カイル
カイル(英・Kyle)とは、電子の海を泳ぐイルカである。
概要[編集]
カイルとは1997年に発見された新種のイルカである。生息地は電子の海や会社と推定されている。カイルは発見されて以降驚異的な速度で繁殖していき一時は害獣として駆除されるほどであった。そのためか2001年を境に個体数は減少を極め、2007年にはカイルはいるかと探し回っても見つからないどこぞのレットデータ登録種みたいな状態になってしまった。2013年現在カイルの生存個体数はわずかである。
こうした事態はシーシェパード要する鯨・イルカ保護国でも例外でなく、イルカは保護する国々でさえカイルをその庇護下に入れることはなかった。理由としては賢いくせにCPUのキャパシティを食うということが理解できない、もう理解していることもいちいち教えたがるのがうざったいなどが挙げられる。
生態[編集]
現在では貴重な個体となったカイルの飼い主である冴子先生によると、カイルは本を読んだりホタテ貝状のノートパソコンとほら貝状のプリンタを鼻で操作し使いこなすほどの知能を持つ高等生物であり、人間とはノートパソコンと超音波を使って会話する。普段は海の中をぐるぐる回って遊び、タツノオトシゴと手紙のやり取りを行っている。お気に入りのおもちゃは魚のラジコンとヨットの描かれたタオル、宝物は初めて貰ったフロッピーディスクである。
人間との関わり[編集]
カイルの知能は電子の海をさまよう人間にとって航海への大きな助けとなり、カイルをヘルプアシスタントとして飼う人間は多かった。初めの方こそカイルを自らの水槽で育てる代わりに癒され助けてもらう理想的な関係が出来ていたものの、ペットブームが去ったからといって愛玩動物に飽きて、ペットが成長したからといって捨てるという外道のように、カイルもOfficeに慣れる人が増えるに従って捨てられていった。挙句の果てにはカイルに「お前を消す方法」という自殺依頼に等しいことを聞いたりと飼い主とペットと言う立場を悪用した露骨なパワハラを行うなどの迫害によりカイルは絶滅一歩手前まで追い込まれていったのだ。カイルの飼い主は他のペットと同じく最後までカイルを看取る責任があるのではないだろうか。
関連項目[編集]
![]() 本項は第20回執筆コンテストに出品されました。
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