チケット詐欺

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「チケット詐欺」の項目を執筆しています。

チケット詐欺(ちけっとさぎ)とは、2000年ごろからインターネットを中心に流行り始めたスポーツ競技の一つ。コンサート・ライブなどの架空の残余チケットの有償譲渡先をインターネット上で募集し、どれだけの人にそのチケット代を振り込んでもらえたかを競う。2003年にエクストリームスポーツとして登録された。

競技設立の経緯[編集]

2000年~2001年:序章[編集]

2000年前後から、個人によりインターネット上にアーティストなどのファンサイトやコミュニティが開設されるようになり、Yahoo登録サイトを中心に、BBSと呼ばれるインターネット上の掲示板が繁盛するようになった。そして警戒心のないサイト管理者達はアクセスアップや(管理者としての)人気取りのために、余ったり行けなくなったりしたコンサート・ライブチケットを売り買いする「チケット掲示板」を開設するようになった。

この状況を見て、エクストリームスポーツ実行委員会「新たなビジネスチャンスだ」と目をつけ、チケット掲示板で架空の残余チケット情報を書き込み、多数の人達から「チケット代」と称したお金をいただく競技を思いついた。

2002年:試行と大成果[編集]

エクストリームスポーツ実行委員会は、この新競技の試行を行った。いきなり複数のアーティストのコンサートチケットをターゲットにし、20以上のファンサイトのチケット掲示板に

「宿題をやらないといけなくなってしまったのでチケット譲ります。もちろん定価で、送料は私の方で負担します。買い取っていただける方はメールください☆ミ」

という書き込みをマルチポストした。もちろん実行委員会がチケットの実物を持っているわけがない。

このマルチポストに対するインターネットユーザーの反応は上々で、照会が来た人数は500人以上、その後個別にメールをやりとりし、「お金を振り込んでくれる」という騙されたカモ「出資者」の人達に、連絡先として群馬県内の会社のFAX番号を教えるなどのフォロー施策もきっちりこなした([1]注:Webアーカイブ)結果、チケット代の振込人数300人以上という大釣果をたった数人の委員会の人達の手によって成し遂げることが出来た。それを見た出資者達も「だまされた!」と大発狂歓喜の雄たけびと涙を流したという。

この頃はオークションサイト経由での詐欺行為が問題になり始めた頃でもあり、高額な費用をかけても騙されてしまうリスクがあるオークションサイトよりも、個人が開設しているが故に「定価取引」が原則となっていたファンサイトの掲示板に人が集まるようになっていた。この点も競技試行の成功に大きく寄与したと考えられる。

2003年:エクストリームスポーツに[編集]

前年の試行結果に気をよくしたエクストリームスポーツ実行委員会は、当年3月のサミットにて満場一致でチケット詐欺のエクストリームスポーツ登録を採択した。当時の議事録は『試しにやってみたら、すぐ金が入った。ヤバイ。文句無しでエクストリームスポーツに採用する』となっている。(議事録)

2004年~2007年:急速な発展と競技継続の危機[編集]

エクストリームスポーツ化されたことで、この競技も一般に広く知れ渡るようになった。

この競技は、振り込め詐欺などと異なり、インターネットの掲示板とメールだけで競技が出来るので、競技実施のために複数名以上の組織を構成する必要は無い。ネットとメールが出来る携帯電話さえ持っていればリアルに誰でも出来る。また1人あたりの出資額も1~2万前後と少ない事から、ATMの1日あたりの振込限度額の制限にも引っかからない上に、出資者が事後に警察に相談しに行っても「その程度じゃ捜査出来ませんね」と相手にすらされない可能性が極めて高い。こういった敷居の低さが、新たなエクストリームスポーツを求めていた10代を中心に好意的に受け止められ、2003年から2007年の間に競技人口は実に6倍にも増加した。

しかし、あまりにも急速な競技普及となったため、競技場管理者側が警戒してしまい、競技場となるチケット掲示板の閉鎖が相次いだ。これに所謂「個人サイト」の衰退も重なり、新たに競技場を開設可能な場所(ファンサイト)が減っていった事で、競技の継続が危ぶまれるようになった。

