エクストリーム・コンサート

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エクストリーム・コンサート:Extreme Concert)とは、歌唱の一形態である「独唱」により、どれだけ自らの身を危険に晒せるか、どれだけ多くのリスクを背負えるか等を競う、エクストリームスポーツの一種である。

主なルール[編集]

失格者の例(マイクを用いているため)。意図的なルール違反による失格者は、道義的には腹を切って死ぬべきであるが、本競技ではそこまでは求められていない。
  1. 参加の際の歌唱法は「独唱」に限られており、複数名では競技にエントリーすることはできない
    「独唱」は、1名での歌唱に対してのみ用いる音楽用語である。複数名での歌唱は「斉唱」「重唱」「合唱」などに区分されるため、本競技では採点対象とならない。
  2. 楽器(電子楽器を含む)の使用や、iPodラジカセマイクアンプなどの機材の使用は一切禁止。
    ∴この2点から必然的に、参加者には「無伴奏」の「独唱」で競技に臨むことが求められることとなる。
  3. 自作曲を歌ってはならない。JASRACに登録してある曲が望ましいが、歌唱により著作権料の支払い義務が発生する作品であれば良い。
    勿論、これは、“著作権料が発生しているのに支払わない”という行為によるリスクを高めるための規定であるため、その著作権料は支払ってはならない。(支払った場合は反則となり、失格。)
    但し、JASRACなどの著作権管理団体に登録している作曲家や作詞家が自ら本競技に出場し、かつ発表済みの(未発表でない)自作曲を歌う場合は、著作権料の支払い義務が発生するため、認められる。
  4. 元々伴奏がついている曲や合唱曲、歌詞がついていない器楽曲などを歌っても良い。
    この場合は、事前に実行委員会に申請した特定の歌唱パートのみを歌うことになる。また、器楽曲の場合はスキャットでの演奏となるが、歌詞は事前に提出する必要がある。
  5. 4分33秒』や『0分00秒』のように、演奏内容が演奏者の恣意や偶然性などに委ねられている楽曲や、ラップのように歌詞や旋律が明確に定まっていない楽曲は、使用できない。更に、楽曲中の休符(無音である部分)は、小節数と標準演奏秒数の両方で計測して、ともに曲全体の5パーセント以下でなければならない。
    楽譜が無い楽曲の場合も、耳コピなどにより予め楽譜を作成して提出することが求められる。また、小節線が用いられていない図形楽譜の場合は個別審議となるが、不許可になる場合が多い。
  6. 参加に当たっては、事前に「演奏会場」「演奏日時」「使用楽曲(独唱曲でないものについては、どのパートを歌うか)」などを実行委員会に届け出ることでエントリーし、認められる必要がある。
    演奏時間は、演奏者が自由に設定することができる(上限は24時間)。但し、実際に24時間演奏し続けると、聴衆が感動してしまい「リスク点」が大きく減点される惧れがあるので、長くても10時間程度に留めておくのがセオリーとなっている。
  7. 後述する基準により、より多くの評価点を獲得した者が、優勝となる。

評価基準[編集]

失格者の例その2。マイクを用いている、複数名で参加しているなどの時点で既に失格である。また、1名であっても、多数の聴衆が萌えてしまう惧れがあるため、おそらく記録的な低得点となるであろう。

評価基準は、「演奏会場点」、「選曲点」、「聴衆点」、「リスク点」の4つの分野からなり、40000点満点である。また、聴衆から逆上されて攻撃されたり殺害されたり、あるいは逮捕されたりすると、特に「リスク点」において高評価となる。従って、何も恐れない参加者が高得点を獲得する傾向がある。

