エクストリーム・ブーメラン

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エクストリーム・ブーメラン(えくすとりーむ・ぶーめらん)とは投げたモノがどれだけ正確に、かつ勢い良く自分へ返ってくるかという芸術性を競うエクストリームスポーツである。

概要[編集]

エクストリーム・ブーメランでは仕込み投擲と呼ばれる二段階の競技を行い、投擲されたものが競技者の元へどれだけ見事に返ってくるかという芸術性を競う。仕込みと投擲は発言行為によって行われるが、これはどちらがどちらになっても良い。ただし、仕込みと投擲は同一の内容であってはならない。つまりは仕込みも投擲も発言であったり、仕込みも投擲も行為であってはならない。要するに組み合わせは二種類しかない。仕込みが発言で投擲が行為である場合と仕込みが行為で投擲が発言である場合である。もちろんどちらの組み合わせでも良いが、どちらの組み合わせを選ぶかによって難易度が異なり、それに応じて評価も変わってくる(後述)。また、常識的に考えて、これらの競技は必ず二段階に分けて行わなければならず、同時に行ってはならない。

さらに、このエクストリームスポーツでは発言と行為の内容に複雑な規定が課せられており、規定を満たさなければ即失格となる重要なものも存在する。発言の内容に関する重要な規定は「この発言は他者のなんらかの行為に対して追及するものであり、批判的な内容とならなければならない。」(発言の批判性規定)というものであり、行為の内容に関する重要な規定は「自身が行う行為(自身の行為)は発言に関わる他者のなんらかの行為(他者の行為)と同一、若しくは近しい行為でなければならない」(行為の近似性規定)というものである。これら二つの規定はこのスポーツの根幹を成すものであり、規定を満たさない場合は当スポーツの趣旨を理解していないものと看做され、即失格となってしまう。

また、上記の二つの規定以外にも様々な規定が存在する。まず、発言対象である他者と自身の関連性についても厳重な規定が課せられている。それは「発言対象となる他者と自身が協力関係にあってはならない」という規定(自他関連性規定)であり、強い敵対関係であることが望まれる。これは前述の「発言の批判性規定」の芸術性を保つための規定であり、発言対象となる他者と自身が協力関係にあった場合、発言の批判性が著しく損なわれてしまうという懸念により設けられた。当規定においては規定を満たしていないことが発覚しなければ「発言の批判性規定」の芸術性を見かけ上は損なわずに「行為の近似性規定」の達成も容易となるため、不正を働き発言対象である他者と協力関係を結ぶ競技者も後を絶たない。それ故、不正を防ぐために厳重な調査が行われている。しかし、専門家によればこの規定があることで他者への依存度が大きくなり過ぎており、それにより当スポーツの規定を満たすには他者の気紛れという偶然を期待する部分が大きく、容易ではなく、当スポーツ参加の敷居を高くしてしまっている要因となっていると指摘されている。しかしながら、この偶然性が当スポーツの芸術性を高めている一因であることは言うまでもない

競技と審査[編集]

このエクストリームスポーツの競技は突発的に行われる場合がほとんどである。競技自体は仕込みの時点で始まっているが、投擲が行われた時に初めて規定を満たしているかどうかが確認できるので、仕込みの時点では一切の審査は行われず、競技者自身も競技への参加は表明しない。基本的には投擲が行われた時点において仕込みが行われているかが調査され、仕込みが行われていると確認された場合のみ審査が行われる。しかし、時に例外もあり、仕込みが巧妙に隠蔽されていて、投擲が行われた時点においてはまだ仕込みが確認できず、後から仕込みが発覚するという場合もある。この場合は仕込みが発覚した時点において再度の調査が行われ、規定を満たしていることが判明しだい審査が行われる。また、後から仕込みが発覚した場合においては審査員を驚かせたという点において高い評価を得ることもあり、加点につながることもある。

競技者については著名な人物であることが好まれる。これは著名な人物が行うことにより、競技の芸術性の衝撃度や認知度が飛躍的に高まるからである。認知度については単純にこのエクストリームスポーツのさらなる認知、発展につながるというだけのことであるが、衝撃度については競技の芸術性そのもの、ひいては得点に影響するものである。それ故にこのエクストリームスポーツの高得点者のほとんどは著名な人物である。また、競技者は必ずしも個人である必要はなく、団体であっても良い。また、この競技に頻繁に参加しようとするプレイヤーの多くが、批判や問題行動を起こしまくる政治家達であることは言うまでもない

競技者については著名な人物であることが好まれる一方で、審査員については広範に募っており、著名な人物は言うに及ばず、マスコミブロガー、さらには某巨大掲示板の住人でも構わない。ただし、頭の固い百科事典の住人だけは論外である。彼らに審査などできないことは言うまでもない。また、審査を公表する場においてもテレビ新聞週刊誌ブログ某巨大掲示板など場を選ばない。しかしもちろん、頭の固い百科事典では審査を公表することはできない。頭の固い百科事典では既に公表された審査の一部を記録するのみである。

