ジジミウム

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ジジミウム(Didymium)
一般特性
名称, 記号, 番号 ジジミウム, Di, 45
分類 金属
族, 周期 9, 5
密度 6.71 g/cm3
銀色
原子特性
原子量 127.50 amu
原子半径 132 pm
注記がない限り国際単位系使用及び標準状態下。

ジジミウム(didymium)とは、原子番号45番のネオ元素である。元素記号はDiで、ネオ元素にしては珍しく有用。

この元素が発見されたのは1841年のことで、発見者はモサンデル

概要[編集]

ジジミウムは平凡な金属元素である。密度は高くもなく低くもなく、色も無機質で可愛げすらない。そして極めつけは、他の元素(プラセオジムネオジムサマリウムユウロピウムガドリニウムなど)と見分けすらつかない。しかし、それゆえにこれらランタノイド系列の元素の代用ができるのが大きな特徴である。そして、精錬する際に非常にコストが嵩むランタノイド系列に比べても、非常に安価な金属と言えるだろう。

使用用途[編集]

前述した通り、基本的にランタノイド系列の代用がジジミウムの一般的な利用法である。ホウ素と合金すればネオジム磁石の代わりになるし、スペクトルも多様(特に赤色[1])なため素晴らしい発光材にもなる。また、シジミの中に多く含まれている栄養素とも相性が良く、食用としても販売されている。

また、実験室でもときたま遭遇することがあり、その時は大概がジジミウムフィルターという物体(化合物)に化けている。

主な化合物[編集]

酸化ジジミウム【DiO2
天然産出するのは、基本的にこの形。
ジジミスカン【DiSc】
スカンキウムとの合金。CDの記録面が虹色に輝くのはこれのせい。
ヒヒイロカネ【Di[Pt(UcL)3]】
国際的な名前はトリアンルメニドプラネタル(II)酸ジジミウム。詳細は該当ページにて。

脚注[編集]

  1. ^ この性質はユウロピウムと酷似しており、またヒヒイロカネの紅色を呈する性質を発現している。

関連項目[編集]