれず、つい意地悪をしてしまう人も含まれる。但し、いくら悪気が無くても、やり過ぎや単にいぢめることを楽しんでいるだけという場合は、「いじめ」と見なされ、該当しない。尚、あくまでも「いぢめ」である。「いじめ」はカッコ悪い。
- 代表例
- 阿部隆也(おおきく振りかぶって)-主人公嫌悪型と複合。
- 江戸前留奈(瀬戸の花嫁)
- 大垣勘太(となりのトトロ) - 好意送信型と複合。
- 北崎(仮面ライダー555)
- 黒猫(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)
- シェリル・ノーム(マクロスF)
- ジェリー(トムとジェリー)
- 遠坂凛(Fate/stay night)
- マリア(荒川アンダー ザ ブリッジ)-主人公のみならず男性であれば毒を吐く。ツンデレかどうかは難しいところ
- 峰理子(緋弾のアリア)
異性恐怖症型[編集]
またの名を『異性なんて、大嫌い!型』。異性との交流の乏しさ、いじめや失恋等のトラウマなどが原因で、異性を苦手・嫌悪するタイプ。異性との接触や交流を嫌い、嫌悪感や攻撃的な態度を露わにすることがあるが、主人公と出会って次第に惹かれる反面、愛情と恐怖心の板挟みに悩む事もある。また、異性嫌いにも関わらず、身内など特定の異性とは平気だったり、場合によっては好意を持ったりする人もいる。尚、異性の前だと緊張で顔を赤らめたり、オドオドとした態度を取ったりするのは、「ツン」が無い為、該当しない。
- 代表例
- 赤坂龍之介(さくら荘のペットな彼女)
- 伊波まひる(WORKING!!)- 初期限定。最近はほぼこの傾向を失っている。
- 宇佐見羽仁(SKET DANCE)
- 河野貴明(To Heart2)
- 天幕桜子(あいこら)
- 緑川千百合(まほらば)
- 結野嵐子(えむえむっ!)
俺様・男勝り型[編集]
気が強く自己中心的かつ短気なタイプ。具体的には、やんちゃ・お転婆から傲岸不遜、凶暴なキャラまで幅広い反面、親分肌で正義感が強い。また、幽霊や爬虫類、ゴキブリが苦手、寂しがり屋、恋愛には奥手など時に繊細さ(印象的な弱点属性)を見せる。ヘタレや弱虫、反抗的な人を嫌うが、このタイプが登場する作品の殆どの主人公がこれに当てはまる為、主人公嫌悪型と重なる事も多い。一見男勝りでがさつな性格でありながらデレデレした一面も持つことから、『ガサデレ』と呼ぶこともある。
- 代表例
- 赤坂早紀(まほらば) - 主人公嫌悪型と複合
- 明石薫(絶対可憐チルドレン) - 天才出世型と複合。
- 内村完爾(相棒) - ハイパーツンデレと呼ばれることもある程ジャイアニズム全開。「バカモーーーン!!!!」
- 擬宝珠纏(こちら葛飾区亀有公園前派出所)
- クリフ(トランスフォーマー) - 不良生徒、照れ隠し型と複合。
- 清水薫(MAJOR) - 友人維持型と複合。
- 園崎魅音(ひぐらしのなく頃に)
- 千鳥かなめ(フルメタル・パニック!) - 主人公嫌悪型と複合
- 槇村香(シティーハンター)
- 美神令子(GS美神 極楽大作戦!!)
- ムサシ(ポケットモンスター)
亭主関白・鬼嫁型[編集]
ツンデレが主人公の恋人・婚約者・配偶者である場合に呼ばれる。主人公を尻に敷いて、こき使うタイプだが、相手への想いと信頼は強い。二次元より寧ろ三次元や現実世界に多く見られるのが特徴。但し、時々ツンデレではなく、マジで相手をゴミ・奴隷等のようにしか思ってない例も存在するので要注意。 また、ツンデレ側の心境についてはさだまさしの関白宣言を参照のこと。こんなにツンデレがはっきり出た歌も珍しい。
- 代表例
- 逢坂大河(とらドラ!) - 元々は複数の型の複合型とされていたが、主人公と婚約したので、この型に分類しておく。
- 青葉春助(The かぼちゃワイン) - 異性恐怖症、照れ隠し型と複合。
- 恐山アンナ(シャーマンキング)
- 鮎沢美咲(会長はメイド様!)-照れ隠し型と複合
- コーティカルテ・アパ・ラグランジェス(神曲奏界ポリフォニカ)
- 涼宮ハルヒ(涼宮ハルヒシリーズ) - 孤独嫌悪型と複合。
- チチ(ドラゴンボール)
- フェリス・エリス(伝説の勇者の伝説)- 女王様型・友人維持型と複合。
- ヘラ(ギリシャ神話) ‐ ヤンデレ含み
- 山崎早苗(鬼嫁日記)
- 乱崎凶華(狂乱家族日記) - 天才出世型と複合。
不良生徒型[編集]
『不良に見られるが実は善良』あるいは『性悪だが根は善良型』といったタイプがいる。周囲から非難・反発される事も多いが、根は善良なタイプ。「不良」と言っても、不良に限らず、極端に口が悪い、毒舌家、冷徹無比なキャラも該当する。敢えて、憎まれ役を買って出たり、優しくする事を照れ臭く思ったりする人が多い。主人公に対してぞんざいな扱いをするタイプもいるが、実は素直になれないだけとか、時折優しさや思いやりを見せる事もある。
- 代表例
- 鮎川まどか(きまぐれオレンジロード)
- アライグマくん(ぼのぼの) - 孤独嫌悪、俺様型と複合。
- イデ・サンゴール(FRONT MISSION ALTERNATIVE)- 最高の評価が「勘違いするな!(略)」
- エドワード・エルリック(鋼の錬金術師)
- 小野田公顕(相棒) - 亭主関白型も少し兼ね備えている。この人を敵に回したら一巻の終わり。
- 牙崎漣(アイドルマスターSideM)- 俺様型と複合。
- 獄寺隼人(家庭教師ヒットマンREBORN!)
