虎龍!

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虎龍!』(とらドラ!)とは、竹宮ゆゆこ作の任侠小説である。


スポイラー
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警告:以下の文章にはネタバレ、いわゆるスポイラーが含まれています。これにより記事はより空気力学的に洗練され、その結果としてより高速で疾走できるようになります。

もしあなたが、アルバス・ダンブルドアセブルス・スネイプに殺害されることや、坊っちゃんは東京の路面電車の運転士になることや、オブライエンが「兄弟同盟」に潜入した二重スパイだったことや、葉蔵はヨシ子が襲われている所を見て逃げ出してしまうことや、地球教の名もなき刺客にヤン・ウェンリーが暗殺されることや、結局主人公が呉一郎なのか、呉一郎が犯人なのかも最後までわからないことや、ウィキペディアアンサイクロペディアのパロディであることを知らないのであれば、充分注意して、初版本を手放さないようにしてください。

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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「とらドラ!」の項目を執筆しています。

作品概要[編集]

大橋高校を支配するヤクザの勢力争いを描いたバトルものの小説であり、主人公・逢坂大河が大橋高校を統一するまでの戦いを描いている。特に、ヤクザ世界のドロドロとした抗争の様子をリアルに表現している所は高い評価を得ている。

なお、当作品は逢坂組を主軸としたエピソードを本編とし、他の組のエピソードは外伝として構築されており、当作品の群雄劇要素を高めたと言われている。

本編[編集]

逢坂組vs高須組(1巻)
大橋高校は、逢坂組・高須組・狩野組という3大勢力に支配されていた。逢坂組のドン・逢坂大河は、狩野組の組員・北村祐作に恋をしてしまう。この一大スキャンダルを聞きつけたのが高須組のドン・高須竜児であった。大河はすぐさま竜児を襲撃し、彼が逢坂組の組員・櫛枝実乃梨に恋をしているという事実をつきとめる。互いに弱みを握られた二人は仕方なく協力関係を結び、逢坂組と高須組の世紀の大合併が実現する。クライマックスでは、大河が祐作に告白し狩野組からの脱退を勧めるが、彼女の思いが届くことはなかった。
逢坂組vs川嶋組(2巻・3巻)
大橋高校で急速に勢力を伸ばしてきた新興勢力・川嶋組。そのドン・川嶋亜美が逢坂組に勝負を挑んできた。そして、その抗争に巻き込まれて負傷した竜児を大河が助けることになる。嫌々ながらの協力でしかなかった二人の関係は、いつの間にか堅い強固なものになっていた。
逢坂組内乱(4巻・5巻)
順調に勢力を伸ばしてゆく大河の前に、彼女の父親が現れる。彼が大河を洗脳し、その結果大河はヤクザの世界から足を洗う決意を固める。竜児はその決意を受け入れたが、実乃梨はそれに強く反発する。ついに逢坂組の両組員との間で内戦が勃発する。しかし、最終的には竜児が自らの非を認め、大河の洗脳を解くことにも成功する。
逢坂組vs狩野組(6巻)
これまで秘密のベールに包まれてきた狩野組が、ついに正体を現す。狩野組のボス・狩野すみれによって傷つけられた祐作。彼の敵を討つために大河はたった一人で狩野組の事務所を襲撃する。
逢坂組vs川嶋組(7巻・8巻)
狩野組参謀の祐作をも配下におさめ巨大な勢力となった逢坂組。しかし、大河・竜児・実乃梨の三者は、それぞれの複雑な思惑の中でがんじがらめになってゆく。その隙を攻撃してきた川嶋組。ついに、亜美と実乃梨の激しいバトルが始まり、戦いに巻き込まれて大河が負傷する。そして、助けに向かった竜児と大河は…。
最終決戦(9巻・10巻)
逢坂組内部の確執・高須家の資金難・大河の母親の出現など、幾多の困難を乗り越えてついに大橋高校統一を果たした逢坂組。しかし、大河が下した決断はあまりに非情なものであった…。

外伝[編集]

狩野組お家騒動
狩野組のドン・狩野すみれの妹、さくらを巡り繰り広げられる外伝。すみれは妹さくらの幸せな結婚を心から願うのだった。

主な登場人物[編集]

逢坂組[編集]

逢坂大河(声:釘宮理恵
本作の主人公で、指定暴力団・逢坂組のボス。釘宮病Ti型の感染源。どういう本質どういう性格なのかは想像にお任せする。新ジャンル「ツンキチ」の開拓者。
組長服は雄々しいの刺繍が目立ち、オーラだけで全てをひれ伏す程度の力を持つ。
1巻で高須組を傘下におさめた後は、竜児と二人三脚で大橋高校を統一すべく活動を繰り広げる。
「木刀で殴る」「眼潰し」「踏みつける」などの強力技を持っており、無敵の強さを誇る。
唯一の弱点は祐作であり、彼の前では本来の力を発揮出来ずにいたが、その弱点も次第に克服してゆく。
櫛枝実乃梨(声:堀江由衣
逢坂組の参謀。若頭と言っても良いぐらい。キレて本性を垣間見させるとボスをも凌駕する実力を発揮する。
実はかなりコアなオタクっ子で、ネットを通じて日々その知識は増加しつつある。普段の生活にも多くの名作の台詞を盛り込んでるが、周りに理解できる人間が皆無なことやスポーティでよく動く女の子というイメージが強いためか作中ではまったくオタクと認知されていない。
本質は複雑で心が傷つきやすい性格だったが、それでも明るく振る舞えてるのは世界三大兄貴の一人、ストレイト・クーガーが傍に憑いているから。いつも「みもりさん」と呼ばれ、最終回の別れ際まで何故か名前で呼んで貰えなかったそうだ。
得意技は「みのりんスマイル(竜児にのみ効果あり)」「みのりんレーダー(可愛い子捕捉用)」。裏社会でバイトをして大金を得る実力派。

