キョンシー

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キョンシーとはいわゆる中国産ゾンビであり、西洋のゾンビよりも様々な点で劣る残念な代物である。

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概要[編集]

世界中何故か死体が動く伝説が多く存在するようにキョンシーもまたその中のひとつであり、大雑把に言えばくさったしたいなどそういう奴である。映画などにも出演し、名作霊幻道士など多くのホラー作品でその姿を見ることができる。中国妖怪の一種ともされるが現代ではほぼ区別される事も無くなって久しい。

特徴[編集]

キョンシーは世間一般のゾンビとは異なり、とても残念な点が多い。しかしその残念な点が評価され、日本文化の策略によって萌え文化に取り込まれる事が多い。格闘ゲームのヴァンパイアシリーズに登場するレイレイを筆頭としてそれに続くモンスター娘ブームで萌えキャラ化が急激に進んだ。キョンシーの描写にはやたらと女性的描写が増え、男のキョンシーも存在するはずが存在を抹消されつつあり、ホラーの枠すらも危うい状況が続いている。何故こんなことになってしまったのかはキョンシーの特徴から説明する事ができる。

身体的特徴[編集]

死後硬直が激しく間接が曲がらない
ハリウッドのゾンビたち(ロメロゾンビなど)が全力疾走するようになった現代で未だに手足の関節が上手く動かせず「足は直立不動、手は真っ直ぐ前に」という北朝鮮の軍隊もびっくりな90度スタイルを貫いている。そんなキョンシーがどうやって動くのかというと「ぴょんぴょん飛び跳ねて移動する」のである。ブードゥーのゾンビがおどろおどろしく前進し、エジプトのミイラが少しずつ迫るように動くのに対して「ぴょんぴょん」という可愛さである、それはもう萌え化されても仕方が無い。移動の仕方が悪い。
実は死後硬直の激しいキョンシーも時間経過と共に硬直が薄れ、徐々に滑らかな行動が可能になるとされている。「腕を前に突き出して飛び跳ねる」という自らの特徴を捨て去るような真似をすれば本当にゾンビの劣化版になってしまうのだが、多少のスペック向上と引き換えにキョンシーとしての一種のアドバンテージを捨て去る価値があるかについては疑問が残る。
テレビゲーム「バイオハザード」の影響でゾンビはウイルスに感染したものであるとする設定が爆発的に広まったが、キョンシーという固体はまったくもって大量生産に向かない代物である。固体としての特徴を捨て、普通に歩いて没個性に埋もれるなど言語道断である。
頭に符を貼られると動かなくなったり命令を聞くようになったりする
紙きれ一枚を頭に糊付けされるだけで従順になってしまうのである。これはもうエロゲに借り出されても仕方の無い特徴であり、むしろこの特徴が狙われない方がおかしい。凶暴かと思ったらコロッと忠実になっちゃうのだからかなり優秀な素材であるのは間違いなく、目ざといオタクに見つからないわけがない。
これでは萌えキャラ扱いされても仕方が無い。中国が悪い。

戦闘能力[編集]

生き血が好物で人間や動物の頚動脈に噛み付く
別の有名な奴の十八番かと思われたがキョンシーも同じであった。しかし吸血鬼の小さい女の子が首筋に「カプッ」と噛み付く描写に萌える人種どもが存在する現代では既にホラーとして通用しない技術である。哀れキョンシー、トランシルヴァニアの串刺し候よりも先だろうに二番煎じのように見られてしまうのは知名度の為せる業である。
毒の爪を持つ
ひっかき攻撃によって毒を使用するというのはとても恐ろしい話だが、この毒が非常に残念な毒だということはあまり知られていない。一般的に毒に対しては血清などで対処するのが一般的だが、キョンシーの毒は傷口にゆで卵かもち米をくっつけると中和される。正しく「その発想は無かった」というレベルの治療法であり、そもそも誰が最初に切り傷にゆで卵やもち米をくっつけたのかは最初にナマコを食べた者くらいに謎である。ちなみにキョンシー本体も生のもち米に弱い。残念すぎる死体である。
硬化した硬い皮膚
死後硬直で硬くなった皮膚は剣に強い、凄いぞキョンシー。でもやっぱりただの硬化した人間の皮膚であるため現代兵器には全然耐えられない。駄目だぜキョンシー、やっぱり残念だぞキョンシー。

弱点[編集]

生のもち米や童貞の尿に弱い
生のもち米についてには上記でも触れたが一体どういうわけか童貞尿にも弱い。まったく意味が分からないが萌え文化に対する布石だとすればとんでもない先見の明である。中国何千年だかの歴史は伊達では無かったが、もう少し別の事に生かせなかったのか。
桃の木でできた剣に弱い
普通の剣にはそこそこ強いが桃の木が深く刺さると一撃KOという残念スペック。余談だが鉄にも弱いらしいので鉄の剣でも倒せる可能性が高い。本当に、本当に残念な死体である。

現代の犠牲[編集]

蒼白な肌の死人が動き出すという古典的ホラーの産物であるが、現代の変態共にはホラー扱いされない、むしろ生きているよりも死んでいる方がウェルカムという若干頭のネジが外れてしまった性癖が存在するためホラー以外の場面で活躍する事が多くなってしまった。過去にそのような性癖が無かったかと問われると「そんなこともない」程度の曖昧な回答しか得られないと思われるが、少なくとも現代社会よりはまだマシな扱い(ホラー要素としての)を受けていたはずである。

主人公がキョンシーと同類の作品がアニメとして放送される日本で五体満足気味で飛び跳ねるキョンシーが本当に恐ろしい存在として受け入れられるわけがないという話で、昨日のホラーは今日の萌え、明日の恐怖体験は明後日の同人誌になる国に太刀打ちできるはずが無い。

総評[編集]

古代中国文学の恐怖も現代の妖怪には勝てない。