ぬらりひょん

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ぬらりひょん(滑瓢、滑飄)とは、日本妖怪である。

概要[編集]

ぬらりひょん

用もないのにぬらりと現われ、いつの間にやらひょんといなくなっている。かと言って存在感がないかと思いきや、強烈なインパクトだけがその場に残っていると言う、極めてつかみどころのないその立ち居振る舞いから、いつしかぬらりひょん呼ばれるようになったと言われている。1体で100点貰える最強クラスの星人でもある。

生態[編集]

人間社会の喧騒に紛れ込み、現実に疲れてしまった心のスキマへと巧みに忍び込むのを好む。その世俗を超越した悠然たる立ち居振る舞いから商家の大旦那のような印象を受けることが多く、好かれもしなければ嫌われもしない中性イオンを全身から放出することで相手の警戒心を和らげる能力を持っている。すべてを悟りきったような顔でのんびりと煙草をふかしたり、チビチビとでも呑みながら延々と繰り返される愚痴を黙って聞いてやるだけ聞いてやると、いつの間にやらどこかへいなくなっている。もちろん彼(妖怪にも性別はあるのだろうか)の飲み食い代はすべてそこで酔い潰れている当人の支払いとなっているものの、伝票は当人一人分の勘定でつけられている上に不自然なところが一切ないため、やや腑に落ちないながらも渋々支払わざるを得ないのであった。結局のところ、ぬらりひょんは酒をタダ呑みしたいがために、他人の愚痴を聞いてやっているのであった。人間を食い殺したり魂を奪ったりする恐ろしい妖怪(例:)に比べれば、非常にかわいいものである。

現代[編集]

そんな古き良き昔の牧歌的な妖怪など、とっくの昔に絶滅してしまったかと思いきや、現代社会でも合コンや歓送迎会などの飲み会にぬらりひょんはよく出没している。身に覚えはないだろうか。まだ顔もよく知らないけど「さしあたってウチら同じサークルつながりじゃん?」みたいな内輪の盛り上がりに乗じていつしか仲間の輪に紛れ込んでおり、散々食って(こういうヤツに限って普段は絶対に頼まないであろう高級メニューネタ料理を注文するものである)飲んで(こういうヤツに限って以下同文)バカ騒ぎ(こういうヤツに限って一度マイクを掴んだら離さない上に音痴だったりするものである)した挙げ句、いざお会計の時になるといなくなっており、しかも誰も連絡先を知らない……そんなアイツである。そう、ヤツこそ何を隠そうぬらりひょんだったのである。騙された事にやっと気づいていざ捕まえようとしても今さら手遅れ、今頃はもう別の会場に紛れ込んで、ぬけぬけと人生を謳歌している筈である。

元ネタ[編集]

ぬらりひょんの歯。

瀬戸内海を漂流する生き物で、ぬらりと光る人の頭ほどの大きさをしている。そして時おり人に噛みついたり痺れさせたり触手で手足を絡め取るなどの悪戯をする事から、ぬらりと現われてひょんと悪さをするクラゲからイメージが膨らんだ妖怪であると推測されている。おそらくカツオノエボシか、さもなくばメメクラゲであろう。

関連項目[編集]