そして誰もいなくなった

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動: 案内検索
Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「そして誰もいなくなった」の項目を執筆しています。

そして誰もいなくなった(そしてだれもいなくなった)は、アガサ・クリスティ著作のホラー小説である。

概要[編集]

この小説は推理作家アガサ・クリスティによるミステリー小説の皮を被ったホラー小説である。なぜミステリ作家として有名であったクリスティがホラー小説を書いたのかというと、作家人生も折り返しに入り新しい切り口で物語を紡いでいこう、というクリスティの冒険心がミステリの枠を飛び越えたからであるとされる。今までにもアクロイド殺しオリエント急行殺人事件など、推理小説の掟無視とも言うべき作品を書いてきたのだが、それらの作品がクリスティの冒険心を満たすことはなかったのだろう。

あらすじ[編集]

スポイラー
スポイラー

警告:以下の文章にはネタバレ、いわゆるスポイラーが含まれています。これにより記事はより空気力学的に洗練され、その結果としてより高速で疾走できるようになります。

もしあなたが、セブルス・スネイプは二重スパイであり裏切っていないことや、吾輩」は偉そうな事言った挙句に酔っ払って溺れ死ぬことや、モンテ・クリスト伯爵がエドモン・ダンテスであることや、鼠は実は死んでいることや、アクロイド殺しの犯人は語り手の医師であることや、アンサイクロペディアウィキペディアのパロディであることを知らないのであれば、充分注意して、初版本を手放さないようにしてください。

U.N.オーエン夫妻に招かれてインディアン島に向かった7人の男と3人の女が全員、謎の失踪を遂げた。後日警察が調べたところ、失踪したと思われていた人物全員が死体となって発見された。なぜ彼らは死んだのか、それを警察と霊媒師が調査していくという物語である。もちろんこれはホラー小説なので、活躍したのは霊媒師のほうなのだが。

特徴[編集]

当時、クリスティー作の推理小説だと勘違いしてこの作品を読んだミステリマニアは、この作品の結末を読んで強い衝撃を受けた。まず、全員が全員とも幽霊に呪われ殺されてしまう、という救いようもない結末をしていることが挙げられる。普通なら「そんな終わり方で大丈夫か?」と突っ込みたくなるだろう。もしかするとクリスティは、どんな物語も必ずハッピーエンドで終わるとは限らない、と言うことを主張したかったのかもしれない。

もう1つの衝撃は、来訪者に呪いをかけ幽霊をけしかけた犯人の存在である。この物語の舞台となるインディアン島の主人であるU.N.オーエンは作中でまったく姿を現さず、10人の男女はシャイな人だなと思いつつも最初は主人のことを気にも留めていなかった。だが、やがてU.N.オーエンなる人物の凶悪性と、その人物は招聘された10人のメンバーの中に潜んでいるらしい、ということを知ることになる。

推理小説の嗜み方と言えばやはり誰が犯人であるか推測するということにかかってくる。今回も誰が呪いを発動させたかについては幾つか推理する手がかりがあった。丸で見当がつかなければ、勘でも良いし(だがそんな選び方で大丈夫か?)、とにかく読者はめいめいに怪しいと思った人物を推理する。犯人が当たった時の快楽は自分が探偵になったかのように心地が良いものなのだ。だが、この作品では、容疑者たちはみな同時に犯人に狙われる被害者たちでもある。そのため、読者は犯人だと思っていた人物が事件に巻き込まれて、「あれ、違ったのか?」と思わされる経験を何度も強いられる。それでもめげない人は、まだ生き残ってるメンバーの中に犯人がいるだろうと思い、また推理をやり直す。だがまた外れる。それでもめげない人は残りのメンバーから犯人を推理する。いい加減な奴は「どうせ最後に生き残ったやつが呪いをかけた犯人だろう」と投げ槍なことを考える。

しかし、どうやっても犯人当てが外れてしまうのは、仕方ない事なのである。というのも、この作品は前述の通り、10人全員が巻き込まれるという展開で終わっており、真面目に推理していた奴もいい加減に推理していた奴も思わずびっくらこいた。じゃぁ一体U.N.オーエンは誰なのか……?  当時の人達には、呪いをかけた本人が自身の呼びだした幽霊により呪い殺されるという真相は思いも及ばなかったのである。頭の良い人の説でさえ、U.N.オーエンは途中で事故に遭い死んでしまったのではないか、という説にしか辿り着けなかった[要出典]。この「犯人はすでに死んでしまった中にいる」という読者の盲点を突いたネタは、その意外性の高さから、後の人気推理小説・漫画にもよく使い回され採用されるようになった。このような点を見ても、クリスティはホラー小説であっても、ミステリの技術の開拓を忘れない偉大なチャレンジャーであったことが伺えるだろう。