高須組[編集]

高須竜児(声:間島淳司
本作のもう一方の主人公とされる御仁で、指定暴力団・高須組のボス。
大河と組む前は大橋高校の全ての清掃業務を牛耳っていたが、大河の襲撃を受けて逢坂組の参謀となる。
龍の刺繍がトレードマークだが、大河に犬の刺繍に塗り替えられた。
なお、得意技は「にらみつける」「必殺・高須棒」等である。
高校の隅っこで、園芸部員を恫喝して禁則事項ですを栽培しているとかしないとか、もともとインコちゃんを飼い始めたのも小鳥の餌にまれにあったといわれている禁則事項ですの種を入手するための偽装だとかそうでないとか。
高須泰子(声:大原さやか
年齢禁則事項ですな高須組の姐さん。大橋町の一角に「毘沙門天」というアジトを有す。
おっぱいカリスマは絶大であるが、駄目人間気質故に戦力としては役立たずである。
インコちゃん(声:後藤沙緒里
高須家のペット。これでも立派な組員だったりする。
いつもてんかんの発作を起こしてブサイク顔をさらけ出している禁則事項ですな鳥。
北村祐作(声:野島裕史
竜児の朋友に当たる、大橋高校に出現する露出狂
かつて高須組若頭に所属していたが狩野組の参謀役も担っており、後に狩野組のボスを引き継ぐことになったため高須組幹部の座を降りた。
最終的には竜児と共に逢坂組と協力し、大橋高校統一に尽力することになる。
能登久光(声:興津和幸
高須組エージェント1号。
執筆能力に特化している事から、高須組広報要員として活躍していると思われる。
春田浩次(声:吉野裕行
高須組エージェント2号。
外伝でおいしい思いをしているが、本人の人となりは中の人のスペックからお察し下さいと…orz

狩野組[編集]

狩野すみれ(声:甲斐田裕子
すみれ兄貴
絶大なカリスマから生徒会長の二つ名を持つに至った指定暴力団・狩野組のボス。
三代目の世界三大兄貴にして、何から何まで完璧。
なお、物語途中で祐作に組を預け海外修行の旅に出ている。
狩野さくら(声:阿澄佳奈
すみれの妹にして、狩野組のエロスな姐御担当。但し姉と違い万能ではない。
幸太を虜にしつつ組で懐柔するも、当の本人も気付けば幸太を好きになっていたというオチ。
富家幸太(声:岡本信彦
超絶な不幸体質少年で、指定暴力団・狩野組の若頭。
彼の体質を利用し他の組を不幸に貶めるために雇われたが、その実力が予想以上の物であったため若頭に抜擢された。
自らの不幸のベクトルを他者に向けることで、幸福でいられる。
庶務先輩(声:大原崇
狩野組の黒服男。村瀬とかいう名前があったがそんなことはなかったぜ!
後に北村と共に高須組とのパイプ役になったりする。

川嶋組[編集]

川嶋亜美(声:喜多村英梨
大橋高校に突如出現し急速に勢力を伸ばした指定暴力団・川嶋組のボス。傍らに黒いチワワを飼っている、オトナの女。
プリップリンなナイスバディの持ち主ゆえか、何気に支持者が多かったりする。
その実力は大河や覚醒実乃梨ともほぼ互角に渡り合える程だが、よく向こうの機智や力押しによって敗退する。
木原麻耶(声:野中藍
川嶋の取り巻き1号。ギャル系な外見と自己中心派で耳年増なのが特徴。
祐作に積極的アプローチを仕掛けるものの……。
香椎奈々子(声:石川桃子
川嶋の取り巻き2号。ポジションはおっぱい要員
温厚な性格故か、川嶋組では貴重なサポート要員として重宝されている。
彷徨する三十路女

その他[編集]

逢坂陸郎(声:古澤徹
当作品屈指のトラブルメーカーである、大河の父親。
恋ヶ窪ゆり(声:田中理恵
大橋高校に頻繁に出現する三十路の亡霊。
何者かの呪いの為か、事あるごとに奇声をあげては周囲を困らせている。

メディアミックス[編集]

漫画について[編集]

糸 色 叫の作画により、2007年7月から『月刊電撃コミックガオ!』にて連載開始。何者かの陰謀により掲載誌Nice boat.を食らったものの、無事『月刊コミック電撃大王』に移籍し現在も連載が続いている。

アニメについて[編集]

2008年10月より2009年3月まで、全25話がテレビ東京系列6局およびAT-Xで放送された。主題歌には和田アキ子の「タイガー&ドラゴン」が起用され話題を呼んだ。

ドラマについて[編集]

2005年4月より6月まで、TBS系でテレビドラマ化。宮藤官九郎が脚本を担当。本ドラマでは本編の小説で描かれていなかった落語パートのシーンが加えられていた。

実在する(した)手乗りタイガー[編集]

手乗りでないのは勘弁

通称アルカンこと、ジェリコ・ラジュナトヴィッチ。若い頃、強盗・殺人などで捕まり、スケベニンゲンの刑務所に収監されるが脱獄。父の祖国である旧ユーゴに戻ると非合法活動に従事。

民族間の緊張が高まると『セルビア義勇親衛隊』、通称『虎』もしくは『アルカンタイガー』と呼ばれた民兵組織を率いてユーゴ紛争で虐殺・民族浄化などして暴れまくる。紛争が落ち着くと、サッカーチームを買収、敵のチームを恫喝、客席スタンドから銃で威嚇などやりたい放題で、リーグ優勝に導く。

コソボ紛争が勃発すると再び暴れまくるが、2000年、あっさり暗殺された。

関連項目[編集]