競技会[編集]

基本的には突発的に行われる競技であるが、極稀に集団での大規模な競技会が催されることがある。代表的なものとしては2004年度の年金未納大ブーメラン大会が挙げられる。この競技会では大勢の政治家プレイヤーが参加したことやひとつのブーメランが全方位に飛び交うという恐るべき競技会だったこと以外にも、先駆けて女優のプレイヤーが名プレーを披露して口火を切ったことでも有名である。

採点[編集]

このエクストリームスポーツは芸術性を競うスポーツであり、様々な要素を考慮した芸術性を評価、審査して採点される。芸術性を採点することからその得点は芸術点とも呼ばれる。下記に代表的な採点要素を示す。

発言
発言については他者の行為に対して如何に批判的であるかが審査され、苛烈で的確で正論であればあるほど高得点が期待できる。発言が非常に高尚であったり、誠実な信念に基づいて行われた場合に最も高い評価となる。しかしながら、逆に発言が挑発的だったり、比喩を用いた低俗な表現だったりしても高得点である。どういう場合に低い評価になるかと言えば、穏当な表現を用いて批判が行われた場合である。この場合は何の面白みもないので高得点は期待できない。つまり毒舌な人物ほど有利であり、当たり障りのない表現を好む穏健な人物が上位に入賞することは難しい。
行為
行為についてはインパクトのある行為であるか、珍しい行為であるかなどが審査される。ありきたりの行為ではあまり高得点は狙えない。特に、その行為が社会的に問題のある行為や極端に言えば犯罪に該当する行為であったりするとかなりの高得点が期待できる。この社会的に問題のある行為ほど高得点という採点基準もまたこのスポーツの難しさのひとつであり、このスポーツが市民に普及しきれない要因である。また、行為については「自身の行為」と「他者の行為」の比較も行われ、その比較結果が得点に大きな影響を与える。「自身の行為」がより重い行為であった場合に高得点につながることがあるとされるが、具体的な例としてはつまり「金額が多かった」などである。
発言と行為の一致度
規定にもあるように発言と行為、つまりは「自身の行為」と「他者の行為」は「同一、若しくは近しい行為」でなければならないが、その近似性も採点に大きく関わる要素である。しかもこのスポーツの中核を成す要素と言っても良いくらいに重要である。何の近似性もなければブーメランとは呼べないのは言うまでもない。もちろんその近似性が高ければ高いほど高得点につながる。
行為と発言の順序
概要でも述べたように仕込みと投擲のどちらを発言、どちらを行為とするか、つまりは発言と行為のどちらを先に行うかによって難易度が変わってくる。この難易度の違いも採点において考慮される。仕込みに発言を用いる場合、つまり発言を先に行う場合は後に投擲において行う自身の行為」が「他者の行為」を真似て行うことができるため、難易度は低くなるとされている。一方で、仕込みに行為を用いる場合、つまり行為を先に行う場合は後に投擲において行う発言をするには「自身の行為」と同じ「他者の行為」を誰かが行うのを期待しねばならないことになってしまう。これは協力関係にない(むしろ敵対関係にある)他者に依存するというジレンマを表現しており、ある意味では他者の行為を予見する先見の明が必要とされ、非常に難易度の高いものであり、それ故に高い評価を得られる。しかしさらにその上位に、超高難度のテクニック「後から発覚」と呼ばれるものがある。これは「自身の行為」を先に行うものであるが、行為を行った段階ではこれを秘匿する。そして後の誰かが同様の行為を行ったときに発言を行い、発言のさらに後に「自身の行為」するというものである。秘匿することによる実践の難しさ、世間に与えるインパクト、などがあり最大級の加点と賞賛が与えられる。

著名なプレイヤー[編集]

政治家[編集]

