クラウドファンディング

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クラウドファンディングとは、SNSを活用して虚偽のプレゼンテーションを行い、どれだけお金を集められるかを競うエクストリームスポーツである。チケット詐欺の後継競技。虚偽がバレる間際に競技者が雲隠れする所から「クラウド(雲隠れ)ファンディング」と名付けられた。

競技設立の経緯[編集]

21世紀に誕生した個人集金型競技のチケット詐欺が、2010年代の全人類総SNS時代に向けて発展的に誕生した競技である。

チケット詐欺は「ケータイ1本で出来るインターネット詐欺」として老若男女あらゆる層に浸透し、数々の優秀な競技者(詐欺師)を輩出していたが、あまりにも浸透しすぎたために競技場となる「個人サイト」や「SNSのコミュニティ」が次々と焼失してしまう状況になり、競技を行いたくても競技場が見つからない状態に陥っていた。またチケット詐欺は定価以下取引が原則であったことと、競技者が多くの出資者(カモ)と別々に同時進行でメール等によるコミュニケーションを行う必要があったことから、手間の割に実入りが少なく、メールの宛先を間違えるなどして詐欺がバレるリスクが高いという問題点があった。

これらの問題点を解決するために生み出された新しいエクストリームスポーツが「クラウドファンディング」である。2008年に米国で設立されたKickstarterを皮切りに、インターネット上で寄付を募り、一度に多人数と宛先を間違えるリスクなくコンタクトが取れるサービスを提供する業者(以下「クラウドファンディング業者」と表記)が次々と現れたことで、競技のローリスク・ハイリターン化を実現。十分お金が集まり、もうすぐ詐欺がバレるという段階で雲隠れを行う点については前身のチケット詐欺と同じ仕組みであったため、2000年代後半に持て囃されたバズワードの「クラウドコンピューティング」になぞらえて「クラウドファンディング」と競技名が付けられることになった。

※本記事に出てくる各種用語の意味についてはチケット詐欺#競技用語の定義を参照のこと。

参加手続き[編集]

原則として、クラウドファンディング業者が提供するシステム(競技場)を用いて競技を行う。競技者自身が競技場を自前で用意して競技を行う事も可とするが、競技場設立や維持管理にかかるコストは全て競技者自身で負担すること。

専用口座の開設[編集]

出資者にお金を振り込んでもらう口座を開設する。近年は個人名義の口座は何処も本人確認が厳しくなり本競技向けの口座開設が困難であるため、事前にペーパー任意団体を設立して団体名義の口座を開設する方がベターとされている。

競技参加申請[編集]

競技者は、クラウドファンディング業者に競技参加の意思があることを申請する。競技場を提供可能な業者は2012年6月時点で以下のものがある。業者ごとに定められているシステム利用料(収入の5~20%程度)を支払う必要があるが、海外業者を使うことでシステム利用料を低く抑えることも可能である。但しその場合は業者への企画プレゼンが英語になる点に留意すること。

クラウドファンディング競技場風景

日本国内業者一覧[編集]

  • CAMPFIRE - オールジャンル
  • READYFOR? - オールジャンル
  • Makuake - オールジャンル
  • motion gallery - 映画系
  • みんなのファンド - コンテンツ系
  • ウィシム - 社会貢献、音楽系。楽天と連携
  • マイクロメセナ - アート系
  • Cerevo DASH - ガジェット専門。CAMPFIREと同じシステム。
  • GREEN GIRL - 美容系。共同購入型クーポンの要素もある。
  • studygift - 個人の学費支援

 など

海外業者一覧[編集]

  • Kickstarter - 世界最大規模
  • Offbeatr - Kickstarterのアダルト版
  • RocketHub
  • 8bit funding
  • Global giving
  • Indie GOGO
  • Spot.US

 他多数

虚偽企画プレゼン[編集]

競技者はでっちあげの企画書とインターネットで出資金を募るためのコンテンツを作成し、出資目標金額(5万円以上)を設定した上でクラウドファンディング業者にプレゼンを行う。出資者から共感を得やすい「企画点」、その共感をどのようにインターネット上で増幅させ出資者を多く集められるかという「拡散技術点」、そしていざと言う時にどのように速く上手く雲隠れを行えるかという「クラウド技術点」が評価ポイントとなる。

評価ポイントを一定以上得られた場合、晴れてクラウドファンディングへの参加が承認され、クラウドファンディング業者が提供する競技場に競技者の企画が大々的に掲示される。

競技ルール[編集]

出資目標金額を達成し、かつ1年以上競技者が逮捕されなかった場合、競技者の勝利とする。目標金額の未達または競技者が逮捕されてしまった場合は失格とする。

競技テクニック[編集]

いくつかの競技テクニックを紹介する。

同情の演出[編集]

「善意の寄付」を求めるのに、綺麗な部屋でくつろぐ姿や高級車を乗り回す姿を見せてはならない。東日本大震災で被災した状態のままの建物シーンや、汚れたままの作業着で厳しい仕事に赴くシーンを競技場でプレゼンすることで同情心を煽り、善意の寄付という名目の出資金獲得に繋げる。

期待感の演出[編集]

先述の同情系ではなく、ゲームや腕時計や映画などの「新しい何かの開発」を企画内容とする場合は、如何にネットユーザーに期待感を与えられるかが勝負となる。企画の実現性は目をつぶり(そもそも実現する予定は初めから無いが)、お金を集めることでもの凄い何かが出来上がるというアピールを行う。ハリボテのプロトタイプをインターネット向けコンテンツで公開しておくことが推奨されている。

著名人名義の借用[編集]

