サイレントヒル 〜静岡物語〜

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サイレントヒル 〜静岡物語〜(-しずおかものがたり、Silent Hill - the Tales from Siduoka)は、コナミ静岡県の観光促進を目的として開発、もしくは発売した一連のご当地ホラーゲームシリーズ。静岡市長となって財政難に陥った静岡市を立て直すという新感覚ホラーゲームとしても知られる。

概要[編集]

サイレントヒルは呪われた地と化した静岡県・静岡市を舞台とするホラーゲームシリーズである。故に、登場する人物は敵味方関係なく基本的に静岡の市民である。但し、作中の住民の化け物率があまりにも高いので、この作中の町を「静岡市」そのものとすると実際の静岡市民から苦情が来るのは明白であった。対策としてコナミは作中の町の名前を「静岡」から「静かな岡(丘陵)」という形に変え、これを英語に直訳することで「サイレント・ヒル」という地名を生み出すに至った。遠回しに静岡が舞台であることを仄めかしつつ、形だけは架空の土地を舞台にしているものとしたのである。

作品の概念とは裏腹に、作中のサイレントヒルもとい静岡市は観光地としては既に人気を失った地であった。県規模では、「トルーカ湖」(浜名湖)がその時点でも未だに観光の要として人気を保持していたが、少しでも道に迷うと山道を彷徨ううちに寂れ切ったゴーストタウン・静岡市へと足を踏み入れることとなってしまう。本来の同じ政令指定都市として浜松市のほうにあるこの湖は作中でまだ人気なのに、静岡市は過疎化に伴い全ての観光資源が不条理にも価値を失ってしまっていたのである。そして恐ろしいことに、この静岡市ではその過程で観光業に失敗し路頭に迷った人々が人間としてこの世に別れを告げた末、人ならざるものと化して別次元的な世界を生み出し、心に闇を持つ人々を奇妙な力によってその血と錆に塗れた世界へと招き続けていた。シリーズの主人公たちは、元々の静岡市と、路頭に迷った市民たちが作り出した「裏の静岡市」との間を往復し、彼らと静岡市を救わなければならない。

歴史[編集]

初代サイレントヒル[編集]

第1作である「サイレントヒル」は、アンゴルモアの大王降臨直前の1999年3月という絶妙なタイミングで発表された。若き静岡市長となり、ゴーストタウンと化した静岡市を救うために奮闘するという、想像するだに恐ろしいストーリーは多くのゲーマーを震撼させ、いくつかの批判はあったものの、結果としてホラーゲーム史に名を残す金字塔となった。

本作は以下の点で評価が高い。

  • 国、県、議会という伏魔殿からわいて出るクリーチャーの攻撃に対し、正面から戦わずに上手に回避することに主眼を置いたこと。
  • 無駄な公共事業によって荒廃した山林や空洞化した市街地などを見事に描き、現代社会の問題点を巧みに突いたこと。
  • 本当に恐ろしいのは空想上の怪物ではなく、権益にしがみつく「生きた人間」であるというテーマを貫いたこと。

ただし、批判が無いわけではない。とは言え、実験的な作品としては、ある程度の批判はやむを得ないと言える。主な批判は以下のようなものである。

  • 前市長が町全体のテーマパーク化を試み、失敗したという無茶な設定。もっとも、立ち退きで廃墟となった市街地の描写は秀逸であった。
  • 財政難で廃止された総合病院という設定には、市内のいくつかの病院から苦情があった。
  • っ気が足りない。ただし、これを言い出した大きいお兄さんに対し、コナミ広報が「これは漢の世界なのです!」と反論し拍手喝采を浴びたエピソードはあまりに有名である。

プレイノベル版[編集]

コナミは2001年、「実録、静岡市長選」と題し、裏話をゲーム小説化した作品を発表したが、コナミの手違いにより限られた人にしか受信できない特殊な電波で発信されてしまったため、売れ行きは散々であった。

サイレントヒル2[編集]

