へべれけ
へべれけ(英語名: U・four・ia)とは、1991年(平成3年)に名古屋共和国に拠点を持つ秘密結社・サンソフトによって開発された、自社の改造人間(?)の活躍を描いたコメディである。
概要[編集]
世界征服を企む秘密結社・サンソフトは、そのための要員として1989年(平成元年)に改造人間を量産して世の中に送り込むプロジェクトを立ち上げた。 当時大佐だったうっちーが陣頭指揮を執り、工作員が各地に派遣され、改造要員を集めることとなった。
改造に当たっては、酷鉄が昭和末期に行った魔改造のノウハウを唯一継承したJR西日本に工作員を潜入させることでノウハウを学ぶこととなった。
しかし、改造手術の技術が未熟だったため、脳改造に失敗するなどさまざまな問題を抱えた改造人間ばかりが量産される結果となった。 このままでは自分の首が危ういと危惧したうっちー大佐は、先ずは子供に親しまれる改造人間として宣伝することで、ジワジワ征服していく戦略に切り替えることとした。
その結果1991年(平成3年)に公開されたのがへべれけである。 その後、周りの注目を引くには、もっと大きなことが必要だと判断したサンソフト幹部は、今度は声優業界から大物声優をなんと四人も拉致してきて、改造人間たちの音声データとして利用している。
主な改造人間(?)[編集]
概要で述べた通り、サンソフトの改造技術は余りにも稚拙だったため、さまざまな問題を抱えるものとなってしまった。 このため、対象となるものも、人間に留まらず、さまざまなものが改造に供されることとなった。
- へべ
- 性別 不明とされているが、男性と思われる 声 林原めぐみ
- 雪だるまとペンギンをハイブリッドして改造した生き物。白い首と胴体にニットキャップが特徴。
- 脳改造の際に言語機能に障害を与えてしまったため、某猫耳ロリキャラみたいなしゃべり方をするが、一人称は女性が使うとは思えない「わち」のため、男性と思われる。
- 雪だるまだけに、首チョンパが可能だが、その際に首を紛失してはいけないため、首と胴体は鎖でつなげられている。
- なお、へべには欧州と豪州に親族がいることが確認されており、彼らはBop-Louie(ボップ・ルーイ)と呼ばれている。特徴として、へべより目が遙かに大きいことと、くちばしがないこと、更に言語機能が正しく改造されているため、流暢な英語が話せるといった相違点があるが、白い首と胴体にニットキャップでへべの親族と分かる。
- Bop-Louieは黒歴史化されるかと思われたが、2010年に米国にも存在していることが確認されている。
- おーちゃん
- 性別 ニューハーフ 声 かないみか
- 口から氷点下数十度の凍った息を吐き掛けて敵を凍結させる能力を持つ。
- 猫の着ぐるみを着て、お嬢様言葉を話すツンデレキャラクタと思われているが、その正体はニューハーフであることは余りにも有名である。
- もともとは、金髪・碧眼の下ネタが好きな坊やだったが、サンソフト工作員に拉致されて、改造手術を施されてしまった。その際に、性転換手術までされてしまったのである。
- 具体的な魔改造は以下の通りとされている。
- まず、性転換手術を行う
- 続いて、猫の着ぐるみのようなスーツを体に縫い付ける。このスーツは特殊なゴムとビニールで出来ており、内部に空気を溜め込むことにより水中での浮力を上げることで水面下を泳ぐことが可能になった。[1]
- 黒のカラーコンタクトレンズを目に特殊な方法で接合する。このレンズは目に接合されているためどんな状況でも外すことはできなくなってしまった。
- 体内に液化窒素ボンベを内蔵し、敵を凍結させる息を吐けるようにする
- お嬢様言葉を話せるように脳改造手術を施す
- なお、おーちゃんはこのプロジェクトでの一番目の犠牲者である。
- すけざえもん
- 性別 男性 声 若本規夫
- サングラスを掛けている全盲のお化け。[2]
- もともとは、尾張で両目を潰された挙げ句殺害された牢人の亡霊と思われる。
- サンソフト工作員に霊感の強い者がいて、彼が召還したといわれている。
- すけざえもんの義眼にはリモコンがついており、それにより彼の意思で攻撃が可能になっている。
- ぢぇにふぁー
- 性別 男性 声 千葉繁
- 口から核爆弾を吐き出せる能力を持つ、チョウチンアンコウ型のロボット。