2008年~:Web2.0への対応と新時代の幕開け[編集]

2010年1月時点で、mixi内だけでも300箇所以上の競技場が作られている

しかし、今度はmixiなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が社会的インフラとして普及した福次効果として、SNSのコミュニティなどに新たな競技場(チケット譲渡関連のコミュニティやトピック等)が次々と作られていくようになった。当然「競技場として使われた直後に閉鎖」も相次いだが、競技場開設がSNS普及前よりもかなり手軽になったことで、日本人はみな良い人と思い込んでいる人達の手により新たな競技場が次々と開設され続けている。つまるところ競技そのものがWeb2.0に対応し、競技層の大きな底上げにつながった。その結果、定職を持っているサラリーマン・公務員から女子中学生まで幅広い競技層を獲得することに成功。2009年度末時点での競技人口は日本国内だけで推定100万人にも膨れ上がったと言われている。今後の競技の更なる繁栄に向けてはクラウドコンピューティングへの対応がカギと言われている。

競技用語の定義[編集]

すでに上述の経緯でも記述があるが、本競技の専門用語を以下の通り定義する。

  • 競技者:このスポーツを行う人のこと。
  • 出資者:競技者に虚偽のチケット代を振り込む人のこと。つまりカモ。
  • 競技場:所謂「インターネット上のチケット掲示板」のこと。SNSのチケット取引関連のコミュニティや、それに属するトピック類も含まれる。逆にインターネットオークション会場は含まれない。
なお現存している競技場のほとんどは、チケット交換に特化された「専用スタジアム」である。
  • 競技場管理者:チケット掲示板の管理者。

競技ルール[編集]

  • 競技は年度ごとに行われる。毎年4月1日~翌年3月31日までに行われる全ての有料イベント(コンサート、スポーツイベントなど)が競技の対象となる。
  • 競技年度内にチケット代を振り込んでくれた人数(出資人数)から算出される基礎点と、取引の特徴などを個別に判断したボーナスポイントの合計値で競われる。
  • 競技者は1人でも、数人でチームを組んでも構わない。ただしチーム人数が多いほど出資者を集めやすくなるため、基礎点とボーナスポイントの合計値を競技者のチームの人数で割った点数が最終得点となる。例えば基礎点200点+ボーナスポイント40点の場合、競技者が1人の場合は240点だが、3人の場合は80点となる。
  • 金額の多寡はほとんど採点対象にならない。定価以上の取引を行っていた場合は減点対象となることがある
  • 年度末日までに競技者(チーム参加の場合は全員)が警察に逮捕、または補導されてしまった場合は失格となる。

採点ルール[編集]

基礎点[編集]

カモ出資人数1人あたり1ポイント加算。

ボーナスポイント[編集]