民主党
多数のプレイヤーを抱えるだけでなく、政党ぐるみでの連携プレーも多く、ブーメラン政党と呼ばれる栄誉まで授かった。
政党ぐるみでの連携プレーの例
  • 小沢一郎ニート動物にも劣るといっても過言ではない」→菅直人の息子がニート
  • 菅直人浜田幸一さんは予算委員長だった時にを配っていた」→浜田幸一「あれは小沢からきた金だ!」
  • 鳩山由紀夫「(ロンドン・パラリンピックでメダルが減ったのは)パラリンピアンへの支援体制の不足が原因ではないでしょうか。」→鳩山内閣の厚労相・長妻昭が天下り独法であることを理由に補助金をカットしていた。
菅直人
ブーメラン首相とまで呼ばれる最高ランクの名プレイヤーである。2004年度の年金未納大ブーメラン大会において、自民党の閣僚を「未納三兄弟」と揶揄して批判したが、直後に自身の未納が発覚して堂々の審査入りを果たす。発言が団子三兄弟になぞらえたシュールなネーミングであることが注目を集め、さらには超高難度のテクニック「後から発覚」を用いることで歴史に残る名プレーとなり、同大会で見事に優勝を飾った。エクストリームスポーツオリンピック代表だったが、その活躍により勇退して、というか民主党代表を本当に辞任して、同大会の優勝商品である四国お遍路の旅に旅立ったが、その後も東京電力を「お山の大将」と揶揄して、プレイヤーとしての実力が健在であることをアピールした。
小沢一郎
菅直人に勝るとも劣らない民主党が抱える最高ランクの名プレイヤーである。2004年度の年金未納大ブーメラン大会において、自民党の小泉純一郎の年金未納問題を批判するが、菅直人に引き続き、後に自分も未納が発覚する。これも超高難度のテクニック「後から発覚」を用いるという名プレーであり、エクストリームスポーツオリンピック代表の候補にも挙がるほどの高得点を獲得した。しかし、菅直人と同様にオリンピック代表は辞退、というか本当に民主党代表就任直前の出来事だったので、本当に民主党代表を辞退した
岡田克也
小泉純一郎の兼職の疑いを国家公務員法違反だと指摘したが、後に自分が兼職していて国家公務員法違反だと発覚して審査入りとなる。またも超高難度のテクニック「後から発覚」を駆使した菅、小沢に続く名プレーだが、それよりも支持者からの献金や贈り物を直筆の礼状を添えてブーメランさせるという特異なプレーが特技であることの方が有名であり、名プレイヤーというより珍プレイヤーとして名を馳せている。
自民党
圧倒的なブーメランを披露した民主党にやや遅れをとるものの負けてはいない政党。こちらも多数のプレイヤーを抱える。
片山さつき
蓮舫行政刷新担当相の国会議事堂でのファッション誌の写真撮影を問題だとして批判したが、自身も国会議事堂でファッション誌の写真撮影していたことが発覚する。これまた超高難度のテクニック「後から発覚」を用いるという名プレーであり、女同士の醜い戦いという面からも評価され、高得点を獲得した。
鳩山邦夫
兄である鳩山由紀夫に対して政治資金収支報告書が嘘ばかりの黒い鳩だと揶揄したが、後に自身も兄と同じように母から資金提供を受けていたことが発覚して審査入りとなる。「後から発覚」を用いるという名プレーに加えて、名前を揶揄した批判がそのままブーメランとなって返ってくるという技ありのプレーであり、政党分かれてブーメランで兄弟喧嘩という珍しいケースも高い評価に繋がり、高得点を獲得した。
川口順子
参議院環境委員長なのに議運の許可を得ずに中国滞在を延長して環境委員会を流会にしたため解任されたが、その11年前に外相をしていた時に政務官の水野賢一に「台湾を訪問するなら、政府の一員ではなく、政務官を辞めて一議員として行きなさい」と言っていた。地味ながら仕込みに11年かけていたことが評価された。

芸能人[編集]

江角マキコ
社会保険庁の年金未納対策のCMで起用され、年金未納者を厳しく問い詰めるCMを披露するが、後に自身の未納が発覚して、芸能人、女優としては珍しい審査入りを果たす。「後から発覚」という高得点プレーであり、その活躍から本番を前にして年金未納大ブーメラン大会のイメージキャラクターを降ろされる。また、2004年度の年金未納大ブーメラン大会の口火を切ったプレーとしても有名である。

報道関係者[編集]

筑紫哲也
2004年度の年金未納大ブーメラン大会の審査員であり、参加プレイヤー達を厳しく批判していた。しかし、後に自分の年金未納も発覚したことにより、審査入りする。またしても「後から発覚」という高得点プレーであるが、さらには審査員からプレイヤーに転じるという妙技であることも評価され、報道関係者としては類を見ない高得点を獲得した。この活躍により、番組の出演を見合わせたことは言うまでもない
上杉隆
自らの著書において引用元を示さないことを盗用だと大手メディアを厳しく批判していたが、自身も読売新聞から盗用してしまい、審査入り。また、同じ著書において特定政党を支持する記者を批判しているが、自身も民主党政権誕生の為に奔走しており、審査入り。さらに同じ著書において、米国の新聞のようにどの政党を支持するか表明して報道すべきだとして、支持政党を明言しない日本の客観報道を批判しているが、自身も支持政党を明言していないので、やはり審査入り。そして、テレビ番組においては記者クラブが一人一問のルールを設けて政治家へ追及できないようにしていると批判したが、自分が代表を務める自由報道協会も一人一問のルールを設けてしまい、ここでも審査入り。等など。個々のプレーは高得点には至るほどのものでもないが、著書一冊だけでもハットトリックを決めるなど、ブーメランの多さでは他の追随を許さない常連プレイヤーとして名を馳せている。

関連項目[編集]

エクストリーム・謝罪
エクストリーム・ブーメランに参戦して好成績を収めたプレイヤーの多くが、直後にエクストリーム・謝罪へ参戦しており、なんらかの因果関係があるはずだと研究されている。
お前が言うな
これはエクストリーム・ブーメランの一形態であり、より日常的なバリエーションであるといえる。また、エクストリーム・ブーメランの参加プレイヤーへの賞賛の言葉としても使われることがある。