サイレントヒル

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

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サイレントヒル - 静岡物語 -(-しずおかものがたり、Silent Hill - the Tales from Siduoka)とは、静岡市長となって財政難に陥った静岡市を立て直すという、コナミ発売の新感覚ホラーゲームである。

目次

[編集] 歴史

[編集] 第1作

第1作である「サイレントヒル」は、アンゴルモアの大王降臨直前の1999年3月という絶妙なタイミングで発表された。若き静岡市長となり、ゴーストタウンと化した静岡市を救うために奮闘するという、想像するだに恐ろしいストーリーは多くのゲーマーを震撼させ、いくつかの批判はあったものの、結果としてホラーゲーム史に名を残す金字塔となった。

本作は以下の点で評価が高い。

  • 国、県、議会という伏魔殿からわいて出るクリーチャーの攻撃に対し、正面から戦わずに上手に回避することに主眼を置いたこと。
  • 無駄な公共事業によって荒廃した山林や空洞化した市街地などを見事に描き、現代社会の問題点を巧みに突いたこと。
  • 本当に恐ろしいのは空想上の怪物ではなく、権益にしがみつく「生きた人間」であるというテーマを貫いたこと。

ただし、批判が無いわけではない。とは言え、実験的な作品としては、ある程度の批判はやむを得ないと言える。主な批判は以下のようなものである。

  • 前市長が町全体のテーマパーク化を試み、失敗したという無茶な設定。もっとも、立ち退きで廃墟となった市街地の描写は秀逸であった。
  • 財政難で廃止された総合病院という設定には、市内のいくつかの病院から苦情があった。
  • っ気が足りない。ただし、これを言い出した大きいお兄さんに対し、コナミ広報が「これは漢の世界なのです!」と反論し拍手喝采を浴びたエピソードはあまりに有名である。

[編集] プレイノベル版

コナミは2001年、「実録、静岡市長選」と題し、裏話をゲーム小説化した作品を発表したが、コナミの手違いにより限られた人にしか受信できない特殊な電波で発信されてしまったため、売れ行きは散々であった。

[編集] 第2作

第1作の成功により、さらなる売れ行きを期待したコナミは、2001年に「サイレントヒル2」を発売する。さすがのコナミも、「いくらなんでもお色気の一つは無いとね」と、市長のよき相棒として女刑事を配した。市長にべったりではなく、適度に登場し適度に物語を薦めるバランスは秀逸であったが、実は裏で汚職にまみれ、選択肢しだいでは市長めがけて銃を乱射するシーンがあるなど、ドラマ性重視のあまり一部リアリティを無視した展開には苦情もあった。

ゲームは前作とは若干異なり、市街地全体ではなく、閑散としたリゾートテーマパークの再建を主題としている。巨額の赤字を抱えた施設をいかに処分するかという非常に難しいテーマは評価は高かった。なお、途中、資金難に陥って五里霧中で彷徨うシーンはこのゲームを象徴する名場面となっている。

この作品に関する主な評価は以下の通り。

  • テーマが明確である上、前作よりもメリハリが効いており、続編にありがちな「怖くない」という評価はほとんど聞かれない。
  • 市長の家族との関わりや、前出の相棒の活躍など、人間関係にも主眼が置かれた展開。これを邪魔だと考える人と高く評価する人がいる。
  • 市政を牛耳ろうとする「闇の権益集団」の姿が描かれたことは、リアリティを無視しているとの声もある。

[編集] 第3作

それでも第2作も良い売れ行きを示した。第3作は2003年に発売された。この作品では、合併により巨大市となった静岡市が舞台となっており、その恐ろしさは数倍にもなると考えられた。

これは確かに間違ってはいなかったが、大きいお兄さん対策に女子高生市長というワケのわからない設定を持ち出したうえ、勢い余ってピンジャ部隊を登場させたり、敵対勢力への静粛部隊がサブマシンガンを持っていたりと、既に「怖さを追求する」という目的を見失っていた。このため、第3作はそれ以前よりは怖くない、とする声が多い。

ゲームは第1作と同様、崩壊寸前の静岡市の財政を立て直すことを目的としている。合併により噴出した問題をかかえ、膨大な業務に忙殺されるシーンはまさに戦慄ものである。

結局のところ、第3作は多くを盛り込みすぎ、ゲームとしては消化不良となった感は否めない。この点はファンから批判を受ける結果となった。

[編集] 第4作

大作となってしまった第3作への反省に立ち、2005年、第4作が発表された。主人公も普通の男性に戻されている。

第4作はスケールを下げ、静岡駅前の中心市街地活性化をテーマとした。このため、開発推進派の土建業者、立ち退きを拒否する住民、外部から圧力をかけるNPO、生活保護受給者やホームレスなどの立ち退き困難者、駅前ビルを占拠する宗教団体、失態を犯すごとに現れる街宣車と、市長を悩ませる人々が大量に登場する。この圧倒的リアリティに、多くのファンは驚愕することとなった。

この作品は、テーマを限定し、主人公の行動をある程度制限したことで、逆にゲームとしては成功している。登場人物をある程度絞り込み、一人一人を緻密に描いたことも人気の要因であった。

[編集] 第5作(予定)

2008年に発売される予定の第5作は市政の舞台裏を描くものである。市長選につきまとう権益や人脈、各陣営の選挙違反、住民同士のしがらみといった暗部を背景に、裏金問題や職員の汚職、圧力団体、国や県との軋轢といった問題を解きほぐしてゆく。これまでの作品では「バックグラウンド」として細かく描かれなかった「真の市政」の姿を明らかにするという点で期待が高い。

なお、当初の発売予定は2007年であったが、大人の事情で延期されている。

[編集] 裏話

  • 発売前のタイトルは「ザ・静岡市政」であった。海外へサンプルを持ち出す際、現地スタッフがEngrishしか話せず、思わず「静はsilent、岡はhillです」口走ったことから、発売直前にタイトルが変更となった。
  • なぜ静岡市なのですか? という問いに対し、コナミの開発者は「なんとなくです」と答えた。
  • 静岡のローマ字表記は shizuoka ではないか、との指摘に、コナミは何も回答していない。
  • ゲーム全体に石原東京都知事の影響が色濃く見える。

[編集] 関連項目