工夫点
  • 競技者が出資者に教えた電話番号が実在の番号:出資人数3名につき1ポイントのボーナス
  • 競技者が実際にプライベートで使っている電話番号を出資者に教えた:二度とその電話番号は使えなくなるので、出資者1人につき5ポイントのボーナス
  • 代引きによる郵送を実際に行った(もちろん中身は空っぽかニセモノ):ボーナスポイント2倍
  • 3箇所以上の競技場を使用し、競技場ごとにハンドルネームを切り替えていた:基礎点の2割をボーナスポイントとして加算
  • 競技参加のためにプリペイド携帯電話を購入した:ボーナスポイント+10点
  • 出資者が詐欺確定後に開設した「被害者の会」の類のメーリングリストや掲示板にしれっと参加する:ボーナスポイント+30点
  • 競技者自身が対象コミュニティのオフ会に参加していた:ボーナスポイント+50点
  • 競技者自身が自らチケット掲示板を開設し、そこで競技を実施:出資者1人につき10ポイントボーナス。
    • さらに出資人数が50人を超えた場合、+500点
    • 有料レンタルサーバ上に競技場を作っていた場合、毎月のレンタル費用(円単位)をそのままボーナスポイントとして加算。独自ドメインを取っていればさらに+1000点。
※単に掲示板を開設しただけでは誰もアクセスしに来ないので、出資者を獲得する事は困難。出資者を獲得するには、ファンサイトやコミュニティとして一定の実績を上げる必要があるため、高得点となっている。ただし審判団に自開設の競技場で出資者を募ったことの証拠提示が必要となる。またこのケースに限り、他の競技場(サイトの掲示板)へのマルチポストは出来ない。やっていた場合はボーナスポイントの計算が面倒になるため全得点没収。
難度点
  • 身分証提示を義務付けられているネットカフェから競技場への書き込みやメールのやり取りを行った:出資人数5人につき1ポイントのボーナス
  • 前年度以前に使用した競技場(サイトの掲示板)を再び使った:その競技場経由の出資者1人につき1ポイントボーナス
  • 詐欺チェックリストに上がっているチェックリストを全て実施した:基礎点10倍
競技者属性点
  • 競技者のメールアドレスがフリーメール:出資人数5名につき1ポイントのボーナス(フリーメールだとむしろ疑われるため)
  • 競技者がエクストリーム・サービス残業と同時参戦:エクストリーム・サービス残業の得点がそのまま加算
  • 競技者がエクストリーム・ニートと同時参戦:獲得ポイント50%没収。ニートは時間制約がないため、ハンデが与えられる。
  • 競技者がエクストリーム・じっとしていると同時参戦:獲得ポイント3000倍。と言うかどうやってこの競技と両立するんだ。
  • 競技者が発信したメールが全てあああああああああ!である:獲得ポイント10000倍。このフレーズだけで出資を得られたらノーベル賞だ。
  • 競技者自身が前年度以前に出資者となった事がある:ボーナスポイント+2点
  • 競技者自身が当年度中に出資者にもなってしまった:-10点
  • 競技者が小学生以下もしくは65才以上:ボーナスポイント+30点
  • 競技参加が恋人または配偶者にバレて破局した:ボーナスポイントは加算されないが、特別にエクストリームスポーツ実行委員会から5円支給される。ご縁があり(ry
  • 競技チームのメンバーが逮捕された場合:逮捕人数のチーム人数に対する割合に応じてポイント没収。4人チームで2人逮捕された場合は50%のポイントが没収される。
  • 企業内で競技チームを組んでいる場合:ポイントの加減算は特にないが、失格した場合はエクストリーム・謝罪に強制エントリー。
出資者属性点
  • 競技者の恋人または配偶者が出資者になった:ボーナスポイント+10点。該当者が2人居た場合はボーナスポイントなし。3人以上居た場合は粛清
    • その恋人または配偶者が、浮気相手とのペアチケットを購入しようとしていた場合:さらに+50点
  • 競技者の片想い相手が出資者になった:ボーナスポイント+10点
    • その片想い相手が、別の相手(彼氏or彼女orその候補)とのペアチケットを購入しようとしていた場合:さらに+100点