また、アガサ・クリスティと言えばご存知の通り、名探偵「エルキュール・ポアロ」が活躍する一連のミステリー小説が有名であるが、本編にはポアロは一切登場しない。って言うか、作品の内容上登場していたら一体なんだこりゃな展開になってしまっていた、というものである。ポアロ達「探偵」というのは犯人が企てた巧妙なトリックを暴き、そしてそれを元に真犯人を導き出すのが仕事である。しかも、ミステリーというジャンルの中で活動するため、大人の事情により、事件を未然に防ぐことは出来ない。従って仮に流石のポアロがいたところで、幽霊が犯人である事件を解決できたかどうかは微妙なところである。

それ以前に、登場人物全員が死ぬという展開ゆえにポアロが出せなかったのだ、というのもある。当然ポアロはまだ他の作品に出演することが望まれる人物であるから、こんな物語で死ぬわけにはいかない。最低でも彼だけは生き残るべきであろう。だが最後にポアロが唯一生き残るという展開になってしまえば「呪いをかけた真犯人はポアロだった」というあまりにも意外すぎる真相にたどり着いてしまう。そして

  • 今までのポワロはなぜ霊に頼らなかったのか
  • そんな非科学的な手法を急に取り出してよいものか
  • 第一、ミステリとして認めてよいものか
  • それ以前に、今までの事件も全て犯人がポアロだったのか
  • いや、実はポアロなんて本当にいなかったのだよ
  • なん・・・だと・・・。

などと罵詈雑言・中傷・文句・デマ・憶測推測の流布中略が容易に想像できたため、やむを得ずポアロはベンチでお留守番ということになったのである。

「私の灰色の小さな脳細胞が活動を始めない
そして誰もいなくなった について、ポアロ

U.N.オーエンの正体[編集]

実はU.N.オーエン夫妻は犯人が呪いにより呼び出した戸籍にも載っていない幽霊であり、マザーグースという名の歌により実体化していたのだ。招いた十人と同じ数だけ人形を召喚し、歌が進むごとに人形を一つずつ破壊していくことで一人一人呪い殺していった。なぜこの10人が呼ばれたのかといえば、この10人はそろって悪人であり、呪い殺すことが存在意義たる幽霊にとっても遠慮なく殺せる人間だったからである。

この呪いの歌がアレンジされて現代にまで伝わったものが「U.N.オーエンは彼女なのか?」であり、本の挿絵に載っていた幽霊を元に作られたポケモンが「アンノーン」である。アンノーンが文字の形をしているのは、しゃべることの出来ないオーエンは、自身が文字型に変化することによって、殺す前の人物とコンタクトを取っていたからだとされる。

タイトル[編集]

この小説にアガサ・クリスティがつけた元々のタイトルは「Ten Little Niggers」というものであった。いや、当たり前だが、これを日本語に訳したところで「そして誰もいなくなった」にはならない。何故このような名前になったのか、というと、当時のアメリカの翻訳家たちがイギリスからこの小説を輸入する時に「アガサ・クリスティなんだから当然ミステリーだろぅ」という思い込みのもと、「なんか、、タイトル微妙じゃね?ミステリなんだから、そうだな・・・・・『そして誰もいなくなった』なんて締まってて格好良くね?そうだそうだ、それがいい!それで出版してやぁろぅっと☆」という判断がなされたためだとされている。

現在では「差別用語が原題に含まれているため」という理由が一般に伝わっているが、これは後々この小説がミステリではなくホラーだと気づいた翻訳家と出版者達の苦肉の策である。第一、昔に書かれた小説には「本小説内には、現在では差別的とされる表現が含まれていますが、書かれた当時の時代情勢と作者の意図を考慮して、原文のままとしました。」といった付記の元に、差別用語が含まれたまま出版しているものなど幾らでもあるのだから、差別用語云々などという理由はどう考えてもちゃんちゃらおかしいのである。

関連項目[編集]


ゆっくりしていってね!!!.png この項目「そして誰もいなくなった」は未完成だよ!!!
ゆっくりかきたしていってね!!! (Portal:スタブ)