ゾイドジェネシス
ゾイドジェネシス(ぞいどじぇねしす)とは、2005年から2006年にかけて放送されたゾイドシリーズのアニメ作品。久々のゾイドのTVアニメということで多くのファンが殺到した・・・・が、様々な部分から多くのファンに失笑を買われこれ以降の後日談は漫画のみで展開していくことになる。別名「ゾイドシリーズのデビルマン」「ゾイドにおける∀ガンダム(設定的な意味で)」。
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[編集] 概要
2001年に放送されたゾイド新世紀スラッシュゼロ以来実に4年ぶりの作品。海外でもゾイドフューザーズという作品が放送されていたため久々の展開といえる。設定は遠い未来の惑星で繰り広げられる善悪の戦いで絢爛なるゾイドがCGによる戦闘を実体化している。放送直前まで「精密再現」・「ギルベイダーが帰ってきた!!」・「あのゾイドが再び戻ってきた!!」など様々なキャッチコピーが2004年末から流れており実に話題沸騰であった。だが出だしの1話はいいものの、それ以降の展開はもうズタズタのボロボロ。酷すぎる戦術の下手振りや調和しない討伐軍,関係ない先住民であるソラノヒトに多大なる損害を与えるという土地狂ったような脚本や演出に多くのゾイドファンは失望。また、後期EDは大きなお友達を釣ろうとする大甘な演出がされており更に非難されこれ以降の展開は漫画や小説で賄われる事態を招いた。この為、玩具の売上に多大なる支障を来しゾイドの玩具を大量に生産するトミー社(当時)がタカラと合併せざるを得ない展開に繋がった。希に、「機獣創世記」を付け足したこともあったがあまり知られていない。
[編集] 本作の特徴
従来のゾイドよりかなり酷い演出がなされているのが上げられる。
- ヒロインの出番を無意味に増やす。そして無意味なキャラソンを多く展開させる。
- 燃料の欠乏が問題になってるのに無理矢理突入する。
- 組織的戦闘が皆無。
- 勝ち戦より負け戦の場面が印象強い。
- 最終回間近でもないのに無意味に戦死者を出す。
- オタク向けの展開が多い。
- 火炎砲を武器にするディガルドのバイオゾイドに対して刀で立ち向かう正義の味方。リーオ製という武器がなければ倒せないということもあるが。
- 「我,奇襲に成功せり」・「全軍突撃せよ」など日本の負け戦を連想するような単語が多い。
- そもそもまともな脚本家や演出家に作らせていないため内容に偏りが見える。
- 相対的な描写(主にディガルドや周辺の国事情)がほとんどなく、まるで別記で出すような○○の視点から見た戦いを連想するような代物になってる。
- 忘れ去られている設定が多い。
- 従来のシリーズを無視している(例:惑星Ziにおける月の数)。
- 仲間と散り散りなのに空気が読めない展開がある。ギャグから入りつつ最終的には感動を呼ぶ、という手法の一つではあるが。
[編集] 登場人物
[編集] ディガルド討伐軍
- ルージ・ファミロン
- 中の人:平田宏美
- 主人公。特になんの理由もなく、海底から引き揚げられたゾイド・ムラサメライガーに乗り込みジェネレーターを修理できる職人を捜す旅に出た。だが、どこをどう間違ったのかディガルド武国を征伐することになった。'
- 唯一、肉親が存続している。また、最終回で思いが通じたのか死んだはずのゾイドが生き返り敵の総大将を討ち取った。
- 「この村から出て行け!!」
- 「今の俺は誰にも止められない!!」
- ラ・カン
- 中の人:松山鷹志
- 本作のもう一人の主人公。ディガルドの壊滅に取り組む勇者。なぜか戦略と戦術を立てると失敗に終わる。それはかつて戦車に変形していた頃からの名残かもしれない。
- 「全て・・・・私の責任だ・・・。」
- レ・ミィ
- 中の人:こやまきみこ
- ラ・カンに付きそう少女。可愛さは随筆ものだが気が強い。初登場時はなんと裸。劇中では一番優遇されてる。
- コトナ・エレガンス
- 中の人:伊藤静
