クライマックスシリーズ

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クライマックスシリーズは、ダウンタウンのごっつええ感じを筆頭とするバラエティ番組によくある「最後の問題に正解したら10000点です!」「なんでやねん!」に匹敵する寒いオープン戦のひとつ。毎年に開催されるプロ野球チームの最後の金稼ぎでもあるが、テレビでは一切放送されない。

通称CS(ちょっと、それじゃ今までのはなんだったんですか)。なお、本項では導入の前フリとなったパシフィック・リーグのプレーオフ制度についても記述する。

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プレーオフ制度の導入[編集]

CSの風物詩福岡ソフトバンクホークスはCSに9回出場し(うち5回はシーズン1位での進出)3回日本シリーズに出場しています

2004年、日本プロ野球はセ・リーグとパ・リーグの人気格差が拡大し、パ・リーグに行ってもぜんぜん儲からないことから、1リーグ制の途を模索していた。とは言え、ナベツネが「パ・リーグなんかと一緒にしたらウチの稼ぎがなくなるだろうが、たかが選手が」と発言し、その望みが絶たれる。また、他のセリーグの各球団も「巨人や阪神とのカードが少なくなった場合、せっかくの稼ぎが半分になる」との危惧からこれを猛烈に後押し。ダイエーとか近鉄とか親会社が不採算の球団をかかえたパ・リーグは独自の道を見出す必要があった。

これと関連してかしないでか、パ・リーグは話題づくりのためにセ・リーグより1週間早く開幕するように日程を設定しており、ドーム球場の多さから中止試合も少なく、シーズン終盤は巨人と阪神の優勝争いに国民が盛り上がるのを指をくわえてみているしかなかった。このときヒマしている選手を酷使させ、もう一稼ぎさせようとして導入したのがプレーオフ制度である。

セ・リーグの追随 クライマックスシリーズ[編集]

プレーオフ制度の導入により、パリーグ最大の金満球団となった糞フトバンクが優勝できないことから、博多を中心とした九州全体でヤケ酒による経済効果が上昇。また、プレーオフに勝つためのハードワークとドーピングのため、パ・リーグのチームばかり優勝するという状態が発生。その顕著な例が2005年である。この年の日本シリーズの結果がCS導入を後押ししたのは言うまでもない。

また、「試合がなきゃ儲からん」と考える巨人がセリーグのプレーオフ制度導入を強烈に支持。

万年Bクラスのその他球団も、「優勝争いに絡んで、テレビに映る機会が増えるかもしれない」という淡い想いから、これに同意。結局2007年から導入が決まり、ついでに「クライマックスシリーズ」という略しにくい長い名前に変わった。

ルール[編集]

  • 参加する権利があるのは、各シーズンAクラスの3球団。
  • 「ファーストステージ」と称して、各シーズンの2位と3位が、2位チームの本拠地において、気が済むまで試合をする。シーズン2位でもアドバンテージはない。あまり長く続けると1位チームが休んで体力が回復してしまうので、だいたい2勝したら終わり(1勝1敗1分の場合は2位チームが勝者となる)。
  • 「ファイナルステージ」と称して、ファーストステージ勝者が、シーズン1位チームと、1位チームの本拠地において、飽きるまで試合をする。シーズン1位の球団は1勝のアドバンテージがもらえる。あまり長く続けると「日シリはまだか」とファンが離れてしまうので、だいたい3勝(ファーストステージ勝者は4勝)したら終わり。
  • ソフトバンクはこのシリーズを制覇してはいけない(前述の経済効果のため)。
  • DeNAはホーム(横浜スタジアム)でCSを開催してはいけない
  • オリックスはファイナルステージに進出してはいけない
  • パ・リーグ2位の球団はCSを優勝してはいけない。ファーストステージを万が一突破した場合でも、ファイナルステージを必ず敗退しなければならない(呪いのため)。
  • 天候不良でも試合を強行しなければならない(日シリも近く、試合日程がかなりタイトなため)。CSではダブルヘッダーや雨野の再登板が禁止されている。土砂降りでも定期的に土を入れ替えるなどしてグラウンド整備に最大限努めなければならない(ボールが転がらないので、だいたいバントの打ち合いになる)。

