かぐや姫 (古代月面戦争)

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かぐや姫(古代月面戦争) ( - ひめ こだいげつめんせんそう)とは1300年ほど前の月面に伝わる戦争の物語である。地球側では平安時代に「かぐや姫」の物語が進んでいる間に起こった、月面超古代文明崩壊を引き起こした殲滅戦争を指す。

あらすじ[編集]

今から1300年以上前、まだ地球上では貴族が「おじゃる」と話し、庶民は貧窮問答歌を歌い、武士はまだ貴族のパシリであり、光源氏が宮廷内で処女膜という処女膜を突き破っていた頃のお話。では20世紀文明よりも遥かに進んだ文明が発達し、兎と月面人とセーラー戦士は平和を謳歌して暮らしていた。消費のみを突き詰めた後の地球文明とは異なり、精神性を重んじ、循環社会を目指した月面はこの世の理想郷と言ってもよかった。この平和は永遠に続くと思われていた。

月面戦争[編集]

ある日、月の王族の少女が罪に問われた。些細な事だったのかもしれない。冤罪だったのかもしれない。しかし少女は有罪とされた。王族であったため死刑は免れたものの、「記憶の大半を奪い、野蛮人の住む地球に追放」という極めて悲惨な刑罰を言い渡され、実行に移された。すべては月面の秩序を守るための犠牲、苦渋に満ちた政治的な決断であった。

しかしそれに納得のいかない一派が現れた。「月面の政府は少女を残酷刑に処した」「許せない」「政府討つべし」「造反有理」とあちこちで反乱が起こった。政府はそれを鎮圧するためにあらゆる手を尽くしたが収まらず、仕方がなく月の軍隊を派遣し、武力での鎮圧に成功した。しかしこれがすべての始まりであった。反乱は次第に革命軍という名のクーデターを目指す軍事政権を発足させるにいたる。かくして、月面を二つに分けた大戦争を引き起こすにいたった。

ありとあらゆる破壊が行われ、各地で大規模な陸戦・宇宙戦艦による艦隊戦が行われた。民間人も軍人も区別なく殺され、報復は報復を生み、繁栄を謳歌した月面都市は破壊しつくされ、豊かな月は死の衛星となった。月面世界は核の炎に包まれ、月面人と兎の約半数を死に至らしめた

少女の帰還[編集]

わずかに生き残った月面人類と兎達は取り返しのつかない犠牲を払い、ようやく戦争の虚しさを理解でき、ここに終戦条約を結ぶこととなる。だが終戦しても政治を行える人間は既に死に絶えていた。月の人々は新しい政府を打ち立てるために、その象徴となるリーダーシップを持つ人間を求めた。多くの議論の後に出た結論は「追放刑に処せられた月の王族唯一の生き残りの少女を地球より召還する」事だった。

ひそかに少女とコンタクトをとった新生月面政府は少女が帰還に応じる意思を持つ事を知る。しかしここで問題が起こった。地球の政府である朝廷とが少女の返還を拒んだのである。帝は軍隊を派遣し、月の使節団に対し徹底抗戦の構えをとった。以前なら月の軍事力で壊滅できる些細な抵抗であるが、月面側はもはやまともに動く一隻の戦闘艦艇すら持っておらず(そのため牛車型の旧型輸送艇を用いることになる)、兵士の士気もガタガタでとてもではないが野蛮な地球人と戦う気力も無かった。

これを解決したのが唯一生き残った高級武官である一人の老軍人である。彼は現有戦力では勝てない事を悟り、ひとつの作戦を立案する。その作戦とは目くらましである。彼は輸送艇での地球突入を敢行し、身構える帝の軍隊に対し照明弾を発射、その隙に少女を回収し見事に月面に帰還する事に成功した。これに関しては地球側の記録にも「まぶしくて弓が撃てない」という記録がある。

その後の月[編集]

新生月面政府はその後、少女を取り立てて月面王国の再建に取り組んだという。竹取物語はここで終わっており、その後の月面が再び繁栄を取り戻したか、滅びの道を歩み死の星と成り果てたかは定かではない。

もっとも、少女は月に戻らなかったという記録もあり、このあたりも定かではない。

関連事項[編集]