エクストリーム・玉子かけご飯

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このエクストリーム・玉子かけご飯は顕著な普遍的価値を有し、我々人類の尊守すべき伝統であると同時に実用性且つ効用性に優れたスポーツであり、我々アンサイクロペディアンオリンピック種目登録を含め、世界にその価値観を広めていきます。

エクストリーム・玉子かけご飯は、地球の生成と人類歴史によって生み出され、過去から引き継がれた貴重なたからものです。それは国際協力を通じた保護のもと、国境を越え今日に生きる世界のすべての人びとが共有し、次の世代に受け継いでいくべきものです。さあ、本記事をご覧になっているあなた、我々の崇高な目的に協力をお願いします。

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この記事「エクストリーム・玉子かけご飯」は何故か「卵かけご飯」とネタや題材がダブっています。どちらが真実なのかは神のみぞ知ります。

エクストリーム・玉子かけご飯- たまご - はん、ES-TKG)とは、いかに早く・美しく玉子かけご飯を食べられるかを競うエクストリーム・スポーツである。

概要[編集]

基本的には、審判2名、審査員6名、選手任意名(2人以上が望ましい)によって開催される。

競技内容はわんこそばに似ていて、各プレイヤー1つずつ用意された釜から茶碗ご飯を盛り、玉子をかけて、醤油をかけて食す、というものである。審査基準は2つあり、1つは、競技時間30分の間にどれだけ食べられたかを競う「早食い」としての基準、もう1つは、いかに美しく食すか、という基準である。

基本ルール[編集]

競技時間[編集]

前述したように、競技時間は30分。特例として、プレイヤー全員が競技終了を宣言した場合のみ、即時終了となる。

使うもの[編集]

競技を行う際、次のものが必要となる。

釜(いわゆるジャー)
プレイヤー1人につき一つ用意する。プレイヤー自ら用意してもよいし、大会運営側の支給釜(電気釜)を用いてもよい。
一般的に、初心者は支給釜、上級者は自分の土鍋といわれる。最近では電気釜でも高級なものは、ご飯に艶が出て一粒一粒が立ち、ふっくらもっちり炊き上げることができるため、上級者も土鍋から電気釜への転向が目立つ。
米3合(競技開始までに炊いておく)
参加費に300円支払えば、北海道産きらら397を3合支給される。やはり初心者はこれに頼る者が多い。しかし自ら魚沼産コシヒカリを用意してもよいし、もっちり感を好む選手はあきたこまちにもち米をブレンドしたりもする。自分で育てたお米を持ち込むことも可能。しかし、「自分が育てた」と偽り他人の育てた米を持ち込むと失格となる。
玉子
人によって一杯当たりの使用数が違うため、一概に決めることはできない(多くの場合、プレイヤー本人が個数を決める)。初心者は10個ほど用意しておけば問題ない。参加費に200円支払えば10個用意されるが、多くの者が自分で用意する。この世界では地鶏の有機卵が常識である。
会場に鶏を連れ込み、うまれたての新鮮な卵を使うということも可能である。米と同様に、「自分が育てた鶏が産んだ卵」と偽り他人が育てた鶏を持ち込むと以下略
醤油
卵の味を引き立てる濃い醤油が好まれる。上級者はコケコッコー共和国産の「玉子かけご飯専用醤油」を使う者が多いが、溜まり醤油をベースに自分でブレンドする者もいる。
味の素、アジシオ
醤油と同様に、使うプレイヤーと使わないプレイヤーがいるが、使うとうまみ成分が足される。ルールブックには他にも20種の調味料が記載され、そのいずれも使用可能である。
薬味
ネギ、海苔、紫蘇、山葵、胡麻などを必要に応じてトッピングする。ルールブックには50もの薬味が掲載されており、それに掲載されている薬味はどれだけ使ってもよいことになっている。無論、まったく使わなくてもよい。
茶碗、箸、卵溶き用小鉢、しゃもじ
茶碗は玉子を入れることを考えて、大きめのものを用意する。箸は、溶いた玉子がよく絡むものが望ましい。
全自動卵割り機
マニキュアなどで卵を割れない・割りたくない参加者のみ使用可能でありボタン一つで卵を割れる。しかし、卵を割るのに時間がかかる為、使用実績はない。

得点[編集]

「早食い」部門[編集]

食べた量
競技時間内に食べたご飯の量(合を単位とする)×100点。最高で300点。
完食
3合食べきった場合、特別点として 100点が加算される。
玉子
1個につき 10点。
醤油
概ね2.5ccにつき 10点。薄口醤油では得点が減らされる。
調味料、薬味
どれだけ使おうと得点にはならない。

