エクストリーム・枕投げ
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エクストリーム・枕投げ(えくすとりーむ・まくらなげ)とは、名前のとおり枕を投げ合う競技である。特に学生の間で人気が高く、野球やサッカーと共に、もっともポピュラーな競技のひとつである。
概要[編集]
このエクストリームスポーツの基本的なルールは、枕を投げて相手にぶつけるであるため(細かい制約が少しはあるものの)、野球などと違いややこしいルールを覚える必要がない。そのため、老若男女に親しまれており、特に小学生・中学生などに人気である。ただし残念なことに後述するように、世界中でエクストリーム・枕投げ用の施設が不足しているため、競技が行われることが非常に少ない(良くて年に1回程度)。競技者が集まりにくいのも大きな要因の一つ。よって学生の修学旅行先の宿などが主な戦場となる。このような希少価値があることもこのスポーツが人気であるひとつの理由であるのかもしれない。
競技概要[編集]
会場[編集]

典型的な会場。こんなところで大の男たちがやりあうのだから、その惨状といったらもう・・・
- 旅館
- 最も典型的な枕投げの会場であるといえる。「枕がそろっている」「大人数で集まることができる」「それなりの広さがある」「羽目をはずしても許されるような気分になる(尤もこれはただの幻想に過ぎないが)」というような、枕投げを行うにおいて最良のコンディションが整っているのが、大きな理由である。日本の枕投げの93%がこの旅館で行われており[要出典]、世界大会もここで行われる。
- 家
- 家にある枕の数が少ないため、参加人数は3人ほどが限界で、大規模な大会を行うことは難しいが、手軽に枕投げを楽しみたいという人には最適の場所である。また、兄弟喧嘩や夫婦喧嘩が発展して、意図せずして枕投げ大会が開始されることも多い。
- 家具店
- 枕もそろっているし、会場は旅館の数倍から数十倍もある。しかし店の人に怒られたり、場合によっては弁償をさせられることもあるので、なかなかこの場所では行われないのが現実である。
その他公道で枕投げを行う馬鹿等が報告されているが、とても正気の沙汰とは思えないのでやめたほうがいいだろう
使用する枕[編集]
- ごく一般的な枕
- 旅館や家などに標準装備されており、最も普通に使用されている枕である。一般的に低反発枕といった柔らかい枕は、怪我等を引き起こす可能性が少ないため、初心者向けであり、そば殻枕といった固めの枕は上級者向けとされているが、そこまで気にする必要はないだろう。
- なお、枕の中に広辞苑を仕込むといった方法で通常の枕を強化することができるが、あまりにも強化されすぎるために大概は反則技とされることが多い。さらに木枕同様に硬く質量がある枕に変貌することから怪我人続出は必至である。
- 座布団
- 枕の代替品として使われることが多い。規則によって枕投げを禁止された生徒が、「枕がだめなら座布団を投げろ!」と言って使用することが多い(尤もこの場合でも確実に先生に怒られるのだが・・・)。大相撲で横綱が負けた際に、観客席から座布団が投げられる光景を良く見ることができるが、これは枕投げの派生といえる。
- 抱き枕
- この場合投げるというよりも、殴ったりするのに良く使われる。また、一度に複数人の敵を倒すのにも有効である。
- 江戸時代の木枕
- 右のようなものが江戸時代の木枕である。非常に硬く重量もあるため、枕投げをするたびに大怪我をする人が続出したため、反則道具になっているが、現在ではほとんど使われていない。
枕の投げ方[編集]
以下は基本的に競技において最も普通に使われている枕の投げ方について説明する。
- アメフト投げ
- アメフトのボールのように(右画像参照)、枕の回転軸と進行方向が一致するように投げるやり方である。コントロールをつけやすく、遠くまでまっすぐな軌道で枕を投げることができる。投げられた枕が正確なスパイラルを描くようであれば、より精度がアップする。ただし習得するまでには多大な苦労を要する。
- ドッジボール投げ
- 枕を広い面を下にして手のひらの上に乗せ、腕を振り下ろす形で投げるやり方である。習得が簡単で、しかもそれなりの速球をなかなかの精度で投げることができるので、最もポピュラーな投げ方となっている。特に修学旅行で人気のため、別名「学生投げ」とも呼ばれている。
- 鷲づかみ投げ
- 枕を握って相手に投げつけるやり方。引っ掴んですぐ力任せにぶち込むフォームのため、非常に出が早くかなりの威力が出るものの、コントロールをつけづらいのが欠点である。ランダムに相手に当てたいというときに使用することが多い。また、外側のカバーだけをつかむ投げ方と、カバーと中身を一緒につかんで投げるやり方があるが、前者の場合カバーが破れる恐れがあるのでお勧めできない。
- キック
- 床に落ちている枕をいち早く相手に当てたいというときに有効である。ただ枕の長辺が相手の方向を向いている場合以外はコントロールをつけづらいというのが難点である。また、相手の上半身に当てるには、側面を蹴るよりも、下から掬い上げる様に蹴るのが有効である。ただし少しでも掬い上げすぎると、天井方向に飛んでしまうのでその点も注意が必要である。
- フリスビー投げ
- 主に座布団で競技をするときの投げ方。縦方向に投げるか横方向で投げるかは使用者の好み次第である。
- 零距離投げ
- 接近戦での投げ方。枕を握って鷲掴み投げを行うが、相手が直前にいるときに、大振りぎみにフォロースルーは行わず床に向けてそのまま投げる。当然、枕は1cmたりとも飛ばず、握ったままの状態で相手に命中する。ブラックジャックによろしく。
競技形式[編集]
- 乱戦 (Free for All)
- チームを分けることなくただ目の前の相手に投げつけるやり方。修学旅行などで最もよく見られる方法である。チームわけの時間をとらないというメリットもあるが、大人数で一人を攻撃する袋叩きが発生することも多く、下手をすればいじめの温床となることもあるので注意が必要である。
- チーム対抗戦 (Team Deathmatch)
- 複数チームに分かれて(2チームが一般的)投げ合う競技方法。国際大会などではこの形をとる。布団などでバリケードを作ってから競技をはじめるため、競技開始までに時間がかなりかかることが欠点。
- また、同士討ちが発生することもあり、故意に同士討ちを繰り返す選手はゲームから追放(kick)される場合もある。
注意点[編集]
以下は競技を行う際の注意点である。
- 窓を開け放しにしない。
- 無論枕が外に飛んでいったり、その枕が下を歩いている人に当たるのを防ぐためである。筆者の友人はこれをやらかして、枕代を弁償させられた。
- 日本式旅館にはつき物であり、毎年のようにこれらを破る事故が起きている。前もって取り外しておくか、ふすま・障子のない方向に枕を投げるくらいしか対策は無い。
- 教師の見回りに気をつける。
- 教師に見つかった時点で、競技は強制的に終了させられる。下手をすれば翌日の自由行動にまで影響を及ぼすこともあるので、一人が犠牲となって見張り役となるべきだろう。
- トランプと同時に行わない。
- 深夜まで行わない
- どさくさにまぎれて枕以外のものを投げない。
- 回転をかけすぎない
- 枕が破れるのでかなり危険。後片付けに困る。
歴史[編集]
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