シトロエン・2CV

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シトロエン・2CVは、シトロエンが生み出した狂気の結晶合理精神あふれる元祖変態おフランス車である。

誕生までの経緯[編集]

2CVが開発されるきっかけとなったのは1935年の話である。当時シトロエンの副社長であったピエール・ブーランジェが別荘でバカンスを過ごす為に南フランスに赴いた際、彼は農民たちが19世紀から変わらず日常の移動手段に手押し車や牛馬の引く荷車を使っているのを目にした。当時のシトロエン社は小型大衆車のラインアップが欠けており、農民向けに小型大衆車を作れば新たな市場を開拓できると彼は確信した。翌1936年、ブーランジェは「こうもり傘に4輪を付けた車」の開発を技術者らに命じ、以下のような条件を提示した。

  • 50kgのジャガイモ又は樽を乗せて走れること
  • 60km/hで走行できること
  • 燃費が3リッター/100キロメートル
  • 車体重量300kg以下
  • おばちゃんでも簡単に運転できること
  • ダサくても構わない

これらの条件を満たす大衆車の開発は1930年代中半の時点では無謀なものであり、当然技術者たちは難色を示した。しかし、彼らはこれらの条件の多くを現代の視点から見れば狂気に満ちた奇抜な方法で解決させた。当然、こうもり傘に4輪を付けたのでは自動車にならなかったため、いくらフランス人でも作り上げた試作車を出来るだけシンプルにして乗用車に仕立てた。しかし、このTPVと名付けられた試作車はコストと重量を削るためにヘッドライトは1つだけで、シートはハンモックで作られたほど狂っている合理的なものだった。そんな中、1940年にフランス人ならみんな大っ嫌いなナチ公によってフランスが占領されてしまい、車の新規開発を禁じられてしまう。その時点で250台あった試作車は存在自体が極秘であったため1台を残して処分されてしまうも、試作車がナチス側には車と認識されなかったためか、開発はフランスが解放される1944年まで秘密裏に、それ以降は終戦後の1948年までおおっぴらに続けられた。

デビューと成功[編集]

1948年10月7日、TPV改め2CVはパリサロンにて初披露された。しかし、ブーランジェに提示された条件を常軌を逸しに逸したシンプルかつユニークな方法でクリアした2CVは、ヘッドライトを2つ備え付けられたとはいえ「醜いあひるの子」と嘲笑されるほどダサい車であった。しかし、「醜いあひるの子」はアヒルが最終的には美しい白鳥に成長した話であり、ハッピーエンドである。それと同じように2CVが最終的には1990年まで生産されるとはだれも予測していなかったが、その廉価さとタフさと室内の広さを兼ね備えたフランス人好みの車であったため、2CVはフランス人たちに受け入れられ、1990年まで生産された。

特徴[編集]

耐久性の高さ
この年代に発表された大衆車(ビートルスーパーカブなど)と共通するものであるが、2CVはとにかくタフな車である。「完全に水没しても乾かしたら再び走った」、「故障もなく砂漠を走破した」など、この手の車にありがちな尋常じゃないタフさを2CVは持ち合わせていた。そのおかげでパリダカにも出たが、とてつもなく遅かった。
トーションバー式サスペンション
オイル漏れの激しいハイドロニューマチックサスペンションは採用されず、ねじれ棒をバネに用いたサスペンションである。このサスペンションは悪路を走破させるためにとにかく柔らかくてストロークが長く、コーナリングするたびに横転しそうになるが、技術者たちの奇抜な努力によってコーナーでも粘ってくれる。
空冷水平対向2気筒OHVエンジン
2CVの前輪を駆動するこのエンジンは、車ヲタが涎を垂らすほど常軌を逸した設計が施されたお蔭でシンプルかつタフすぎるエンジンに仕上がった。しかし、とにかく非力である。最初期の排気量は375ccで9馬力しかなかったがそれでも最高速度は55km/hは出たが、さすがにパワーが足りなさすぎたため最終的には602ccまで拡大された。
軽量ボディ
上記に記した非力なエンジンでも最高速度を稼げたのは、車重は495~590kgまで抑えたおかげである。
4速マニュアルトランスミッション
非力すぎるエンジンでもそこそこスピードを出せるのはこのトランスミッションのお蔭でもある。当初は「農民のおばさんじゃ4速は使えんだろ」という理由で3速にするように命じられていたが、4速のギアを操れないほどフランスの母が強くないはずが無く、杞憂であった。

関連項目[編集]


4370 large.jpg この「シトロエン・2CV」は、マイナーチェンジの案が出ています。マイナーチェンジして下さる協力者を求めています。 (Portal:スタブ)