「美しさ」部門[編集]

よそいかた
いかに美しくご飯を茶碗に盛ったかの評価。茶碗の3分の2くらいがちょうどよいとされる。また、円形にして中央部を盛り上げつつ、玉子を入れる頂上部にくぼ地を作る必要がある。1回よそうごとに得点をつける。20点満点。
玉子の割りかた
いかに美しく玉子を割ったかの評価。全自動卵割り機のような割り方が良いとされる。そしていつまでも白身が垂れるようではいけない。1回割るごとに、10点満点。
玉子の溶き方
玉子を美しく溶き、かつきめ細かな仕上がりになっているかが評価される。カラザは最初に確実に取り除くこと。そのときに黄身を破ってはいけない(黄身を破ると減点となる)。醤油を垂らすのも評価対象になるから、醤油瓶の形状も重要である。1回あたり20点満点。
玉子のかけ方
玉子を茶碗にかけるところも採点される。ご飯の中央部のくぼ地に溜めるか、周囲に放射状に流れるようにかける。玉子をきめ細かく溶いておかなければうまくいかない。全量をすばやくかけるのがコツである。1回あたり10点。
ご飯の混ぜ方
ご飯に玉子がしっかり絡むように混ぜる。ただし箸や茶碗の上のほうまでべったりと玉子がつくようではいけない。よそったご飯の形をあまり変えることなく、手早く玉子をからめることが求められる。混ぜすぎると飯粒の形が崩れるので評価が下がる。1回あたり20点。
食べかた
いかに美しく食べたかの評価。音を立てない、ご飯粒を残さない、玉子を残さない、などが注目される。ずるずると音をたてたり、茶碗に口をつける、などは論外である。よこ箸(2本の箸を横にしてスプーンのようにして食べる)だけは認められているが、なみだ箸、ねぶり箸もご法度である。1回食べるごとに 50点満点。

大会の変遷[編集]

エクストリーム・玉子かけご飯について、いくつかの有名な逸話が残っている。

  • 1890年大会において、食べすぎによってぴーするプレイヤーがいたため、この大会以降、後片付けを楽にするためにタライが用意されることとなった。
  • 1911年大会において、食べすぎによって胃が破裂しプレイヤーが死亡する事故が起こった。この大会以降、炊く米の量が3合と取り決められた(それまでは無制限だった)。また、これ以降はタライは必要なくなった。
  • 1944年大会の優勝者は殿堂入りとなった。彼が釜のご飯にしゃもじを入れるとき、観客及び全ての審査員は「しゃもじがご飯に吸い込まれるようだった」と語っている。
  • 1950年大会において、史上最高点である 2000点 を叩き出し悲願の殿堂入りを果たすプレイヤーがいた。彼はしゃもじを入れてから1杯食べ終わるまでの一連の作業をなんとわずか 10秒 で、しかも 9回 こなし、挙句の果てには競技時間の半分近くを正座で待つというハイレベルなプレーを見せた。会場の誰もが涙を流したという。また、彼は1952年の大会で特別審査員として招待された。
  • しかし多くのプレイヤーの食べ方が見苦しいということで、1961年大会から美しさも評価対象となった。
  • 1970年大会は大阪万博会場で行われた。日本人が玉子かけご飯をすする下品な姿を世界の人々に見せられないということで、以降は茶碗に口をつけることが禁止された。
  • 1978年大会は、初の天覧大会となった。そのため、箸のマナーを含む正しい食べ方が励行されることとなった。以降の大会でも、美しさが重視されている。

ポイント[編集]

この競技のポイントは、2つある。それぞれ解説していこう。

米は3合、醤油と玉子は無制限[編集]

(上)ご飯半合(50点)+玉子1個(10点)+醤油ひと垂らし(10点)=70点
(中)ご飯1/4合(25点)+玉子7個(70点)+醤油ふた垂らし(20点)=115点
(下)ご飯1/10合(10点)+玉子1個(10点)+醤油150cc(600点)=620点
経験を積むほど下のような玉子かけご飯を好むようになることは言うまでもない

用意される米が1人当たり3合というのは少なすぎると感じないだろうか? 30分で米3合ならば、育ち盛りの青少年なら誰でも平らげることができてしまう。そうすると、参加者全員が300点+完食ボーナス100点を獲得してしまう。差がつかないではないか。