    • 片想い相手があろうことが競技者とのペアチケットを購入しようとしていた場合:-10000点および出資金額全額没収。
  • 出資者が、出資が原因で年度内に離婚or破局した場合:該当者1名につきボーナスポイント+10点
  • 現役の警官または刑事が出資者になった場合:該当者1名あたり+20点。ただし年度内の失格リスクは跳ね上がる。
  • 後期高齢者を出資者にしてしまった場合:該当者1名あたり-5点。お年寄りは大切に。
  • 過去の出資歴がある人がまた出資者になった場合:1人あたり、2回目の場合+10点、3回目の場合+20点、4回目以上の場合-0.5点。
※3回引っかかってもまだ引っかかる人は「ただのカモ」なので難易度が低いとみなされる。
  • 出資者が競技場で「チケット譲ってください」という書き込みを行っていた:該当者1人あたり-0.9点
※このタイプはカモ中のカモなので出資難易度はかなり低いとみなされる。
  • 芸能人やスポーツ選手が出資者になった場合:該当出資者のランクに応じてボーナスポイントを加算。
例えば和田アキ子の場合は+80点、出川哲郎の場合は+1点、hydeの場合は+156点。加算ポイントは審判団が総合的に判断して決定する。
  • 金正日が出資者になった場合:+1000000000000点。さらに翌年度も+500000000点のボーナス。ただしリアルで命の保証はしない。
閉鎖された競技場の例。競技者にはボーナスポイント100点が加算される。
競技場管理者属性点 (※競技者が自ら競技場を開設した場合、加減算の対象外)
  • 競技場管理者がエクストリーム・ニートに参戦中:ボーナスポイント+20点。詐欺防御力が通常の管理者より強いため。
  • 競技場管理者がエクストリーム・サービス残業に参戦中:-30点。詐欺防御力が弱いカモサイトであるため。
    • さらに競技場管理者が過労で倒れた場合は+50点。過労死した場合は+300点。
  • チケット詐欺が原因で、競技場管理者が主催を予定していたオフ会が中止に追いこまれた:ボーナスポイント+30点。
  • チケット詐欺が原因で、競技場管理者が管理しているサイトまたはコミュニティの掲示板が炎上した:ボーナスポイント+20点。
  • チケット詐欺が原因で、競技終了直後に競技場が廃止された:ボーナスポイント+100点。
  • チケット詐欺が原因で、競技場管理者が出資者達から訴えられた:ボーナスポイント+500点。
  • チケット詐欺が原因で、競技場管理者がグモッチュイーーンをするまでに追い込まれた:ボーナスポイント+1000点。
ターゲットイベント属性点
  • ターゲットイベントがライヴツアーの初日・ファイナルのいずれかである:出資者1人あたり+2点
  • ターゲットイベントが前売りで完売にならない:出資者1人に対して、チケット販売率に応じてポイントを加算
販売率95%以上:加算なし 85%~94.9%:+0.5点 75%~84.9%:1点 65%~74.9%:2点 65%未満:3点
その他
  • 競技者のチケット詐欺競技結果が新聞記事になった:以下の通りボーナスポイントを加算
全国紙:+100点、東スポ系列:+50点、日刊ゲンダイ・夕刊フジ:+40点、桐生タイムス:+30点
それ以外の地方紙:+20点、海外の新聞:+200点、バ科ニュース:+1点
  • ターゲットイベントの出演者が「チケット詐欺に注意してください」or「詐欺が起きたのは残念です」と公の場で発言した:ボーナスポイント+10点
  • 無関係の第三者に罪を擦り付ける事に成功した:ボーナスポイント+300点
  • 掲示板利用ルール違反を行った:下記に従ってポイントを加減算する。但し自ら競技場を開設した場合は加減算の対象外。
    • チケット売買を禁止している掲示板で競技を行った:基礎点全て没収。詐欺をやるんだから、ルールくらいは守ってあげよう。
    • 「定価以上の取引禁止」となっている競技場で、チケット単価が定価を上回る競技を行った:基礎点半分没収。詐欺をや(ry
    • 「チケット詐欺禁止」となっている競技場で競技を行った:基礎点10%増。ただし、実は「詐欺禁止」を謳っているチケット掲示板はほとんど存在していない。「チケット詐欺注意」と書いてあるところはいくらでもあるのにね。