- もともと、サンソフト本部近辺をずぶぬれになって彷徨っていたところを保護したものである。
- その後、彼は自身の証言により、2112年にマツシバロボット工場とトヨタ自動車[3]の合弁で設立されたトヨタマツシバロボット工場で、ドラえもんの水中対応版として製造された原子力ロボットであることが判明した。
- 彼によると、2112年に工場の倉庫で自分の出荷を待っていたときに、第21次東海大地震が発生し、その衝撃で誤って廃棄物投棄用タイムマシン[4]に放り込まれてしまい、タイムマシンの設定も振動などででたらめになってしまった結果、1991年の名古屋港に放り出されてしまったとのことである。
- 口から核爆弾を吐き出せる能力から、改造せずにそのまま起用することとなったわけである。
- ぼーぼーどり
- 性別 男性 声 千葉繁
- へべと違い、飛行可能な鳥を改造したものであるが、脳改造に失敗して卵の管理能力を持っていないため、卵を良く紛失してしまう。
- それでも、飛行能力があるため、航空機代わりとして起用されている。
- "ぼーぼーどり"とは、日清食品が1981年(昭和56年)に中華料理の一つである棒々鶏を用いた即席ラーメンを"ぼうぼうどり"と言う商品名で市販したのが由来とされており、サンソフトのスタッフの年齢層の広さが伺える。
- ぺんちゃん
- 性別 女性 声 林原めぐみ
- おーちゃんとは逆に、女の子を男性キャラクタに改造しようとして失敗したもの。
- 結局成功したのは声帯の改造だけだったという。
- こちらは、ペンギンの着ぐるみを着せているが、もとがドジっ娘だったせいか、今いち地位は高くないようである。
- でも「負けないっ」
- うつーじん
- 性別 男性 声 若本規夫
- 宇宙人と言うことになっているが、その正体は三重県から拉致してきた伊賀忍者の末裔と名古屋共和国内で生け捕りにしてきた宇宙人とのハイブリッド改造人間である。
- 分身の術を得意としているが、忍術を持たない宇宙人との掛け合わせの影響で、分身は常に自分より遙かに小さなサイズとなってしまう。
- 一方、宇宙人が持つレーザー光線発射能力もオリジナルより弱くなってしまった。
- 偽へべ
- 性別 不明とされているが、男性と思われる 声 林原めぐみ
- へべの量産型だったが、作り過ぎてしまったため放置したところ、自然に増殖してしまい、結果飼い犬の手を噛むラスボスと化してしまった。[5]
成果とその後[編集]
改造人間(?)を大量生産した結果、カルト的な人気を獲得し、今日では伝説と化したものの、今いちゲーム業界全体には行き渡らなかったようである。
サンソフトはへべれけに並行して、ぬいぐるみを改造して女子小学生を拉致監禁する暴挙をやったが、その後も女子中学生やメイドを拉致してストリートファイターに改造する暴挙までやってしまった。
なお、大佐だった"うっちー"は、プロジェクト失敗の責任を負わされたわけではないが、その後サンソフトを退社したと言う。
脚注[編集]
- ^ しかし、浮力が余りにも大きくなりすぎたため、潜水はできなくなってしまった。
- ^ ただし、全盲とはいえ、人間でなくなったことで周りの状況を認識することが可能になっている。
- ^ 2100年代にどこでもドアが普及して、自動車産業が壊滅してしまったため、トヨタ社は社名こそ変えなかったものの、タイムマシンやロボットの生産に業態変更を余儀なくされた。
- ^ タイムマシンが実用化された2100年代には、産業廃棄物の処理にはタイムマシンを使って人類がいない時代に投棄すると言うのが最も低コストな方法として採用されていた。
- ^ ただし、特に本物のへべに較べて能力が秀でているわけではない。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- へべれけ キャラクター紹介 - サンソフト公式サイトより
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このゲーム「へべれけ」には、致命的なバグ・不具合が含まれています。このままでは発売できませんし、仮に発売しても非難の嵐となるでしょう。発売を延期してでもデバッグに参加して下さる開発者を求めています。 (Portal:スタブ) |