- 乗っているゾイドが唯一空を飛べる。ミィとは魔法先生の生徒だった。この人も一番優遇されてる。
- 雷鳴のガラガ(らいめい-)
- 中の人:三宅健太
- メンバーで唯一の大柄。一族を率いていたがディガルド武国の大攻勢により壊滅する。愛用する「デッドリーコング」には恐ろしい秘技が封印されている(ゾイドコアが破壊されても死なない)。強面であるが実は腐抜けてる。
- 人の死を目の当たりにしたときの強さは異常。
- ロン・マンガン
- 中の人:谷川紀章
- 無駄にゾイドや敵軍の歴史に詳しい。数少ない火力重視のゾイド「バンブリアン」を活用する。
- その正体は空中に住んでいたエリートニート。
- セイジュウロウ
- 中の人:津田健次郎
- なぜかこの世界観に合わない武士道の持ち主。だからといって惑星Ziと江戸時代を一緒にしないで下さい。
- まじめ一本。乗っているゾイド「ソウルタイガー」がムラサメライガーと戦い方で被る。
- 重い病気を患っていたが、最終回直前で普通に治った。
- ダ・ジン
- 中の人:石井康嗣
- ラ・カンの部下。
ゴキブリ無敵団- 無敵じゃない。
- ティ・ゼ
- 中の人:成田剣
- 「灼熱のティ・ゼ」と言うあだ名を持つゾイド乗り。ブラストルタイガーを使って全力で地表を焼き尽くすのが必殺技。
[編集] ディガルド武国の皆さん
- ザイリン・ド・ザルツ
- 中の人:松本保典
- ルージのライバルでディガルド四天王とかいうエリートの一人。階級は少将→中将。最初はバイオメガラプトル、次にバイオヴォルケーノに乗った。
- 敵でありながら根はまじめ。しかしジーンがアフォになってしまったので、帝国を裏切った。
- ゲオルグ
- 中の人:石井康嗣
- 敵軍の少将。早い話がジーンマンセーの悪役。こいつもディガルド四天王の一人。
- ハヤテライガーにあっさりやられて死んだと思われていたが、最終回間際でまさかのメカ沢になる。
- しかし、その実力はわずか3話でとぎれてしまう。おまけにバイオトリケラのシールドでソードウルフを守ってしまったために、ラカンの手でお陀仏となった。
- フェルミ
- 中の人:兵藤まこ
- ディガルド四天王の一人で紅一点。階級は大佐。後に少将となる。
- 一応サービスシーンは多く残るがあまり人気は取れなかったようだ。
- ソウタとコンビを組んでいたが、あっけなく捨てた。
- その正体は天空に住むエリートニートの家から派遣されたスパイ。しかし面白いことが好きなので、ジーンに接近し、空中戦用ゾイドを作らせた。
- 風呂好きで源静香とはライバル関係。
- 終盤でディガルドが不利になったのでちゃっかり裏切ったが、得に意味もなくジーンの手であっさり葬られるという意味不明な展開によって死んだ。
- ソウタ
- 中の人:深水由美
- ディガルド四天王の最年少。ガキなのに階級は大尉。少年でありながらバイオケントロを華麗に使いこなす。しかし、ムゲンライガーの前に敗れ去った。
- 敗北後はミィにゾッコンのチビになり、ディガルド討伐軍のメンバーになる。その際、ギンちゃんというコードネームをいただくことに。
- ジーン
- 中の人:中村秀利
- ディガルド武国の総大将。ザイリンとはおホモだち(表面上では)。
- 新世界の神になるのが目的。
- 実力行使で進展させた結果、ほとんどの部下に(ゲオルグとナンバーを除く)裏切られ操縦するバイオティラノ諸共成敗された。
- ボラー
- 中の人:四宮豪
- ザイリンの教官。良い人。階級は少将ザイリン以外の四天王が嫌い。この人もディガルド討伐軍のメンバーになった。
- ナンバー
- 無機質な人間。その正体は封印された魂。ザイリンのダチもナンバーにされており、このことがきっかけでザイリンもディガルド討伐軍に寝返った。
- ララダ3世
- 中の人:石森達幸
- ディガルド武国の現国王。ジーンに毒を盛られて予定より早く死んだ。
[編集] ソラノヒトとか言うニート集団
- プロメ
- 中の人:熊谷ニーナ