競技テクニック[編集]

いくつかの競技テクニックを紹介する。

「多忙のため、メールへのレスが遅れがちで申し訳ありません」

競技者は同時に何十~何百人とメールしているのため、レスが遅れがちになる。それを隠すための定型文句がこのフレーズ。競技参加時に「せっかくチケット取ったのですが、多忙のため行けなくなってしまいました」と三味線を引いておけばなお良し。

無茶な対面手渡し条件の提示

出資者達は対面でのチケット受け渡しを希望することが多いため、競技者側もそれを受けて「対面手渡しで如何ですか?」と提案する。しかしその受け渡し日時と場所は「平日の昼間+遠方」という、出資者が出向く事が物理的に難しい場所である。これにより対面手渡しを出資者にあきらめてもらい、口座でお金を振り込んでもらう形式にスムーズに誘導するテクニック。

ニセ郵便

出資者達は「代引による受け渡し」を希望する事も多い。そこで競技者側でニセモノチケットを同封した封筒を用意して出資者達に送り、出資者からお金をいただくテクニックが使われる事がある。ニセモノを用意してくれた事に対する感謝料といったところか。

ニセ個人サイト作成

競技者が出資者から信頼を得るために、たいして内容のない個人サイトを開設し、少しの間だけ内容の薄い日記風テキストを記載し続けるというテクニック。サイトの内容や設置場所によっては「工夫点」のボーナスポイントが獲得できる場合もある。

事前対面

競技者が出資者から信頼を得るために、チケットの公式な発送日前に「詳細打ち合わせ」という題目で出資者と顔合わせをしておくというテクニック。顔合わせをする事で、出資者から絶大な信頼を得られるという効果があるが、競技場に書き込む時の性別を競技者のリアルな性別に合わせておかないといけない。「"マミ"というハンドルネームの人に会ったら実は男だった」なんてことがあったら台無しである。その手の人には別の意味で大きな信頼をいただけるかも知れないが。また競技者が男性であり、出資者が女性である場合は、後述の「この人痴漢です!」を食らって失格リスクが跳ね上がってしまう可能性がある。このため、現在このテクニックを使う競技者のほとんどは女性である。

一部返金

競技者の失格リスクを低減する狙いで出資者の一部に返金するテクニック。

出資者が事後に「被害者の会」なるものを形成し、警察に情報を提供して競技者の失格と出資金の返金を目指す事があるが、これに対する防御策として行われる。返金を受けた出資者は、他の出資者から「なんでアンタだけ?」「もしかしてグルでは?」と疑われる事になるため、1~2週間に1人のペースで数回返金するだけで、見事出資者達の内部崩壊を起こすことができる。またやり方によっては、刑事犯罪である詐欺罪から、民事である「債務不履行」へクラスチェンジし、失格リスクをゼロにすることも可能。ただし、このテクニックを使用すると出資人数がその分減るため、基礎点・ボーナスポイントはそれに応じて減算される。

一部履行

「一部返金」の派生版。出資者の一部にお金ではなく実物のチケットを送ることで、一部返金と同様に「詐欺から債務不履行へのクラスチェンジ」と、「出資者側の混乱」を狙うテクニック。詐欺発覚直前(対象イベントの開演24時間以内)に実施すると効果が高い。この手法は2010年に急成長を遂げた共同購入型クーポンサービスにも受け継がれている。

自作自演

これも競技者の失格リスクを低減するために行われるテクニック。

競技終盤に競技者が出資者になりすまして「チケット詐欺だ!」と騒ぎ出し、被害者の会をわざと立ち上げる。その後は十分時間をかけて被害者情報をネット上で集め、被害届もしくは告訴状をまとめて出すようにわざと仕向ける。それらの下準備を十分に済ませたら、「明日、被害届を出しに行きます」「今日、被害届を出して受理されました。この後は警察からの連絡待ちです」という被害届を出すフリを行う。もしくは「警察に相談したのですが、この程度の被害では被害届は受理できないと言われてしまいました・・・」というウソ報告をする手もある。その後はもちろん少しずつフェイドアウト。競技者が完全に行方をくらました頃には、出資者達は競技者を追及する気力・体力がなくなっていること請け合いである。たかだか1~2万の被害で何ヶ月も追及する人はめったに居ないためである。

これは上述の「被害者の会に参加」という工夫点にも該当するため、ボーナスポイントが30点加算される。

出資者の名前とメール内容を決して間違えない

本競技の基本中の基本である。一度でも間違えてしまうと、複数の出資者と同時に取引している事が対外的にバレてしまい、競技の中止・最悪失格(詐欺未遂罪で逮捕)となってしまう可能性が非常に高い。高ポイントを狙おうとすると同時に100人以上との同時取引を行うこともあるが、それを成功させるには「メールを間違えない」ことが絶対条件となり、競技者には大胆かつ慎重な試合運びが求められる。

出資者側・競技場管理者側の防御テクニック[編集]

出資者側や競技場管理者側もただ手をこまねいているわけではない。出資者や競技場管理者が競技者に出資ポイントを与えないための防御テクニックをいくつか紹介する。

出資者側[編集]