- コンドルのジョー(科学忍者隊ガッチャマン)
- サンジ(ONE PIECE)
- セーラ(ファイアーエムブレム 烈火の剣)女王様型と複合
- 翠星石(ローゼンメイデン) - 主人公嫌悪型と複合。
- 戦場ヶ原ひたぎ(化物語)-亭主関白・鬼嫁型と複合。
- 爆豪勝己(僕のヒーローアカデミア) - 天才出生型、俺様型と複合。
- 雲雀恭弥(家庭教師ヒットマンREBORN!)
- 藤麓介(保健室の死神)
- 防衛大学校の上級生(特に4学年)全員(あおざくら 防衛大学校物語)
- 丸井みつば(みつどもえ)
性格変更型[編集]
普段は、ツンとした態度だが、主人公の前では全力でデレまくるタイプ。そのあまりのギャップに周囲を驚かせる事もあるが、主人公への想いは純粋で、計算高さや腹黒さも一切無く、ぶりっこ、黒デレとは全くの別物。このデレが服従や被虐願望のレベルにまで達したものは、稀に「ツンマゾ」と呼ばれる。主人公嫌悪、俺様・男勝り型と重なる事も。実は「ツンデレ」と言う言葉が生まれた当初はこの意味だったという。
- 代表例
- 育島紗夜(オニデレ)
- 桐間紗路(ご注文はうさぎですか?)- ただし軍人に対して
- 高坂桐乃(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)
- 正田スミレ(学園アリス)
- 猿飛あやめ(銀魂)- 基本的に男に対してSだが、銀時のみドM
- 砕蜂(BLEACH)- 夜一様LOVE
- トト(夢王国と眠れる100人の王子様)
- ボア・ハンコック(ONE PIECE) - (女)王様型、主人公嫌悪型、異性恐怖症型と複合
- ほしな歌唄(しゅごキャラ!)
- 御堂春(こちら葛飾区亀有公園前派出所) - 主人公に対してではなく、レギュラーキャラに対して。
- 美幸繭(藍より青し)
- 竜崎レイナ(ヤンデレ彼女)-普段もデレ9割なので当てはまらないかもしれない
照れ隠し型[編集]
本当は嬉しかったり、寂しかったりしているのだが、強がって人前で自分の素直な感情を表現できないタイプ。強がっている割には、感情を隠しきれず周囲に本当の感情がバレバレであることが多い。
- 代表例
- イギリス(AxisPowersヘタリア)
- エルレーン(ファイアーエムブレム新・紋章の謎)-「ば、馬鹿を言うな。マリクの事など俺は…!」
- 大神涼子(オオカミさんシリーズ)
- 伽羅(嘘喰い) - 「よしっ、やめました!!これで聞いたぞ‥‥言う事を」
- 月島青葉(クロスゲーム) - 主人公嫌悪型と複合
- 土屋康太(バカとテストと召喚獣)
- 筒井穂佳(まりあ†ほりっく)
- テオ(GENTE)
- ブタゴリラ(キテレツ大百科)
- 冬美旬(アイドルマスターsideM)
- ルチアーノ(GENTE)
あっ、アンタなんか関連項目に埋もれて死んじゃえばいいのよっ!死んじゃえっ!このバカっ![編集]
- - デレ系 萌え用語
- ツン - 系 萌え用語
- その他
- ほぼ無反応
- 他人
- 外交
- 釘宮理恵 当代一のツンデレ声優。
- 神谷浩史 当代一の男性版ツンデレ声優
- やぶさかではない 日本古来のツンデレ構文。
- ツンデレビウム 温度により二つの状態を持つネオ元素。
- ツンデレ (精神疾患) ツンデレは病気です。
- ツンデレーション うすた京介による造語。Perfumeの「Puppy Love」の歌詞でも使用されている。
- エチゼンクラゲ 中国から日本へのツンデレ行為(贈り物)
- ダチョウ倶楽部 「押すな」と言ってるが本当は押して欲しい。
- 平沢進 50過ぎたオッサンでありながらツンデレ。
外部リンク[編集]
![]() |
……見ての通り、この記事「 ツンデレ 」は書きかけなわけだけど…、はぁ!?何言ってんの?勘違いしてるんじゃないわよ! べっ、別に加筆して欲しいわけじゃ無いんだから!まぁ、アンタがどうしても加筆したいって言うのなら、加筆させてあげてもいいんだけど…… (Portal:スタブ) |