第1作の成功により、さらなる売れ行きを期待したコナミは、2001年に「サイレントヒル2」を発売する。さすがのコナミも、「いくらなんでもお色気の一つは無いとね」と、市長のよき相棒として女刑事を配した。市長にべったりではなく、適度に登場し適度に物語を薦めるバランスは秀逸であったが、実は裏で汚職にまみれ、選択肢しだいでは市長めがけて銃を乱射するシーンがあるなど、ドラマ性重視のあまり一部リアリティを無視した展開には苦情もあった。

ゲームは前作とは若干異なり、市街地全体ではなく、閑散としたリゾートテーマパークの再建を主題としている。巨額の赤字を抱えた施設をいかに処分するかという非常に難しいテーマは評価は高かった。なお、途中、資金難に陥って五里霧中で彷徨うシーンはこのゲームを象徴する名場面となっている。

この作品に関する主な評価は以下の通り。

  • テーマが明確である上、前作よりもメリハリが効いており、続編にありがちな「怖くない」という評価はほとんど聞かれない。
  • 市長の家族との関わりや、前出の相棒の活躍など、人間関係にも主眼が置かれた展開。これを邪魔だと考える人と高く評価する人がいる。
  • 市政を牛耳ろうとする「闇の権益集団」の姿が描かれたことは、リアリティを無視しているとの声もある。

サイレントヒル3[編集]

それでも第2作も良い売れ行きを示す中、第3作は2003年に発売された。この作品では、合併により巨大市となった静岡市が舞台となっており、その恐ろしさは数倍にもなると考えられた。

これは確かに間違ってはいなかったが、大きいお兄さん対策に女子高生市長というワケのわからない設定を持ち出したうえ、勢い余ってピンジャ部隊を登場させたり、敵対勢力への静粛部隊がサブマシンガンを持っていたりと、既に「怖さを追求する」という目的を見失っていた。このため、第3作はそれ以前よりは怖くない、とする声が多い。

ゲームは第1作と同様、崩壊寸前の静岡市の財政を立て直すことを目的としている。合併により噴出した問題をかかえ、膨大な業務に忙殺されるシーンはまさに戦慄ものである。

結局のところ、第3作は多くを盛り込みすぎ、ゲームとしては消化不良となった感は否めない。この点はファンから批判を受ける結果となった。

サイレントヒル4[編集]

大作となってしまった第3作への反省に立ち、2005年、第4作が発表された。主人公もヒキニート普通の男性に戻されている。

第4作はスケールを下げ、静岡駅前の中心市街地活性化をテーマとした。このため、開発推進派の土建業者、立ち退きを拒否する住民、外部から圧力をかけるNPO、生活保護受給者やホームレスなどの立ち退き困難者、駅前ビルを占拠する宗教団体、失態を犯すごとに現れる街宣車と、市長を悩ませる人々が大量に登場する。この圧倒的リアリティに、多くのファンは驚愕することとなった。

この作品は、テーマを限定し、主人公の行動をある程度制限したことで、逆にゲームとしては成功している。登場人物をある程度絞り込み、一人一人を緻密に描いたことも人気の要因であった。

サイレントヒル ゼロ[編集]

2007年に発売された、第一作よりも過去の静岡を舞台にした前日譚作品。

今回の市長はトラックの運ちゃんの兼任という第3作を超えるレベルにワケの分からないトンデモ設定となっているだけでなく、今までの主人公達が問題なく使えていた筈の様々な武器を易々とぶっ壊しまくる(しかもテレビとかトースターまで武器にして投げつけられる。DQN怖い)上に素手で屈強な静岡市民さえも張っ倒してしまう等、その怪力DQNっぷりにはもはや恐怖や失笑、ギャグを通り越して伝説として語り継がれる域に達している。その為、ホラーゲームとしての評価はメッチャ低い。あと操作性も悪いのでアクションゲーとしての評価もやっぱりメッチャ低い。かいつまんでしまえば、サイレントヒルクソゲー化の記念すべき序章となった作品である。しかも、アレッサたんがブサイク。

余談だが、この作品以降のサイレントヒルは全部外注作品となっている。コナミ仕事しろよ。

サイレントヒル ホームカミング[編集]

