エクストリーム・階段レース

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エクストリーム・階段レース( - かいだん - )とは、日本のとある高等学校・天栗浜高校の生徒が考案した、「学校を全力疾走する」エクストリームスポーツである。

概要[編集]

階段レースとは、学校の敷地内をどれだけ早く、そしてどれだけ多くの被害を一般生徒に及ぼせるかを競うレーシングスポーツである。当然、校則には全力で違反しており、不良生徒のレッテルを貼られ、最悪退学処分を受ける覚悟なしでは行えないスポーツである。しかし、他校に私服で無断進入して競技を行うなどして、身元を特定させない参加者が急増殖している。また、こと「学校を素早く走り抜ける」という分野に関しては彼らはエキスパートであり、近年行われた参加者のおよそ10倍以上もの警官隊を導入した封鎖作戦も、ただの一人も参加者を捕獲できなかったという報道は有名である。

階段レース発祥[編集]

一つの学校につき、およそその11%もの生徒がこの競技の信奉者であるという決算が教育委員会から提出されるにあたって、階段レースは日本全土に社会問題として吹き荒れることになる。階段レースは高等学校を中心とした全教育機関で年々増加の一途をたどっており、未だ何の手立てもたっていない状態である。意外なことに階段レースの発生率は、この競技ができる前は非常に規律正しい環境にあった学校であるほど高い傾向にあり、階段レースの参加者総数の約78%が進学校の生徒である。これは抑えに抑えられていた不満・憤り・将来への不安などを原動力に、ティーンズスピリッツが爆発を起こしてしまった結果であると考えられる。

ゲームルール[編集]

競技のエリアは学校敷地内に限定される。参加人数は何人でもOK。服装、上履き下穿きは問わないが、武器の持ち込み、他の参加者への物理的排除行為は不可。まずレース開始前に校内にチェックポイントとゴールを設定し、必ずその場所を全て通過、もしくはその教室のプレートをタッチしてからゴールに向かわなければならない。またゲームエリアの学校には校内のいたるところに小型監視カメラが設置されており、不正がないように見張り、そして各人の獲得ポイントを随時カウントしている。ゲームの成果はポイントで決算され、より高いポイントを得たものから上位にランキングされる。ポイントの採点基準は2つ。

まず、アライバル。どれだけ早くゴールにたどり着いたかを競うもので、当然到着したタイムが早ければ早いほど雪達磨式にポイントが高くなる。おおよそ1着でゴールしたものは、2着でゴールしたものの3倍近いポイントが割り振られる計算である。学校の構造や、人間などの障害物の状況をリアルタイムで把握・予想することが重要な鍵になり、ただ足が速いだけでは不十分であり、非常に足の遅い知能派が俊足の体育派に圧勝するなどという状況は階段レースでは珍しくない。

2つ目がこの階段レースの真骨頂、ファインである。より早くゴールに到達しようと思ったら、障害物となる生徒や教師たちの少ないコースを選ぼうとするのは当然である。しかしレーサーたちは自ら進んで、より人の多い密集地帯を選ぼうとする。なぜか?その理由が、このファインである。このルールでポイントを得る方法はただ一つ、障害物を突き飛ばせばいいのである。障害物を完全に転倒させれば、1ファイン。1つの障害物でさらに3つ転倒させれば、3ファイン。3つ突き飛ばして5つ巻き込めば、コンボで15ファイン。20ポイント以上稼げれば、スーパーファインで、さらになんとプラス10ファインだ。つまりより少ない労力で、どれだけ多くの人間を巻き込めるのかを競うのだ。もちろん悠長にはしていられない、アライバルのポイントはファインよりも格段に多いからだ。

さぁ、では。より効率よく手っ取り早く、一度に多くのファインを得ようとしたらどうしたらいい?どの場所が稼ぎ所だろうか?生徒が多くいる教室か?体育系部員が活動している体育館か?それとも大勢の生徒が並んでいる食堂だろうか?・・・・・そうだ、わかっただろう、なぜこの競技がこんな変な名前をしているのか。階段なのだ。高低差があり、多くの人間が狭い場所に密集し、そしてゴールへの道筋に必ず通らなければならない場所。それが階段なのだ。

関連項目[編集]