で?

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で?(de)、またはそれで?(so,le de)とは、切迫した状況を創出する日本語呪文である。

概要[編集]

非常に短い語句のために発音の個人差が無く、古来より誰でも簡単に唱えられる初級呪文として扱われている。会話の段落末において独立的に詠唱することで、最大の効果が得られることが分かっている。しかし「切迫した状況を創出する」という性質上、詠唱すればするほど破滅的な結果をもたらすため、現代においては禁断の呪文とされ、会話の継続のため真に必要な場合を除き使用が禁じられている。にもかかわらず、好戦的な者による無闇な詠唱がいつの時代も後を絶たない。また、短い語句ということもあってか「つい」詠唱してしまう者も多く、これを取り締まるべきか否かがしばしば議論になる。

この呪文が詠唱された場合、呪文を受けた相手は速やかな切り返しを行わないと痛恨の一撃を受けることになる。

主な用法[編集]

聞き返し
会話が中断された場合、その続きを促すときに用いられる。聞き手は普通、話し手の次の言葉を黙って待つべきであるが、長い沈黙に耐えられないときや話の内容に興味があることを話し手に示す際に使用する。話し手は大抵「イラッ☆」とくるが、この場合(特に後者)、聞き手は大した悪意もなく「で?」を詠唱することがしばしばある。このことから、単に聞き返しのために用いるのであれば「で?」の使用を禁止しなくても良いという意見もある。しかし、このときの「で?」が話し手と聞き手の争いの元凶となるという事実を忘れてはならない。
会話の意図の追及
相手の話にオチがついたところで、絶対に「その会話をしたことの意味・意図」を追及してはならない。このときの「で?」を受けた相手は大抵狼狽し、防御呪文「え?」で対抗する。「え?」を受けた場合、賢い聞き手はただちに「で?」を使用した理由を好意的に説明して事態の鎮静化を図ろうとするが、愚劣な者はすかさず補助呪文「だから?」を詠唱し、話し手と聞き手の関係をより深刻なものにしてしまう。この二者の間には既に深い溝ができており、その底に戦争の火種がくすぶっているのは明らかである。
無価値という烙印
相手の会話内容や行動内容を無価値であると評価し、相手の精神に多大なダメージを与えるために用いられる。聞いた相手の大多数は激昂するか、絶望的な無力感を感じる。なお、このときの「で?」の上位呪文には「それだけ?」がある。これが詠唱された次の瞬間には、既にどちらかが絶命していることも少なくない。

連呼による多重詠唱[編集]

この呪文は多重詠唱を行うことでより強力な効果が望める。 主に上記の無価値の烙印を押すにあたって使用されるが、粛清されましたの可能性がある。 また、デデデ大王と間違えられる可能性もあり、あまり過剰な速さで唱えるのは避けたほうがいいという説もある。

呪文の発動回避[編集]

「で?」は、使用が原則禁止となるほどの大変危険な呪文であるにもかかわらず、誰でも簡単に詠唱できてしまう。したがって、不用意に「で?」を詠唱してしまった場合に、その発動を速やかに回避する手段が必要である。幸いにも「で?」はたった一音で構成されている呪文なので、その方法は多様に存在する。たとえば、唱えてしまった後すぐに「で?でー?でっでっでっでっ電話だ」と言いつつ携帯電話を取り出すといったものがある。相手にはちょっとおどけた人、変わった人と思われるかもしれないが、呪文が発動してしまった場合の状況に比べればはるかにマシである。しかし、その時に携帯電話を所持していない場合は粛清されましたとなる。

繰り返すがあまりにも多くの災いを孕んだ極めて危険な呪文なので、必ず発動を回避しなければならない。

言語学的解釈[編集]

言語学者の銀田二冬彦は専門雑誌『言語』に「明治期における『で?』の用法」という論文を寄稿している。それによると、「で?」はラテン語における「de」を意味するという。明治時代日本人フランス語などのラテン語系言語に慣れておらず、助詞である「de」以外はほとんど聞き取れなかった。そのために「deの後になんと言いましたか?」の意味で「de?」と聞き返すことが多かったという。これは聞き返しの言葉さえも流暢に発音できなかった日本人がよく使ったようである。ちなみに、本来「de」は「ディ」と発音する。当時の日本人留学生はローマ字読みでフランス語を覚え、当地でフランス人が「ディ」と発音していても「デ」としか聞こえなかったのである。

その後、「de?」という言葉はフランス留学経験者が使う言葉という認識が生まれた。そのため、富豪の子女が日本でも西洋かぶれで「de?」と聞き返すと、貧乏人との間でひと悶着起きるということが少なくなかった。これが後に、広く喧嘩腰に聞き返す意味を持つようになって現代に至ると説明している。

明治維新以前から「で?」と聞き返すこと自体はあったようだが、喧嘩を売る意味が加わったのはそれ以降のようである。

課題[編集]

子供の喧嘩から全国規模の戦争まで引き起こしてしまう危険な呪文であるが、最近では幼児虐待の原因にもなっているという。誰でも簡単に唱えられてしまうため、幼児の発言や発音が偶然にも「で?」と聞こえてしまうことがしばしばあり、主に情緒的に問題のある親の餌食になってしまうと考えられている。

また近年の国際化により、日本のサブカルチャーに精通する者を中心に日本国内で「で?」を詠唱できる外国人が急速に増加している。彼らを通じてこの呪文が海外に流出するおそれがあり、早急な対策が望まれる。

関連項目[編集]