対面手渡しの希望

最も詐欺リスクが少ない取引手段。ただし上の競技テクニックで述べた「無茶な対面手渡し条件の提示」に極端に弱いという難点がある。東京に住んでいるのに平日の昼間に静岡まで行ける訳ないって?なら仕方ないですね。代引は後述の発送トラブルを避けるためにお受けできませんので、こちらの口座に15800円(送料込み)を振り込んでくださいね~。

代引郵便による取引の希望

次に詐欺リスクが少ない取引手段。ただし、これも上の競技テクニックで述べた「ニセ郵便」に弱いという難点がある。いくら透明な封筒で送ってもらっても、チケットの表面が本物っぽいニセモノだったら、「あきらめかけていたチケットが届いた!これで○○のライヴに行ける!!」という思いが優先してしまい、まともにチェックする事なんて出来ません。エスクローサービスの利用についても同様である。

また詐欺ではない正規の取引のケースでも意外とトラブルが多く、チケット発送後のドタキャン・受取人不在による差出元への返送などが後を絶たない。この場合差出人側が送料などの金銭的被害を一方的に食らうことになるため、この点を理由として代引形式を堂々と拒否する人も居る(一例)。競技者が競技場(掲示板)に書き込む時に「代引郵便形式は発送トラブル防止のためお断りします」と一言付け加えておけばまず問題なくパスできるだろう。

事後振り込み形式の希望

チケットの現物を確認してからお金を振り込む形式のため、出資者から見た詐欺リスクは代引き形式と同程度に少ない。しかし、後述の「逆チケット詐欺」の発生事例があるため、競技者側はそれを理由にして出資者側に取引形式の変更を強く求める事ができる。出資者がどうしても変更を承諾してくれない場合は、「他に連絡いただいている方との交渉に切り替えます」と一言告げて交渉を打ち切れば、競技者が怪しまれる事は一切ない。

リアル世界の金券ショップで購入

結局のところ出資者にとってはこれが最も安全である。怪しい店も多いが、ネット経由で見ず知らずの人に個人情報を垂れ流しつつ取引してしまい、数カ月後にカモリスト登録されてしまうことに比べたら遥かに安全である。多少定価より値が張るかも知れないが、それは仕方の無いことである。

警察に相談(振り込み後)

出資者がお金を競技者に振り込んでしまったことを警察に打ち明け、競技者の失格を狙うテクニック。しかし掲示板の書き込みログ・書き込み時のユーザーエージェント、メール本文ログ・メールヘッダ・振り込んだ時の明細などの詳細証拠を全て揃えておく必要があり、これらが1つでも欠けていると警察から「帰れ」と言われてしまう。また揃っていても、詐欺が確定した段階(ターゲットイベントの開催日後)でないとこれも警察から「帰れ」と言われてしまう。さらに詐欺確定後であっても、最低でも50人以上の出資者分の証拠が全て揃えられていない場合は、やはり警察から「帰れ」と言われてしまう。

警察に話を聞いてもらうだけでもこれだけの関門があるが、いざその関門を通過出来たとしても、話を聞いてもらうだけで終わってしまうケースがほとんどである。その辺の事情は、競技人口は100万人も居るのにタイーホされるのは年間10人程度にしかならない・・・という時点でお察し下さい

警察に相談(振り込み前)

出資者が振り込み前に警察に相談するパターン。振り込んでもいないのに相談しても「帰れ」と言われるのがオチだと思われがちだが、意外とそうでもない。競技者がメールのあて先や内容を別の人のものと間違えるなどの大チョンボを犯して、詐欺をやろうとしていることが出資者にバレてしまった場合に相談すると、詐欺未遂罪がこの時点で成立する可能性が高い!警察の検挙率アップにも貢献するというお得な技でもある。(→チケット詐欺/競技風景も参照)

「被害者の会」設立

上述の「人数が揃わないと警察から帰れと言われる」問題点を克服するために、出資者情報を集める目的で出資者側有志が被害者の会を設立する事がある。しかし集められたところで、問題点の克服だけに留まるケースがほとんどである。また競技者にこの会に潜伏されてしまったり、「一部返金」等のテクニックを使われてしまうと、会の秩序が大幅に乱れるだけでなく、場合によっては会の設立者が競技者と勘違いされてしまうリスクがある。

この人痴漢です!

