セルフ車掌

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

セルフ車掌(せるふしゃしょう)とは、列車・バス・ケーブルカーなど、交通機関における私設乗務員の呼称のひとつ。 プライベート車掌と呼ばれることもある。

[編集] 歴史

少子高齢化と団塊の世代の集団退職に伴う大幅な通勤客の減少により、鉄道各社は運賃収入を大きく失い、この穴埋めのためにコスト削減が求められた。鉄道の運営コストの多くが人件費であることは既に知られていることである。人件費抑制のために多くの列車で運転士のみのワンマン運転を実施することとなった。

車掌無しでの列車運行、満員電車など特に混雑する路線での安全確保には非常に手間取ったが、鉄道各社はホームドアの導入、特別な各種センサーの導入などの手段でだいぶ克服した。運賃の収受も電子乗車券万能の世の中では問題が無かった。しかし乗客への行く先等の案内や、景気の良い掛け声など、機械には任せられない部分もわずかながらに存在した。その業務を本来の乗務員に代わって行うのが、私設乗務員セルフ車掌である。朝は始電から夜は終電まで活躍の場は大きい。

[編集] 業務

セルフ車掌による案内業務は、一般の車掌と区別するため、通常の人の音声より数オクターブずらして行うのが美徳とされている。制服は無い、だが一般人と見分けが付かなくては業務に差し支えが有るので、あえて十数年前の流行のような目立つ格好で業務を行うのが良いとされている。頭から突き抜ける声で「次は八幡山~八幡山~♪」と叫んでみよう、君もセルフ車掌の仲間入りだ。(鉄道民明社編「セルフ車掌読本」より)

あくまで志願制であるセルフ車掌に、本来採用規定などは特に無いのだが、世間一般では「春の集中採用」が有名である。春先にセルフ車掌を集中して採用しているため、春には各路線でセルフ車掌を多く見られる。秋・冬と季節が進むに従って若干人数は減少する。なお、あくまで自己志願制のボランティア行為なので給料は支給されない。その代わり多くの人から言葉にならない感謝と尊敬の視線で見られる。未熟なセルフ車掌は一般乗客から「うるせぇ!」などと罵声を浴びることがあるが、それはセルフ車掌として未熟だからである。服装や声の質を鍛えてまたチャレンジすることが望ましい。