演奏会場点(8000点満点)
演奏会場の地理的あるいは環境的な特性により評価される。たとえば、誰もいない空き地では100点、花見で賑わう公園であれば500点である(他の花見客に対する影響は「聴衆点」「リスク点」で加点される)。また、警備員が多く配備されている場所であるほど高得点となり、国会議事堂の入口や、高等裁判所の内部ともなれば6000点になる。暴力団事務所のように、殺害される危険性が高い場所も高得点である。
自宅、レンタルスタジオカラオケボックスブティックホテルなどといった、防音加工の施されている場所での演奏は、減点の対象になる。また、コンサートホールやライブハウスなどのように、演奏のために作られた施設の場合は、そもそも参加申請の時点で却下となる。
但し、ブティックホテルの場合でも、客観的にみて充分にボロく、かつ防音加工が施されていない、いわば耳を澄ませば隣の出来事がわかるような場所であれば、逆に加点される場合がある。
選曲点(8000点満点)
歌詞は、不愉快なものほど高得点が得られる。反社会的な作詞や、過激な表現などが望ましい。また、簡単な童謡などでも、社会情勢によって風刺的な内容ともなれば高得点となる。
音程が多少おかしくても、あるいは歌詞を間違えたりしても減点とはならないが、明らかに異なる楽曲を演奏していると審査員が判断した場合は失格となる。
聴衆点(10000点満点)
予め届け出た演奏会場・楽曲・演奏時間により、実行委員会が「1人あたり○点」との採点基準を1点から100点までの範囲で定め、これに基き採点される。(なお、採点の際には、日本野鳥の会の会員数名が動員される(人数は会場によって異なる)。)
当然、できるだけ多くの人の耳に入ることが望ましい。また、採点にあたっては、「演奏を聞いて、顔を顰めたり演奏者を罵るなど、何らかの不快感を顕わにした者」の人数のみがカウントされるため、音程が多少ずれても音量を重視して行うことが高得点の条件となる。
更に、聴衆が会場から逃げ去ったり、嘔吐したり、演奏者や審査員に対して攻撃を行ったりした場合には、リスク点において大きく加点される。
リスク点(14000点満点)
上記の3つの要素も、不快であることが採点基準のひとつとなっているが、それらとは別に、演奏内容が総合的にどれほど不快であり、それにより演奏者がどれほどのリスクを負ったかを、審査員が総合的に判定する。
判定基準は審査員各個人の好みや、あるいは演奏状況などによっても幅があるが、演奏者が聴衆からの攻撃で死亡した場合には、ほぼ満点(14000点)となることが多い。また、警察機関などにより逮捕されても、10000点以上の高得点となる(競技は当日中に完結することが原則とされているため、翌日以降の取調べや裁判・判決などは採点対象とはならない)。
聴衆が演奏に感動したり、あるいは演奏者に対して萌えてしまうなどの事態が発生した場合は、得点がマイナス(負の数)になる場合がある。この場合の下限は定められていないため、アイドルタレントなどの参加者は総合得点がマイナスになってしまう場合も少なくない。また、ヨゴレ系のお笑い芸人が参加した場合でも、得点があまり伸びないことが多い。

高等テクニック[編集]

演奏中に聴衆から殴りかかられて、負傷または死亡すれば、高得点が期待できる。(左から、演奏者、審査員、聴衆。)

主にリスク点において高得点を叩き出すために、様々なテクニックが編み出されている。

  • 他人の耳元で行う
    この場合、聴衆の人数が限られるため聴衆点は低いものの、聴衆から何らかの攻撃を受けるリスクが高いため、リスク点において高得点が期待できる。
  • その人の人となりを的確に捉えた歌を本人の目の前で歌う
    単に耳元で歌うだけよりも、更に大きな攻撃を受け、演奏者が負傷もしくは死亡する惧れもあるため、5桁以上のリスク点を獲得できる可能性が高い。
  • 病院内で『死ね死ね団のテーマ』を歌う
    演奏会場点や選曲点においては高評価となるが、聴衆点やリスク点は収容患者や来院患者の様子によって大きく異なる。また、病院関係者によって摘み出されても、それ自体は減点要素ではない(むしろ加点)ものの、競技(演奏)が途中で打ち切られてしまうことになるために、結果的に総得点が低くなってしまう場合もある。まさに諸刃の剣であり、素人にはお勧めできない。
  • デートスポットで、アベックに聞こえるように、失恋の歌を歌う
    内容が悲しいほど選曲点において高得点となる。また、演奏中にアベックが別れ話を始め、かつそれが演奏の影響によるものと認められる場合には、この時点で既にリスク点において5000点以上の高得点となる。勿論、これによりアベックの片方に殺されることができれば、ほぼ満点である。
  • お年寄りの前で『いい日旅立ち』を歌う
    この場合、「年寄りはさっさと死ね」という演奏意図が聴衆に伝わるかどうかで、リスク点が大きく左右される。聴力と脳が健常であり、かつ杖などの攻撃用具を所持しているお年寄りを標的にすると良い。痴呆が進んでいたり、聴力が失われている場合は、高得点は期待できない。
  • 墓地で『千の風になって』を歌う
    死者はリスク点の計数対象とはなっていないが、葬式や法事などに乱入することで聴衆点・リスク点を大きく高めることができる。遺族が見ている前で、墓石をどけて、中に入った状態で歌うと、リスク点が更に4000点程度加点される。勿論、そのまま埋葬されれば、満点である。
    優秀な競技者の一例。

結果発表・表彰[編集]

競技の集計は半年(6ヶ月)単位で行われ、その半年間において最も得点が高かった者が優勝となる(1人で複数回出場することも認められている)。優勝者には、賞金1000万円のほか、副賞として本競技の審査員としての就職口が与えられる(副賞のみ辞退しても良い)。

但し、表彰式の時点で競技者が死亡している場合は、賞金・副賞とも、遺族への相続は認められない。また、「死亡による減点は行わない」という原則に基き、順位の繰上げなども行われない。この場合、賞金1000万円はキャリーオーバーとなり、次回に繰り越される。

2009年8月から始まり、2017年3月現在では第16期目が開催中の本競技であるが、既にキャリーオーバーは1億5000万円に達しており、今期の優勝者には1億6000万円が与えられることになる。賞金が余りにも高額であり、また誰でも簡単に参加できるとあって、今後も競技人口の増加が見込まれている。


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関連項目[編集]