- ディガルドとの交渉人。もみあげが特徴的なメーテル。地上=奴隷と言う選民思想を持つ。
- サマリ
- 中の人:結城比呂
- プロメ同様交渉人。神経質。
- ユウロ
- 中の人:浜田賢二
- 同じく交渉人だが、不死身の意名を持つ。ソラシティにバイオラプターが攻め入った際もデカルトドラゴンを使ってスペシャルに出撃するが、返り討ちにあう。しかし、当の本人はやられただけで何ともなかった。
- パラ
- 中の人:園部啓一
- ロンの上司。得に語る事はない。
[編集] 登場ゾイド
[編集] 普通のゾイド
- ムラサメライガー
- 主役ゾイド。名前が中二病なのはこれ以降も同じ。
- ハヤテライガー
- ムラサメライガーがエヴォルト(進化)する事で出てくるゾイド。まっかっか。
- スピードは速いがパワーは低い。
- ムゲンライガー
- ムラサメライガーがエヴォルトそる事で出てくるゾイドその2。2つ剣を付けている。
- パワーはすごいが、スピードは微妙。
- ソードウルフ
- ソードを装備した狼。
- ランスダック
- 鹿。色んな人が乗ってる。
- レインボージャーク
- 空が飛べる。
- デッドリーコング
- ゾイドコアが2こある。なのでゾイドコアを貫かれても大丈夫だった。左手にも隠し武器を持つ。
- バンブリアン
- 色々と豪快な武器を使うゾイド。バイオヴォルケーノとの戦いで自爆したので、後半戦では2号機が登場した。
- ちなみに製品ではミサイルの予備が付いて無いため、一本でも無くすと見た目が少し残念になってしまう。
- ソウルタイガー
- ダサい虎
[編集] バイオゾイド
現存ゾイドと比べて奇抜だったり、中二病設定(メタルZiとか言う金属で作った武器でしか倒せないという設定がある)だったことから多くのファンの反感を買った。が、バイオヴォルケーノだけは結構人気があったらしい。
- バイオメガラプトル
- ザイリンが最初に乗ったゾイド。ザイリンがヴォルケーノに乗ってからは黒い色の量産型も出てきた。
- バイオティラノ
- ジーンがワクワクさんと一緒に作ったゾイド。
- キットは早い段階で出たが、テレビで出たのは後半戦の最中。しかもかなりデカかった。
- 肩にリブ・デスサイズとか言うサブアームが付いている。口の中にある荷電粒子砲の名前は「神の雷」。
- バイオトリケラ
- ゲオルグが操るバイオゾイド。シールドが張れる。最終決戦で量産型が出た。
- シールドの防御力はバイオティラノの神の雷を防ぐほどだったが、そんなシールドを張ったためにラ・カンを救ってしまった。
- バイオプテラ
- 空が飛べる。最終回で意味も無く出てきてやられるだけ。
- バイオケントロ
- トゲがいっぱいついている。トリケラ同様最終決戦で量産型が出た。
- バイオラプター
- 劣化メガラプトル。
- バイオラプターグイ
- 空が飛べる量産型。
- バイオヴォルケーノ
- ザイリンがメガラプトルから乗り換えたゾイド。腹にバイオ粒子砲と言う荷電粒子砲みたいなのが付いている。
- 実は乗るたびに生命力を吸われるという致命的な欠点があり、乗るたびにザイリンの体はボドボドになっていた。最終決戦前に生命力吸収装置は外されてスペックは落ちたが、ザイリンが乗ってるので大丈夫。
[編集] 用語
- ディガルド武国
- 早い話が帝国主義国家。
- レッゲル
- ゾイドを動かす燃料。
- ジェネレーター
- レッゲルを生産する機械のようなもの。
- ドラノヒト
- ニートの集まり。
[編集] 余談
今作において、ゾイドシリーズは壊滅的な大打撃を受け後退せざるを得なくなった。多くのファンは「これがゾイド!?謝罪ものだ!!」・「俺が監督だったらすぐ打ち切りたいレベル」と皮肉をこぼした。しかし、フィギュアの売れ行きはそれなりに良かった。劇中において、敵の市街地に突撃する場面でロンが口に出した「我・奇襲に成功せり」とは真珠湾攻撃からの引用。霧の川の戦いの惨敗振りはミッドウェー海戦に習ったものである。