ちゃんこ鍋

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ちゃんこ鍋(ちゃんこなべ)とは、力士が座って食べる鍋である。

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概要[編集]

幕下力士の汗が味の決め手。

ちゃんこ鍋の「ちゃんこ」とは「座る」の幼児語である。ある部屋で、立ち食いをしている若い力士に対し「食事のときくらい座るのが礼儀だ」と先輩力士が注意したが、腑に落ちない様子である。もしかして言葉が難しすぎたかと、機転を利かせて「○○くん、ちゃんこしなさい!」と言いなおしたところ言うことをきいた、というのが名前の由来である。以来、「ちゃんこ鍋」は覚えやすく、座って食べるというマナーも身に着くということですぐに定着していった。

料理自体は、野菜をざく切りにして放り込んでごった煮にした非常に簡単なものである。複雑な手順をふむ必要がなく、教えればサルにでも作れる。もちろん作る際のポイントはあるが、具は肉や魚などのたんぱく質を中心にすること、ベースには味噌醤油などの無難なものを使うなど、最低限のことを守っていれば、誰にでも美味しいちゃんこ鍋を作ることができる。いうまでもなく、大きな赤ちゃんでも。

ちゃんこ[編集]

ちなみに「ちゃんこ鍋」は鍋料理だが、「ちゃんこ」というと相撲取りが食べている料理全般を指す。つまり、鍋でなくても、自分の頭ほどもあるおにぎりも、口の周りを黄色くしながらすする卵かけご飯も、ナイフフォークをガチャガチャいわせながら食べるハンバーグも、愛人ファッションホテルでつまむワインのアテのオリーブも、相撲取りが食べればそれらはすべて「ちゃんこ」である。

しかし食べているものが何であっても、食事中の彼らは常に喜色満面である。なぜなら、肉体的な苦痛や疲労、理不尽な叱責、ビール瓶での殴打などを伴う長時間にわたる厳しいけいこを終えた後の食事というのは、それが時としてどんなに粗末であっても、あらゆる階級の力士たちにとっての至福の時だからである。

想像してほしい。鍋を囲んで車座になって座る力士たちの喜びを。肉団子を口いっぱいに頬張る大関の笑顔を。それを見たちゃんこ番の幕下力士の安堵の表情を。遡って、鍋が出来上がるのを待つちゃんこ番の期待と不安の入り混じった表情を。包丁を持つ彼の危なっかしい手つきを。そのソーセージのような丸々とした指を。その指でたどたどしく携帯電話の小さなキーを押しているところを。メールがうまく打てないので顔をしかめ、「ああもう」などとつぶやきながら親指をせわしなく動かしているところを。「30で星買います。手ははたきこみで」の「星」を「☆」にするかどうか迷い、「はたきこみ」を漢字でどう書くか忘れて途方に暮れているところを。こんなに無邪気で、けなげで、素直な存在を、ささいなことで貶めてよいものであろうか。彼らはおしくらまんじゅうの他に生き方を知らない、ほんの赤ん坊なのだ。けっして可愛くはないが。

そしてちゃんことは、そんな彼らの希望であり、幸福であり、生きる糧なのである。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

「ちゃんこして」は標準語ですか?