だがこの競技では、米の量は決められているが、玉子と醤油に制限はないのである。然らば高得点獲得のために、必然的に醤油と玉子をたくさん使うことになるのである。とくに醤油はたった2.5ccで10点加算されるため、これを使わない手はない。トップ選手では、米3合を食す間に醤油を5リットル以上も使うという。ちなみに上級者に玉子かけご飯専用醤油が好まれるのは、玉子との相性がよいというよりも、濃い醤油なので得点が高い(2.3ccで10点)というのがおもな理由である。

ただし茶碗に醤油を並々と注いだところで、茶碗に直接口をつけることは禁止、ねぶり箸や涙箸も禁止なのである。そこでご飯に十分に醤油を染み込ませ、黒々となったところで手早く食すことが重要なのである。上級者が魚沼産コシヒカリを持ち込むのは、米自体が美味いからというよりも、醤油をよく染み込ませることができるという理由からである。

初中級者は醤油に染まった黒いご飯を上手く食べられないこともある。そんなときは、彼らは玉子を大量に投下する。醤油ほどの得点アップは期待できないが、ご飯ばかり食べるよりもよほど得点効率がよい。玉子を10個一度に使えば、それだけで100点が加算されるのである。地鶏の有機卵が好まれるのは、なにも玉子自体が美味しいからではなく、溶いた卵黄がしっかりしており、ご飯に絡めなくても箸で食せるからである。

勝負は美しさで決まる[編集]

さて、トッププレイヤーともなると、誰もが醤油と玉子を多用するからやはり差がつかない。勝負は「美しさ」部門で決まるのである。一杯の玉子かけご飯を食すまでに最高80点が加算されるので、この差は大きい(玉子を複数個使えば、さらに最高10点ずつ加算される)。

となると、選手に求められるのは食品工場のロボットのような手つきである。必要量を瞬時に判断し、機械的にご飯をよそいつつ、手元が狂わぬよう注意して玉子を割って溶いてかけて混ぜることが求められるのである。玉子かけご飯を美味しそうに眺めていてはいけない。相手は化学薬品であるかのように扱うことがポイントなのである。

そして食べ方も50点の配点があるので馬鹿にできない。もちろん、ズルズル音を立てるわけにはいかない。姿勢を正して茶碗に向かい、一定量のご飯を箸でひたすら口に運ぶだけである。ご飯の量が狂うとペースに乱れが生じてミスを誘発するので避けねばならない。口に運ばれたご飯は一定回数咀嚼して飲み込む。咀嚼が終わって一拍おいた頃に次のご飯が口に運ばれるようなペースがベストである。

醤油を大量にかけた場合、箸でご飯を運ぶのが難しくなり、さらに涙箸などの危険もある。産業用ロボットのアームのように一定の動線を箸で素早く移動させることが肝要である。

エクストリームの意味[編集]

ここまで読んで、この地味な競技が何ゆえエクストリームなのか疑問に思った者もいることだろう。だがこの競技は精神的に非常に辛く、かつ命をかけているのである。

勝負のポイントのひとつが美しさであった。とろりとした食感が良い玉子かけご飯を、茶碗に口をつけずに食さなければならないのである(上級者ほど玉子かけご飯の粘性が小さくなって液体に近くなることに注意)。いちいち箸で少量ずつ口に運ぶのは大変いらいらするものである。おまけに玉子を割るとき、溶くとき、等々すべての動作に審査員の目が光っている。こんな状況で食べたって何も美味しくない。そんな美味しくない食品を30分間食べ続けるのは大変な苦痛なのである。

そして、上級者は大量の醤油と玉子を使用する。高塩分、高コレステロールであることは間違いない。高血圧の者は競技中に血管がプツンといく可能性すらあるし、そうでない者でも確実に寿命を縮めている。(この為、1979年大会から参加者の事前健康診断が強制となった)

そして、このように大変な思いをして、命を賭けてまで競技に挑んでいるわりには、大変地味なのである。トッププレイヤーでもほとんど名前を知られていないし、テレビ放映されることもまずない。トライクタスロンに採用されたこともない。この明らかに割に合わないあたりも、エクストリームと呼ばれる所以である。

関連項目[編集]

Syazaai.jpg この項目「エクストリーム・玉子かけご飯」はエクストリームスポーツに関連する書きかけ項目である。この項目へ加筆すれば、君もエクストリームスポーツへの出場が優遇されるのである。ただし、出場しても命の保障がないから気をつけろ! (Portal:スタブ)