多分6作目。2008年に発売される筈の作品で、いわゆる『隣町のお騒がせ騒動』は市政の舞台裏を描くものであった。

市長選につきまとう権益や人脈、各陣営の選挙違反、住民同士のしがらみといった暗部を背景に、裏金問題や職員の汚職、圧力団体、国や県との軋轢といった問題を解きほぐしてゆく、といった内容でこれまでの作品では「バックグラウンド」として細かく描かれなかった「真の市政」の姿を明らかにするという点でも期待が高かったが、そのあまりにもリアルさを追求した汚職と闇社会の描写に、遂に日本で発売される事は無かった。

因みに今作も外注である。

サイレントヒル シャッタードメモリーズ[編集]

多分7作目。海外外注となってからはクソゲー呼ばわりも公然にされるようになった感も否めないが、今回は更にぶっ飛んだ事になっている。

なんと初代作品のパラレルワールドが舞台となっており、第1作では破竹の快進撃を見せた市長がまるで闘えないダメ人間になってしまったのだった。 しかも展開次第では住民が痩せたり太ったりなんかエグい姿になったりもする上に、市長の性格まで変わってゆくという挑戦的な仕様には、賛否両論が巻き起こった。

サイレントヒル ダウンプア[編集]

多分8作目。今回も外注作品であるが、メインテーマにkornのジョナサンを起用してみたりと、なんだかよく分からないアプローチで攻めてきている。

そしてストーリーも海外の制作会社である為か、護送中の事故で静岡の町に放たれた囚人達の内一人が市長に抜擢されてしまう、というまるで大雑把なぶっとび設定とシナリオになっている。

しかし、やけに暗い主人公の過去やなんかちょっとキチってる登場人物の言動等は、本家程とまではいかないものの評価できるものであるように思われる。あと市長の悲鳴の悲愴感がハンパない。

サイレントヒルズ[編集]

2014年、予告用作品「サイレントヒルズ プレイアブルティーザー」を通して存在を明らかにされた作品。内容はまだ明らかでなかったようだが、もし公開されていたら多分10作目になっただろう。しかも本作は、開発に「メタルギアソリッド」などで知られる小島プロダクションと、「パシフィック・リム」などで知られる映画監督のギレルモ・デル・トロが加わることが決定し、さらに主人公は「ウォーキング・デッド」などで知られる俳優のノーマン・リーダスがモデルとなっていた。従来の作品シリーズの名が複数形にされたことから、より物語上の静岡の規模が拡張されると期待された(周囲の県が侵略されて静岡になったのかもしれない)ほか、精鋭揃いの開発陣によってさらなる緻密な静岡の描写が成されると期待された。この作品の完成は、静岡県民なら誰もが期待したものである。

しかし現実は、小島プロとコナミとの間に起きたトラブルを原因とする開発中止であった。そればかりでなく、その後のサイレントヒルという作品シリーズは、悲しいことにパチスロの中で細々と生きてゆくこととなったのである。

なお、本作に先立って公開されたプレイアブルティーザーにおいても、物語の詳細な背景は全く明らかにされていない。というか、エンディングに辿り着く前までは終始サイレントヒルのサの字も出てこない。しかし、作中の断片的な描写から察するに、静岡の社会的不安に乗じた地元ラジオが住民に何らかの精神的な干渉を行い、それによって猟奇的な一家心中事件が立て続けに起きてゆく様子を描いたものと思われる。

裏話[編集]

  • 発売前のタイトルは「ザ・静岡市政」であった。海外へサンプルを持ち出す際、現地スタッフがEngrishしか話せず、思わず「静はsilent、岡はhillです」口走ったことから、発売直前にタイトルが変更となった。
  • なぜ静岡市なのですか? という問いに対し、コナミの開発者は「なんとなくです」と答えた。
  • 静岡のローマ字表記は shizuoka ではないか、との指摘に、コナミは何も回答していない。
  • ゲーム全体に石原東京都知事の影響が色濃く見える。
  • やり続けていれば「騒音おばさん」が出現する。

関連項目[編集]