競技者を大逆転失格させるためのウルトラテクニック。取引中に競技者と一度対面するなどして競技者の顔と住居を割り出すことさえ出来れば、後は競技者の通勤・通学経路を調べ上げ、タイミングを見計らってこの魔法を唱えれば、競技者が逮捕される確率を爆発的に上げる事が出来る。競技ルール上「逮捕理由」に関する規定はないので、競技者を失格させる確率も同様に上げる事が可能。ただし競技者が女性である場合は魔法効果が一切なく、むしろ出資者が逮捕される確率が跳ね上がるので注意する事。

このテクニックの存在のため、現在のチケット詐欺競技は女性プレイヤーが若干有利となっている。

競技場管理者側[編集]

「トラブルの責任は負いません。取引は自己責任でお願いします」

競技場管理者が後から出資者に訴えられて、競技者にボーナスポイントを与えないようにするための定型文言。現存している競技場のほぼ全てにこの注意書きが掲げられている。ただし、実際に責任を回避できるかどうかは出資者の判断にゆだねられてしまうため、結局はそれなりに出資者へのフォロー対応をするハメになる。

競技場の入り口で「チケット詐欺注意!」

競技場の入り口で注意書きを事例込みでやたら詳細に書き、出資者に注意喚起を促す。しかしチケットをどうしても手に入れたいと言う切迫した心理状況である人が、そんな詳細情報を真面目に見てくれるわけがない。画面最下部にある「上記に同意して入室します」リンクまで一気に読み飛ばされてしまうのがオチである。この記事を最初に見た時に「無駄に長げえ」と思って一気に画面スクロールさせ、たまたまここに止まったアンサイクロペディアンも多いだろう。それと同じだ。

さらに競技場での競技者・出資者間のファーストコンタクトが成功し、メール形式による交渉に移行してしまうと、もう出資者が掲示板を見ることは当分の間無くなる。つまり注意喚起しても誰も見てくれない。「チケットが入手できる!」という思いが先行してしまった出資者が掲示板の注意書きを一番最初に真面目に読むのは、詐欺に遭ったことが確定した時だ。

マルチポスト監視

これも主に競技場管理者側がやる防御手段だが、出資者が有志で行う場合もある。

競技者に多くある傾向として、同じ内容(ニセ取引案件)の書き込みを複数の競技場(掲示板)に書き込む事が多いため、詐欺の早期発見のために複数の競技場を監視することがある。ただし、競技者が書き込む時のハンドルネームや(ターゲットにした)チケットの席順・公演日を場所によって変更するなど、ちょっとした競技者側の工夫が入ると見事に無力化する。

競技場の会員制化・フリーメール禁止化

競技場を会員制化したり、フリーメール禁止のルールを設けて、不特定多数の競技者に狙われないようにする手段。しかし前者はmixiでの発生事例を見ても分かるように今では防御手段にすらならないことが露呈してしまい、後者も今の時代は年間1000円以下というかなりの安価でフリーメール以外のアドレスを身分証明なしで取得できてしまうため、これも対策としては形骸化している。むしろこの方式を採用していて、管理者が詐欺対策したつもりになっている競技場を見つけたら、出資者にとっては大チャンスであると言える。他の防御策がおざなりになっており、好き放題に競技を行える事が多いからだ。

競技場管理者が取引仲介人になる

競技場管理者を介して取引を行う方法。エスクローサービスを競技場管理者が無償でやってくれると思えば良い。この方式は、管理者であるが故冷静な判断が出来るので、例えニセ郵便が送られてきたとしても競技場管理者が気づける可能性が高い。もし実現できたら最強の防御手段だ。しかし1~2ヶ月の間に何十件もの取引の仲介を無償でやってくれる競技場管理者なんか居るわけがないし見たことも無い。筆者もそんな事はやらない。仮に居たとした場合、それは「競技場を競技者自身が設置していた場合」だったりして・・・。