歴代優勝チーム(参加チーム)[編集]

※背景が色で塗りつぶされているチームが日本シリーズ出場。

プレーオフ(パ・リーグ)
1位 2位 3位 備考
2004年 ダイエー 西武 日本ハム
2005年 ソフトバンク ロッテ 西武
2006年 日本ハム 西武 ソフトバンク
クライマックスシリーズ
リーグ優勝 2位 3位 備考
2007年 巨人 中日 阪神
日本ハム ロッテ ソフトバンク
2008年 巨人 阪神 中日
西武 オリックス 日本ハム
2009年 巨人 中日 ヤクルト …あれ、阪神は? そのような質問に対するご回答はお察し下さい。
日本ハム 楽天 ソフトバンク これによってパは全球団がポストシーズン進出を果たした。
2010年 中日 阪神 巨人
ソフトバンク 西武 ロッテ 3位のロッテが日本シリーズへ進出して日本一になってしまう事態に。
2011年 中日 巨人 ヤクルト
ソフトバンク 日本ハム 西武 ついにソフトバンクのCS制覇が解禁される。詳細はクライマックスシリーズの呪いを参照のこと。
2012年 巨人 中日 ヤクルト
日本ハム 西武 ソフトバンク
2013年 巨人 阪神 広島 …あれ、中日は? そのような質問に対するご回答はお察し下さい。
楽天 西武 ロッテ
2014年 巨人 阪神 広島 ついにこの年、阪神の勝ち抜け、そしてCS制覇が解禁されるファイナルステージの試合内容についてはお察し下さい。
ソフトバンク オリックス 日本ハム
2015年 ヤクルト 巨人 阪神 セ・パ交流戦によって、セ界恐慌が起こった年である。
ソフトバンク ロッテ 日本ハム
2016年 広島 巨人 DeNA ついにDeNAのCS出場が解禁される。
日本ハム ソフトバンク ロッテ
2017年 広島 阪神 DeNA 巨人がクライマックス導入以来初のBクラス落ち、明らかに土砂降りの中、阪神園芸の方ががんばって耕したグラウンドでのプレイ(結果はお察しください)、セ初の3位の日本シリーズ出場と、色々あった。
ソフトバンク 西武 楽天 セ・リーグが全球団CS制覇したので残りはオリックスのみとなった。
2018年 広島 ヤクルト 巨人
西武 ソフトバンク 日本ハム なんと2年連続でリーグ優勝していないチームが日本シリーズに進出する事態に。

導入の功罪[編集]

CSの利点[編集]

  • リーグ優勝なんて誰も気にしない
  • でもリーグ優勝チームもCS突破チームも記念セールができるので、経済が活性化する。またリーグ優勝+CS突破ならば、CSがなかった時と比べて、1回余分にセールができる。
    • 優勝チームの胴上げとビールかけが増えるため、腱鞘炎になる選手が現れ、耐用年数が低下する
  • 試合数が増え、客もそこそこ集まるので、球団が儲かる。
  • 選手をシーズン終盤に酷使することで、耐用年数を低下させ、成績を落とす。その結果、年俸の上昇が抑えられ、球団が儲かる。
    • これと同様の目的で導入されたのがWBCである。
  • 日本シリーズでは短期決戦に強く、現時点で強いチーム同士の勝負となるので、2005年のような悲劇でファンを落胆させにくくなる。

CSの欠点[編集]

  • シーズン「3位」の球団まで「優勝争い」という論理的に破綻している命題を提示することで、正常な思考回路をした野球ファンの思考を停止させる。
  • 3位争いという誰も気にしなかったニュースに衆目をひきつけ、経済活動を不活性にする。
  • Bクラスに転落した球団は、「優勝争いもできない、テレビに映らない、儲ける機会がない」という三重苦を味わい、なおさら翌年の体力が低下する。
    • この戦略が見事に成功し、上位球団の囲い込みに成功したのがセ・リーグである。
  • 短期決戦に弱いチームここ一番でやらかすお笑い球団近鉄を吸収した金貸し屋さん球団などには断然不利なため、始まる前からファンを落胆させやすくなる。

関連項目[編集]