いくら善意の寄付とは言っても、歴史が長いあしなが学生募金赤い羽根共同募金と比べると競技者やクラウドファンディング業者の信用が低いのが実情であり、チケット詐欺やオークション詐欺などのネット詐欺を散々見てきたインターネットユーザーは「この人達も同じ穴のむしろではないか」と警戒する。

その警戒心を解くために、競技者の代わりに「身元が確かな著名人」にプレゼンで前面に出てきてもらったり名前を勝手に使ったりすることで、この人が言うのなら大丈夫だろうとインターネットユーザー側の警戒心を解き、出資者になる道を誘導する。その人の知名度はあまり高過ぎないほうが良く、「○○のライブでバックバンドを務めている」「□□大学(地方駅弁以下レベル)の助教授」程度が良いとされている。この手法は元々マルチ商法の十八番だった。

実名制SNSの活用[編集]

出資者を募るにはFacebookを中心とした実名制SNSの活用が良いとされ、それらと自動連動する仕組みを持っている競技場も多数存在する。これは善意の寄付という「周りからの印象ポイントアップが狙える行為」を行いやすくして出資者をより多く集める狙いもあるが、それ以上にmixiTwitterのような匿名が許されるSNSにおいて詐欺を指摘する人たちが多く出て企画炎上・失格につながるリスクを避けるために、表立って詐欺を指摘しづらい(実際に行うと「無粋な人」として村八分を食らう恐れすらある)実名制SNSを活用することが推奨されている。

万が一詐欺を指摘する人が現れても、実名制SNSでは「嫌なら無視しろ」の一言で大部分がシャットアウトでき、それでもしつこく食いついてくる人に対してはブロックとスパム報告を行えば良い。さらに指摘してきた人の「友人」にクレームを投げることで、その指摘者を「ただの厄介者」として人間関係崩壊にまで陥れる事も可能である。このように実名制SNSを上手く活用することで、競技の邪魔になる雑音を完全にシャットアウトできる。

雲隠れ(Cloud Hiding)[編集]

出資目標金額を達成した後、しばらく様子を見て適当なタイミングで雲隠れするテクニック。主な手法として、出資者への連絡頻度を少しずつ下げてフェイドアウトするやり方と、高頻度の連絡を一定期間続けた後に突然連絡を絶つ手法などがあるが、どの手法が適しているかについては企画内容や出資者の性格、SNSにおける拡散状態等によって異なってくる。競技者が慎重にタイミングとテクニックを見極めて雲隠れを敢行するこのフェーズは、本競技の勝利に向けたクライマックスシーンである。

雲隠れを敢行してからしばらくすると「あの案件バックれたな」と騒ぎが起こるかも知れないが、たかだか500円~1万円程度のお金を何ヶ月以上も追いかけ続ける人はほとんど居ない。追いかけるコストのほうが上回ってしまうからである。3ヶ月から半年程度捕まらずにじっと黙って雲隠れを続けることが出来たら、まず失格になることはないであろう。

これまでの参加者[編集]

ニュース記事などで明るみに出ている事例のみ紹介する。なお競技の性格上勝者は雲隠れしているため事例紹介不可であることに留意されたい。

  • Mythic(2012年4月・Kickstarter) [1]
架空の大作RPGの開発プロジェクトをでっちあげて出資者を募集。目標金額は8万ドルという大額であったが4739ドル集まった時点で詐欺疑惑が浮上しプロジェクトごと雲隠れ。騒ぎは起こしたが目標額未達で失格となっている。
奨学金が止められて学費を支払うことが出来ずに退学を迫られているという架空の設定を持ちだして出資者を募集。Google+などのSNSも活用したことで極めて高い注目を浴びることになったが、それが仇となり架空設定がバレてしまい競技中断。目標額には達したが全額返金する事になってしまい失格扱いとなった。
  • ある国内事例(2012年?)
詳細は不明であるが、「ある案件のパトロンとして何十万円も出したが、最初の2~3回連絡があった以降は長い間連絡なし」という出資者側の競技レポートが2013年1月15日に公開された。このレポートに対して自称プロブロガーが競技者を支援するツイートを発し、競技者の雲隠れを支援している。
  • ビーフジャーキー(2013年・Kickstarter)
神戸牛を有機飼料で飼育してビーフジャーキーを作ろうという架空のプロジェクトで資金を募集。12万ドル以上の資金を集めたものの締め切り直前で詐欺がバレたため競技中断。12万ドルの資金は出資者に戻ることはなくKickstarterの運営資金として没収された。

最後に[編集]

クラウドファンディングは「善意の寄付をインターネットで募る」サービスと謳われているが、お金が絡むCtoC型サービスである以上、性善説だけで運営するのは無理がある。もし無理がないのなら、例えばYahoo!オークションはとうの昔に詐欺の類を撲滅できているはずである。

またこのサービスで一番得をしているのは、既存のインターフェースを開けているだけで何のリスクも無く手数料をがっぽり貰える決済代行業者だったりする。彼らにとっては笑いが止まらない状況であろう。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「クラウドファンディング」の項目を執筆しています。
  • チケット詐欺 - 本競技の前身
  • Facebook - 本競技を行う上で活用が推奨されている実名制SNS。詐欺臭くても皆空気を読んで何も言わないため詐欺が露呈しづらい。
  • 2ちゃんねる - 本競技の敵対勢力。目立つ案件の場合こちらの鬼女板で一斉に検証され、詐欺がバレることがある。
  • Twitter - 本競技を行う上で活用が推奨されているSNSの1つであるが、詐欺がバレた場合はその旨も一斉拡散されることがある。
  • バカ発見器 - 出資者の人達と、業者・競技者を擁護する人達が活躍する姿を垣間見ることができるツール。