競技場閉鎖

競技場管理者が競技場(チケット掲示板)を事前に閉鎖すれば、少なくともそこでチケット詐欺が起こる事はほとんどない。仮に起きたとしても、上述の競技ルールの禁止行為(基礎点全て没収)としているため、競技者にポイントを与えてしまう事もない。消極策ではあるが、これが最も確実かつローリスクな防御手段である。一部の出資者達から閉鎖を惜しむ声や場合によっては脅迫めいたクレームが来たり、諦めの悪い競技者から普通のコミュニケーション用掲示板にニセチケット情報を書き込まれる(もちろん管理者によって即時削除)場合もあるが、いざチケット詐欺が起きた時の管理者の苦労やリスク(人生面含む)と比較すると、屁みたいなものである。

競技風景[編集]

「そろそろ長いよ、記事分割汁」と言われたので別記事にした。こちらを見るべし。

競技運営[編集]

運営費は、競技者が出資者から頂いた金額の10%をエクストリームスポーツ実行委員会に納入することで賄っている。ただし基礎点とボーナスポイントの合計値が30ポイント以下の場合、獲得金額は全額没収される。

え、賞金は?みんな何十万~何百万とこの競技の中で得られているんだから今更要らないでしょ?

競技プレイヤー紹介[編集]

名プレイヤーと、逮捕されてしまったために失格となってしまったプレイヤー達の一部を紹介する。

名プレイヤー達[編集]

JC奈良

13才女子中学生という、記録が残っている中では最年少プレイヤー。2005年度に基礎点だけで132点を獲得し、同年度の新人賞を受賞。将来が嘱望されたが、2006年度に競技参加がバレて補導されてしまい、以降の競技参加記録は不明である。

岡山県ネカフェ住民

生活費を稼ぐために競技に参加。2008年度において通算基礎点400ポイント・ボーナスポイント80点(ネットカフェ拠点ポイント)という高得点を獲得し、見事同年度優勝に輝いた。しかし惜しくも2009年6月に逮捕されてしまい、競技休止中。

神奈川無職17歳

声優アーティストのライブ遠征費と女オタに貢ぐ金を稼ぐために競技に参加。基礎点100点以上をマークし、TVにて全国報道されたが、TV報道はボーナスポイント制度化されていなかったためポイントの加算はされなかった。2015年度にアニソン歌手LiSAのチケットを架空転売することで逮捕され2年ほど姿をくらましていたが、夢を諦めきれずに2017年初夏より活動の準備を開始した。

その他

こことかこことかにまとめられているので一読すべし。

惜しくも失格となったプレイヤー達[編集]

JKジャニーズ

ジャニーズが好きな女子高生プレイヤー。2008年度に競技に参加し、出資者は50人程度と標準的な記録だったが、出資者とのやりとりに自宅マンションの階下に住む「同級生の母親」の名前と住所を使用するという工夫が見られた。同級生の母親の元には身に覚えのない現金入り封筒が連日届いていたというが、届いたお金をどう処理したかはお察し下さい

さいたま公務員

出資者は30人程度と平凡だが、競技史上初となる公務員プレイヤーとしてエクストリームスポーツ界で話題となった。しかしあっさり逮捕され失格。

関連競技[編集]

逆チケット詐欺[編集]

2007年頃から、本競技の逆バージョンである「逆チケット詐欺」という競技が少しずつ行われるようになっている。

チケット詐欺と同じ競技場で行われ、先にチケットを入手したらお金を払わずにドロン!することを繰り返し、それがどれだけ成功したかを競う競技である。エクストリームスポーツ実行委員会もこの競技に資金調達面で興味を示しており、今後の発展が期待されている。

共同購入型クーポン[編集]

「コンサートチケット」ではなく、食品サービスやエステサービスの「事前支払・共同購入型割引クーポン」を中心に扱っている点と、競技者が個人ではなく企業・団体となっている点が特徴。2010年に開始されたばかりであるため競技ルールの整備は道半ばである。詳細は共同購入型クーポンを参照。

関連項目[編集]