エクストリーム・デリバリー

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エクストリーム・デリバリーとは、物流業界におけるエクストリームスポーツである。

ルール[編集]

このスポーツでは、制限時間内に指定された場所へ宅配(人・物など)を行い、どれだけの点数を獲得できるかを競う。基本ルールはエクストリーム・ドライビングに準ずる。日本国内で開催されている競技はSOBA、SUSHI、PIZZA、ヤクルト、新聞配達、豆腐、郵便、タクシー、デリヘル、バイク便、サンタクロース、救急クラスなど実に多岐に渡る。SOBA、新聞配達、郵便のクラスにおいてはスーパーカブが用いられることが多いが、スーパーカブ90またはスーパーカブ90の機関に換装したスーパーカブ50に出力増強改造を施し排気量を135ccまで拡大して、軽二輪登録に変更していることもある。この改造を施したスーパーカブは高速道路も走行可能となる。[1]

ヤクルトクラス[編集]

パートのおばちゃんがエクストリーム・デリバリーの真似をしている程度。正式な競技には数えられず、贋物と言われることもある。

SUSHIクラス[編集]

主に寿司を配達する競技。三輪バイクが主に使われることから、この競技の入門クラスとして定評がある。

PIZZAクラス[編集]

SUSHIクラスに「注文が確定した瞬間から30分以内」という時間制限が設けられている重量級クラス。

SOBAクラス[編集]

主に麺類を配達する競技。右手で運転操作を行いながら左手で商品を運ぶため、緻密なバランス感覚と判断能力が問われるテクニカルクラス。ラーメンなどの中華蕎麦も含まれる。

新聞配達[編集]

早朝・夕方限定の特別競技。競技車種も専用の「プレスカブ」などが使用される。米国では自社の新聞を取っていない家は新聞を投げつけ破壊する、配達漏れがあると即失格などのルールがある。台風などの天災時には審判員が温情採点をすることが多い。また、協賛スポンサーもつきやすく、スポンサーの数で難易度が変わるという変則性もある。

豆腐[編集]

群馬県某所で開催される早朝限定の競技で、「積んでいる豆腐を壊さない」「紙コップに入れた水をこぼさない」「すべてのコーナーを四輪ドリフトで走破」という神業級のテクニックが要求される。競技車種にはAE86インプレッサが使用される。

郵便[編集]

日本郵政公社が行う職員限定競技。代表的な競技車両は郵政公社専用チューンの「郵政カブ」。 雪が降ろうが路面が凍結してようが台風が来ようがお構いなく、時には裏道を走り歩道でストップ&ゴーを繰り返し一方通行を逆走し、華麗なエクストリーム・ドライブをキメる。カブで日本の道路を走らせたら右に出るものはいない。ピザ屋や岡持とは気合が違うのだよ気合が!

タクシー[編集]

海の向こう「米の国」で開催されている競技。通称「クレイジータクシー」。 後にこの競技を題材としたアーケードゲームが日本で開発され、競技人口が爆発的に増加した。

日本においても銀座からロンドンまで、チリの南端のウシュアイアからニューヨークまでなどの長距離を賃走するという競技が行われ、TVで中継されるなど人気を博している。

バス[編集]

トロピカル連合構成事業者によりよく行われる、終点までいかに早着するかを競う競技。 定刻より早く着いた参加者には、休憩時間が与えられる。特に関東バス京都死バスにより行われるものが有名で、一般的に与えられた休憩時間はヤニ補給に使うの通例となっている。 フォーティーファイブにより都営バスで行われていたものが東京バス案内としてゲーム化された。

サンタクロース[編集]

12月24日の深夜から12月25日の早朝に掛けて行われる、世界規模の競技。 米国の web-TV NORAD により毎年中継されている。

救急[編集]

患者が臨終を迎えるまでに病院へ搬送するという、条件次第で制限時間がランダムに変化する究極のエクストリーム・デリバリー種目。 主にエクストリームスポーツ競技中に瀕死の重傷を負った場合にお世話になるが、途中で臨終を迎えた場合は競技種目が「救急」から「霊柩」に変わる変則競技。

日本におけるエクストリーム・デリバリーの認知[編集]

日本におけるエクストリーム・デリバリーは、古くは飛脚として知られていた。これは長距離を不眠不休で疾走する非常に過酷な競技で、死者も絶えなかったため明治期には廃れていく。その後、電話網の発達や自転車オートバイの開発などにより再び出前という名前で競技人口が増えてきた。その中でも現在のSOBAクラス、SUSHIクラスは戦後復興期に大衆に受け入れられ発達していく。

しかし、エクストリーム・デリバリーとして決定的に認知されたのは1985年にヒガ・インダストリーズ社が新設したPIZZAクラスの出現からである。「30分以内にお届け」「時間内でなければペナルティ」などの独特なルールと、日本特有の台風や大雪などの過酷な気象条件のほか、食事時やクリスマスに集中する殺人的なオーダー数といった確率変動的な難度修正が加わり、爆発的に大衆に受け入れられることとなる。また、これにより日本古来の競技である出前はSOBAクラスやSUSHIクラスなどに組み入れられ、郵便、新聞配達などもエクストリーム・デリバリーの一種として再認知されることとなった。

用語[編集]

悪魔(あくま)
主にPIZZAクラスにおいて、台風などの悪天候時に競技内容を言い渡す顧客を指す。ただし、エクストリーム・デリバリーは当然フェアスポーツマンシップに乗っ取っているため、こうした呼称を一般に用いるとルール違反として多大なるペナルティが科されるそのため、この呼称は選手の中での一種の符丁となっている。交通事故(特に参加者の死傷事故)が続発したため、PIZZAクラスではこうした悪天候時の時間制限は延長されたり、試合が延期されることも許容されるようになった。
鬼(おに)
主にPIZZAクラスにおいて、クリスマスなどの超繁忙期に競技内容を言い渡す顧客を指す。30分ルールを採用するPIZZAクラスにおいて、クリスマスは平均配達時間が60分~120分という地獄のような時間が昼頃から深夜にかけて続く為、競技回数が増えれば増えるほどペナルティが科せられる。台風などの悪天候と比べて、こちらは試合の延期=試合放棄でクレームとなる為、実質的に回避はほぼ不可能である。

エクストリーム・デリバリーを扱った作品[編集]

ゲーム[編集]

Paperboy(米国アタリ社)
まだ完全にエクストリームスポーツとして認知されていなかった新聞配達を、アーケードゲームとして世界中に広めた。アタリ社らしい本来のルールに沿った厳密なゲーム性で、難易度は「ひるいなき」とまで称された。実際、新聞配達クラスの出場選手のうち、Paperboyで練習を積んだ後好成績を取った選手が続出している。
特に「自社の新聞を取っていない家は、むしろ破壊する」「一件でも配達漏れがあれば、即契約解除」といった厳しいルールは、現状のゲームレーティングでは当然通らない残虐表現ではあるが、なぜかXbox 360版が配信されている。たぶん誰も見てないから、中の人が好き勝手にやっているのだろう。

漫画、アニメ[編集]

頭文字D
豆腐屋がいかに新鮮な豆腐を峠を越えて届けるかを競ったり、競わなかったりする。むしろ豆腐はどうでもよくなっている。

関連項目[編集]

  • Ninja Burger - アメリカで行われているBURGERクラス(PIZZAクラスの失敗時ペナルティを身体で贖う)の有力チーム